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2011年9月22日 (木)

2011年度みずき祭⑤生徒会企画講演会「気仙沼唐桑:加藤様」

講演会に先立ち、生徒会執行部員が、6月と7月の2回、東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市を訪れたときの様子を映像を交えながら、報告いたしました。

その後、その訪問がきっかけでご縁ができた加藤拓馬様にご登壇いただきました。森村の卒業生で元生徒会長、郭晃彰さん(郭さんは加藤様の友人で東京から加藤様の活動を支える「拓~加藤拓馬を支える会」の事務局代表でもあります。)との対談形式で講演会が始まりました。

加藤様はご自身が幼少期に阪神淡路大震災を経験されました。早稲田大学進学後は、「ワークキャンプ」という活動に従事され、主に中国の「ハンセン病隔離村」でのインフラ整備、差別問題の解消などに4年間積極的に携わった経験をされて方です。その加藤様は、震災直後から気仙沼市唐桑町に入り、ガレキ撤去の毎日を過ごされています。その様子を近隣の住民や避難所の人たちが見て、ガレキ撤去の依頼が増えているようです。

『社会問題の解決に取り組むには、その現地のど真ん中で、個人的なつながりを作れれば、何かが動き始めるのではないでしょうか。』

「個と個の絆」を大切にし、無心で復興に尽力される加藤様の姿に、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。閉会後も多くの講演会参加者が加藤様へ質問をしたり、励ましの言葉を送っていました。

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「拓~加藤拓馬を支える会」

加藤様の活動の様子は、活動日記「遠東記」で日々更新されています。

遠東記 http://blog.canpan.info/entoki/