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2015年4月10日 (金)

1学期始業式

季節外れの強い寒気の影響で、朝から雨やみぞれの降る4月8日(水)、平成27年度1学期始業式が行われました。最初に体育館に入場していたのは中等部2年生から高等部3年生。先輩たちの大きな拍手が鳴り響く中、中等部1年生が入場してきました。式の中で髙橋校長は次のような言葉を述べました。『車でキャンパス内を移動していたお客様が生徒から挨拶をされ、車中にいる来客者に対しても挨拶する森村生に感激した、と。そのことを聞いて私は嬉しく思いました。挨拶がきちんとできることは気持ちの良いことです。(中略)さて、中等部生は毎週木曜日の放課後に「自学自習」の時間が始まります。これは家庭学習の習慣を身に付けるための取り組みです。高等部生は「放課後自習教室」を再開します。夢に向かって努力を続けて欲しい。自分の今の成績が目標から遠くても、努力を続ければ必ず劇的に向上することが来ます。大事なことは続けることです。一年間、夢に向かって頑張りましょう。』その後は、新入生代表の斎藤くんのはつらつとした挨拶。『希望や不安でいっぱいですが、部活動やみずき祭が今から楽しみです。自分らしさを忘れずに、仲間の大切さを忘れずに中高生活を過ごしていきたい。』続いて高等部3年生の高橋くんから、在校生を代表して次のような挨拶がありました。『私の中高生活が始まった5年前は、学園が100周年を迎え、新校舎へと生まれ変わった節目の年でした。大きなガラス窓の、分け隔てのない教室や職員室。校舎の中央を貫くトップライトの吹き抜け空間。初めて地下1階からその吹き抜けを見上げた時、自然の光に向かってためらいもなく突き抜けていくその展望に惹きつけられました。ガレリアと呼ばれるこの開放的な空間は、森村の精神の象徴であるように思いました。人を隔てず、また自分の興味や発見を行き来しながら全体を見渡せる視点に立つ。森村の良いところは、それぞれの個性や能力を、温かい人間関係の中で、まっすぐに探究していけるところだと今も感じています。(中略)私から皆さんに伝えたいことが2つあります。1つめは、「限界を作らないで欲しい」ということです。森村の良いところは、チャレンジゆえの失敗をとがめる環境ではないところです。2つめは、「自ら関わる人であって欲しい」ということです。自ら関わるか、関わらないかで、この先の出会いは大きく変わるのではないかと思うのです。人は無数の縁の中に生きています。大事なのは、自ら出会いを求めること、与えられた縁をどう生かすかだと思います。』新入生代表、在校生代表の堂々とした挨拶に、大きな拍手が起こりました。最後に、春休み中に活躍した生徒たちへの表彰式が行われました。(「道の作文コンクール」「東洋英和大学レシテーションコンテスト」、新体操部、ゴルフ部、テニス部)

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