中等部1年 芸術鑑賞(和太鼓)
6月5日(水)、長津田にある「みどりアートパーク」にて中等部1年の芸術鑑賞として和太鼓集団「天邪鬼」の皆さんの公演を鑑賞しました。ホールに到着し、学年主任の花村先生より鑑賞のマナーや舞台は演者と観客とで作り上げるものであること、「良い」観客であることの大切さなどのお話をいただきいよいよ公演スタートです。ステージに降りていた緞帳が上がると、いきなり太鼓の音が振動と共に鳴り響きます。一気に和太鼓の世界に全員が引き込まれました。生で感じる和太鼓の音はこちらの想像をはるかに超えた迫力でした。途中獅子舞も登場し、太鼓のリズムに合わせて軽快に、時にユーモラスに舞う獅子の姿に生徒たちは釘付けとなりました。「神が付く」ということで獅子に頭を噛まれる(噛みつかれる)と幸せと健康を授かるということで、獅子が舞台から降りて生徒たちの頭をがぶりと噛んで回った際にはみんな大喜び。貴重な体験をさせていただきました。また、演奏だけでなく、太鼓の歴史や歌舞伎の効果音として使われる「波」や「雪」の音の表現方法、獅子舞の仕組みなど、興味深い解説もたくさんしていただき、体全体で太鼓を感じながら驚きと感動と学びの詰まった芸術鑑賞の時間となりました。