高等部1年 芸術鑑賞
6月13日(月)、高等部1年生は、東京演劇集団風の公演「ヘレンケラーひびき合うものたち」を観劇しました。直前の6月10日には事前学習として人と人がいかに伝え合うのか、俳優の方よりワークショップでお話を伺いました。「だるまさん転んだ」や「じゃんけん」を通じて相手をいかに見るか、見えないものをいかに伝え合うのか、ということを楽しみながら教えていただき、さらに当日の観劇を通じて、言葉のもつ力や、いかに喜びを感じて生きるか、という大きなテーマを考える機会となりました。公演後の感想メモには、「目が見えない、耳が聞こえない、話せないという状態はなかなか想像できるものではありません。そんな役をリアルに演じることは難しいと思いますが、ヘレンケラー役の方の演技力に圧倒されました。事前学習でおっしゃっていた通り、舞台のテレビや映画と違いはアップがなく全体が見えていることを思い出し、意識してみていました。するとセリフを話していない役者さんもただ立っているだけではなく、事前に動いたり反応したりしていて、改めて役者さんのすばらしさを感じました」という感想が寄せられました。ヘレンとアニーの姿に涙する生徒もあり、有意義な鑑賞会となりました。
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