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2016年11月

2016年11月29日 (火)

中等部2年 イングリッシュ・キャンプ

中等部2年生は11月17日~19日の2泊3日で、成田にあるラディソンホテルにて「イングリッシュ・キャンプ」を実施いたしました。学校集合後、行きの行程から10人の生徒に1人のネイティブの先生(NT)が担任として付き、英語での自己紹介や伝言ゲームが始まり親睦を深めていきました。最初は緊張していた生徒達もNTの雰囲気に引き込まれ、知らず知らずのうちに英語での会話が広がっていきました。ホテルでは英語を使って様々な言葉遊びやゲームを楽しみました。例えばトレジャーハント(英語で書かれた3つのヒントを手がかりに、ホテル内外に隠された10個のKey Wordを探し英文を完成するゲーム)では、皆ヒントを読み解くことからグループで協力し、必死に探し回りました。スポーツバーでドリンクオーダーをするプログラムでは、ネイティブのホテルスタッフが、英語で自分のドリンクを注文する生徒に上手にアドバイスしてくださり、全員がオーダーをすることができました。2日目のディナーにはフライトを終えたクルーが食事に加わって下さり、「職業調べ学習」にもつながる貴重な経験をすることができました。最終日にはそれまで何時間も使って台本から作り上げた、英語創作劇を発表しました。20班それぞれの頑張りが手にとるように分かる力作ばかりでした。この3日間で生徒達は「英語が通じた」という喜びや、「言いたいことがうまく表現できなかった」というもどかしさを感じていました。この気持ちがきっと、英語をもっと学びたい、1年後のニュージーランド修学旅行ではもっと会話できるようになりたいという次なる目標につながってくれることと思います。

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2016年11月18日 (金)

中等部1年 創立者森村市左衛門研究

『「未知の世界」を切り広げ、生徒一人ひとりの「志」や「夢」を応援したい。』そのためのひとつの手段として、中等部1年次には毎年「創立者森村市左衛門研究」を行っております。この取り組みは始めてからすでに15年以上が経過しています。この研究の主たる目的は次の通りです。『市左衛門翁の遺した「独立自営」の精神を汲み取り、青年として自立し(=独立)、何事に対しても自ら率先して行動できる(=自営)人間であることの大切さを伝えること、また、自らの進むべき路を模索するにあたり、自らが社会を構成する一員であることの自覚を促し、他者の存在や異なる価値観を受容できる姿勢を身に付けさせること。』今年度は10月上旬から研究をスタートしました。まずは、約20年前に制作されたビデオ「未来への英知~森村市左衛門物語~」(約50分)を鑑賞しました。ビデオはオールドノリタケの「NIPPON」のコレクターであり研究家でもあるアメリカ人女性による「NIPPON」への絶賛から始まり、その後は市左衛門翁の生涯、翁が遺された数々のお言葉などが紹介されていました。次は各クラスでのグループ別研究作業です。配布された参考資料は全部で5種類(❶「森村市左衛門の無欲の生涯」、❷「儲けんと思わば天に貸せ」、❸「2013年中日新聞社連載記事」、❹「創立者森村市左衛門翁の言行録」、❺「学園創立者森村市左衛門翁のお話」)。❶と❷の資料を中心に、各グループは与えられた「シーン」ごとにその資料を読み解き、互いに相談し合い、最終的には個人で「市左衛門新聞ポスター(Bサイズ1枚)」を作成しました。(シーン1:市左衛門の若き日々、シーン2:貿易商への展開、シーン3:森村組誕生・豊をアメリカへ、シーン4:洋食器への挑戦、シーン5:教育への情熱、シーン6:森村の精神、シーン7:その後の森村)同研究は1か月半におよび、クラス内でのグループ別プレゼンテーション大会を経て、11月16日(水)には各クラスの代表グループがホールにて研究成果を披露しました。度重なる大きな困難を他人に依存することなく乗り越え、私利私欲のためでなく国家将来のために生き抜いた森村市左衛門翁の偉大さを皆さんは実感したことと思います。

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2016年11月11日 (金)

高等部3年 芸術鑑賞

高等部3年生は最後の校外行事である芸術鑑賞に行きました。今年度は劇団四季のロングランミュージカル『ライオンキング』を鑑賞しました。力強い歌声と迫力のダンスを満喫しました。日ごろの疲れも少し癒されたのではないでしょうか。

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2016年11月 7日 (月)

中等部3年 ニュージーランド修学旅行

10月23日(日)から29日(土)にかけて、中等部3年生はニュージーランド修学旅行を実施しました。初日は、成田からの直行便で約11時間かけて無事オークランド空港に到着。そこからバスに乗り換え数時間の移動後、生徒達が向かった先は「ワイトモ鍾乳洞」。原住民マオリの人々が今も大切に管理している洞窟で、生徒達は幻想的な土ボタルの光の世界に浸りました。その後は、少人数グループに分かれて3泊4日間のファームステイへ。人間よりも羊の数の方が多いニュージーランドにおいて、日本ではなかなか経験できない広大なファームを身近に感じながら、大規模酪農家、キウイフルーツ農家、アボカド農家など、多様なファームステイ先で生徒達はお世話になることになりました。各ファームステイ先では、羊の毛刈りや乳しぼり、子羊や子牛へのミルクあげ、作物の収穫などを体験したようです。自ら英語を使わざるをえない状況の下、悪戦苦闘しながらもコミュニケーションを取ろうと挑戦し、ひとまわり成長して帰ってきた生徒達の顔が印象的でした。5日目の午前は、現地の学校との交流が行われました。初めにマオリの伝統的な歓迎の儀式を受け、こちらからは全生徒の合唱や、ESS部のダンス、空手道、新体操、ソーラン節などを披露しました。その後は少人数のグループに分かれ、マオリ伝統の「ハカ」を習ったり、現地校の生徒と英語で1対1の会話をするなどコミュニケーションの場を多く取ることができました。帰りには、道路まで現地校の生徒達が出てきて見送ってくれるほど充実した時間になりました。午後からは、コース別のアクティビティに挑戦。スリル満点の川下り「ラフティング」、最高時速80キロで湖面を疾走する「ジェットボード」、ニュージーランドの国鳥でもあるキウイバードの飼育施設を見学する「レインボースプリングス」、そして「乗馬」にそれぞれ参加し、楽しい思い出をつくることができました。6日目の午前は、高さ30メートルまで噴き上げる間欠泉を見学し、オークランド博物館へ。オークランド博物館では、キウイバードの剥製やゼロ戦などが見学できます。そして午後からは待ちに待った自主研修。班ごとにオークランドの街並みを自由に散策します。7日目は朝早くの飛行機に乗り日本へ。夕方に無事日本に帰国することができました。今回の修学旅行をきっかけに、今まで知らなかった分野に興味が広がり、新たなことにチャレンジする生徒が増えることを願っています。

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