ターム留学新規派遣校へ本学園理事長が訪問
本校では高等部1年生・2年生の希望者を対象に、7月末から9月半ばまでのおよそ10週間、オーストラリアのメルボルン近郊、メルトンという町にあるメルトンクリスティアンカレッジという学校に留学をし、現地の生徒と一緒にほぼ同じカリキュラムを学ぶことができる「ターム留学」という制度があります。その期間の多くを夏期休暇に被せることで森村での授業への影響を最小限に留めると共に、公益財団法人森村豊明会から留学奨励金が給付されることもあり、毎年多くの生徒が希望するプログラムです。昨年まではその派遣人数は4名と狭き門となっていました。そこで、今年から新たに追加で2名、レイクサイドカレッジという学校に留学できるようになりました。
レイクサイドカレッジはメルボルンからおよそ40分、パッカナムという新興住宅街に位置します。幼稚園から高校まであり全校生徒は350人程度、その名前の通り湖に面した小規模でアットホームな雰囲気が漂う私立の学校です。学校で教えている外国語はドイツ語であり、2年に1回希望者対象にドイツへの研修旅行を実施しています。また、メルボルンからは少し距離があり日本人も非常に少ない地区ですので、日本語を話す機会がほとんどない環境を備えた学校となっています。そのようなレイクサイドカレッジに、ご挨拶とターム留学生徒の視察を兼ねて、本学園理事長が7月30日(火)に訪問しました。
レイクサイドカレッジ中高の校長先生に校内を案内していただいていると、森村生がちょうどドイツ語の授業を受けていました。英語でドイツ語を学ぶという貴重な経験です。また、休み時間には小学生から高校の生徒までが皆一緒になって過ごしている姿が見られ、人と人のつながりを大切にしている学校だという印象を受けます。そして校内視察の後にレイクサイドカレッジの学園長へ、本学園理事長自ら本校の名前が入ったグッズやノリタケの陶器をプレゼントし、非常に喜んでいただけました。
既にお互いに交流を持つメルトンクリスティアンカレッジと共に、レイクサイドカレッジへのターム留学及び学校交流にぜひご期待ください。