中等部1年 林間学校
7月26日から29日まで、白樺湖方面で中等部1年生による林間学校を実施致しました。第1日目は八島ヶ原湿原を散策し、理科の事前学習もあいまって広大な自然を肌で感じたようです。ホテル到着後は希望者のサブイベントとして渓谷探検とグランドゴルフを体験し、それぞれ楽しんでいました。夜は生徒主催の夜イベントとして、ネイチャーガイドの濱さんのレクチャーを交えながらのクイズ大会が開かれました。生徒たちはみな真剣な表情で濱さんのお話に聞き入り、熱心にクイズ大会に参加していました。2日目は縞枯山の登山を予定していましたが、コース途中で雷鳴が轟いたため、急遽予定を変更して迂回路をハイキングしました。天候は残念でしたが、下山前には坪庭と呼ばれる溶岩質のコースも散策でき、生徒たちは楽しげな表情でロープウェイからの眺めを満喫して下山しました。2日目の夜イベントはクラス対抗のイントロクイズと足相撲でヒートアップしました。その後希望者向けサブイベントとして星空観察/肝試しを行いましたが、開始早々に大雨となり、生徒たちは別の意味で悲鳴をあげながら(?)ゴールを目指していました。3日目の午前はオリエンテーリング。事前学習で学んだ地図の読図スキルを活用して、コンパス片手に各班それぞれにユニークな作戦を立ててポイントを回っていきました。午後は野外炊飯=うどん作りです。うどん作り、具の調理、火起こしとスープ作りなど、班員で分担して最高のうどんを目指しました。火起こし班はショボショボする目から涙を流しながら、必死にうちわをはたいていました。食後は夜のキャンプファイヤーに向け、クラスに分かれてのスタンツ練習に取り組みました。早めの夕食を済ませてキャンプファイヤーを実施しようと思った矢先、重い暗雲がたちこめ雷鳴が轟き始めました。何とか点火式は外で、という生徒の願いが届いたのか、雨は何とか降らずに耐えてくれました。オープニングでいきなり花火を打ち上げ、残りのプログラムは全て室内のキャンドルファイヤー形式で行うことに変更しました。各クラスのスタンツはどれも個性的かつ華やかで、この取り組みの成果が文化祭でどのように反映するのか、今から楽しみです。その後はYMCAのダンス、リンダリンダの合唱などを行い、最後は学年主任による語りに生徒たちはしんみりと聴き入っていました。最終日、きびきびと閉校式を行うと最後に鷹山ファミリー牧場での農業体験が待っています。社会科での事前学習を踏まえて、各班農業の大変さをたっぷりと体験しました。この日植えたレタスは、9月に生徒たちのもとに届きます。楽しみにしていて下さい!慌しい集団生活の中で、どの生徒も一回り大きく成長したようです。これからも林間学校での経験を大切にして、中等部生活を有意義に過ごしてください。