中等部1年 芸術鑑賞
6月6日(水)、中等部1年生は初めての芸術鑑賞行事を行いました。中等部では3年間を通じて様々な日本の伝統芸能を鑑賞しますが、1年次は和太鼓を中心とした和楽器を鑑賞します。「太鼓集団天邪鬼」の方の演奏が始まると、その迫力に瞬時に生徒は圧倒され、舞台に集中しました。耳だけではなく、目でも身体でも振動と動きを感ずる和太鼓の魅力に多くの生徒が想像以上の面白さを感じた様です。
さらに今年度は始めて獅子舞の演舞もプログラムに入れて頂きました。本当の動物、猫のような妙技に思わず立ち上がって見ようとする姿も見受けられました。獅子に噛んでもらうことが「邪気を払うこと」、「神がつく」ことであるというご説明を受け、歴史のある獅子舞にも伝統を感ずることが出来たようです。
体験コーナーでは600万円以上もする太鼓も叩かせていただき、楽しみました。質疑応答での挙手の多さに、興味をもって参加できたこと、芸術鑑賞という舞台を作る一員としてひとりひとりが活動できたことが物語られていました。演奏後に残した感想文には「振動がビンビンおなかのそこに感じておもしろかった」「太鼓の迫力が天邪鬼の方々の筋肉に重なって感じられた」「専門家ばかりが集まる大会で優勝なんてすごい」「世界に誇れる音楽だと知った」「小学校の頃やっていた太鼓をまたやりたくなった」といった声が寄せられました。