第41回体育祭
吹く風が肌に心地よく心躍る5月31日(金)、第41回体育祭が行われました。
開会式の冒頭で江川校長は、川崎無差別殺傷事件に触れ、この痛ましい事件で犠牲になったお二人のご冥福と、負傷した方々の快復と祈り、全校生徒、全職員、保護者の方々とともに黙祷を捧げました。
さて、今年の体育祭も、どの競技・演技でもフェアプレーの精神のもと、清々しい笑顔、悔し涙など、様々なドラマが繰り広げられました。
閉会式で江川校長は、次のような講評を述べました。
『皆さん、大変お疲れ様でした。各人が思いっきり競技、演技ができましたか。皆さんは今日までの準備や練習でいろいろなことがあったと思います。すべてが思い通りになったでしょうか。思い通りにならなかったときはどうしましたか。友達や先生が励ましてくれ、気持ちが和んだことと思います。学校行事の中で皆さんの人間性が育まれる一面だと思います。校長一年生の私としては、すべての競技・演技が新鮮でした。特に心に残った6点をお話しします。
➀「全体応援」。各色のスタッフの努力により本日の出来栄えにするには大変だったことと思います。②高等部2年と1年女子の「ダンス」。白とピンクのフープを使ったダンスは大変立派でした。③高等部3年女子の「竹ダンス」。歴史を漂わせ、一糸乱れぬ出来栄えでした。④高等部男子の「組体操」。泥にまみれながらの演技、男らしかったです。⑤「みんなでリレー」。中等部2年の男女で全員のリレーです。女子の生徒二人が転んでしまいましたが、お互いに「大丈夫?」と気にかけていた姿は素晴らしいスポーツウーマンシップでした。⑥「綱引き」。教員チームと生徒チームのエキシビションマッチ。海鋒先生の物理学に則った指導が功を奏し、教員チームが勝利しました。
ご来賓の皆さま、保護者の皆さま、最後まで応援していただき、誠に有難うございました。近隣の皆さま、お騒がせをしました。本当に申し訳ございませんでした。これで第41回体育祭の講評とさせていただきます。』