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2014年2月25日 (火)

中等部2年 職業調べ講演会 パイロット・弁護士

1月29日(水)の中等部2年生職業調べ講演会では、事前のアンケートで希望の多かった2職種、「パイロット」と「弁護士」の先輩、田中大雅さん(ANAパイロット)と藤江勇佑さん(弁護士)をお招きしました。2職種の方を一度にお呼びした理由は、その個々の仕事についてだけでなく、そこに共通する大切なことに目を向けて欲しいからでした。ウォーミングアップ代わりに、人気テレビドラマの1シーンを流し、それぞれの職業の世間のイメージと実際のギャップについてお話しいただきました。「実際にその通り」というものもあれば、「それはフィクション」というものもありで、生徒たちの興味をかきたてました。パイロットの田中さんは、「一つのフライトが終わったらまた急いで別のフライトに向かうというハードな毎日。しかも汗で手袋がびっしょりになるほどの緊張の連続…。」、弁護士の藤江さんは、「仕事の8~9割はデスクワーク。毎日遅くまで文章を作っていくのは学校の宿題の比ではない。それでいて裁判中に傍聴席からヤジが飛び傷つくこともしばしば。この仕事が自分に本当に向いているのか思う毎日です。」とそれぞれお話ししてくださいました。田中さんは、パイロットの操縦技術も大切ですが、コミュニケーション力も同様に大切という話題をされ、実際に会社の研修で行われている内容を紹介してくださいました。二人の生徒を登壇させ、一人はホワイトボードの片面に予め描かれた絵を見、その絵を見ていないもう一人にその絵の内容を口頭で伝え、絵を再現させるものです。森村学園の新カリキュラム「言語技術」で扱う「空間配列」と同じ内容であるために、再現された絵は予め描かれた絵にそっくりでした。講演会の後半は、それぞれの仕事のやりがいを語ってくださいました。お二人に共通したこと、それは仕事とは誰かの役に立つこと、自分の力で社会に貢献することでした。憧れの職業に携わる先輩から、働くとはどういうことなのか、夢実現のためにどのような経験をされたのかを聞くことができました。

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人気TVドラマの1シーン パイロットの田中さん 弁護士の藤江さん(右)

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担任の司会で講演会は進行 パイロット研修体験「絵の描写」 弁護士体験も・・・