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2014年7月 4日 (金)

中等部2年 ブタの眼球の解剖実験

7月4日(金)、中等部2年生の理科の実験でブタの眼球の解剖を行いました。教員が解剖の手順をスクリーンに映し出しながらデモンストレーションを行うと、生徒たちは「うわぁー」という感嘆の声を漏らしていました。時折生徒たちが興奮する場面もありましたが、教員が「生命を扱っていること」の意味を再確認すると、落ち着きを取り戻して再び解剖の様子に見入っているのが印象的でした。

その後実際に生徒たちは解剖と記録を分担して実験に取り組みました。真剣な目つきで眼球の手触りを確かめながら、意外なほど慣れた手つきで解体していきました。眼球を輪切りにして透明なガラス体が流れ出ると、「きれい」という声があちこちで聞こえました。最後に眼球から水晶体をはがして新聞紙の上のスライドガラスに載せると、文字が大きくなったことに生徒たちは感動していました。まさに自分の目が今「見ている」ということを生物学的に体感した瞬間かもしれません。知る楽しさ、学ぶ面白さをこれからもたくさん経験して欲しいと思います。

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