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2013年4月28日 (日)

中等部2年 校外行事

中等部では、1年次に創立者森村市左衛門研究を通して、建学の精神「人の役に立つ人」、そして、校訓「正直・親切・勤勉」の真の意味を翁の生きた姿から学びます。その研究の集大成として、中等部2年生は名古屋へ「市左衛門研修旅行」に行ってまいりました。最初に訪れたのは、「ノリタケカンパニーリミテド本社」および「ノリタケの森」。雨の降る中、傘を差しながらスタッフの方々が森村生を出迎えてくださいました。今年で創立110周年を迎えるノリタケカンパニーリミテドでは、種村代表取締役社長からご講演いただきました。種村社長のお言葉の随所から、学園とノリタケ共通に継承される森村翁の精神を窺い知ることができました。ノリタケの森では、お皿の絵付け体験、ノリタケミュージアムで豪華な「オールドノリタケ」などの鑑賞、クラフトセンターでは陶磁器の美を触れ、森村大倉記念館では、森村グループの歴史やセラミックの無限に広がる可能性を知ることができました。その後ノリタケの森を後にし、バスで近くの「三菱東京UFJ銀行貨幣資料館」を訪れ、翁が日米貿易を始める動機となった幕末の「不当な交換比率での金貨流出」を、当時の金貨の大きさの変化から感じ取ることができました。新幹線を利用した日帰りの校外行事となりましたが、学園のルーツを再発見する貴重な経験となりました。

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行きの新幹線内の様子 種村社長の講演会 ノリタケの森で絵付け体験
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森村・大倉記念館 貨幣資料館