2017年1月17日 (火)

高等部1年 国際交流会

現在高等部1年には1年間共に学校生活を過ごす香港からの留学生がいます。その留学生の所属する留学団体のご協力のもと、日本に留学に来ている様々な国出身の留学生(タイ、スウェーデン、ドイツ、ニュージーランド、チリ)を招いて国際交流会を行いました。以下、参加生徒のレポートです。 

今回、6か国から日本に留学に来ている、出身の違う6名の留学生をむかえ、総勢30名程で国際交流会を行いました。校内をご案内し、茶室では実際にお茶をたてていただき、留学生は本物の茶道を体験しました。留学生の皆さんからも出身の国についてそれぞれ紹介していただき、私たちの知らない文化に沢山触れることができ、とても有意義な時間にすることができました。英語ではない様々な言語で自己紹介の仕方を教えてもらい、また早口言葉にも挑戦しました。今回来てくださった留学生の皆さんはとても日本語が上手で、英語に自信がある人もそうでない人もすぐに打ち解けることができました。交流会は異国の文化に触れるとても良い時間になりました。6名の留学生の皆さん、ありがとうございました。

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2017年1月 6日 (金)

合唱部ボランティア公演

年の瀬迫る12月26日(月)、今年も合唱部は、南町田の老人ホーム「鶴の苑」にボランティア公演に出かけました。今年で6回目となり、この行事も恒例となりました。この日が通所の曜日でない方も、毎年いらしてくださり、今年もぜひ……と、特別にいらしてくださった方もありました。暦の関係で今年はクリスマスの翌日になってしまいましたが、それでも「クリスマスコンサート」と称し、暖かくお迎えくださいました。「合唱」という身体が楽器となる音楽活動であるため、ベストコンディションで臨むことは必須条件ですが、11月よりインフルエンザや胃腸炎が流行り、体調管理にはとても気を遣いましたが、全員元気に公演を楽しむことができました。今年は懐かしい童謡や新しいクリスマスキャロルメドレーに、レパートリーを広げました。また、震災の復興ソングも手話をつけて歌いました。ご存じの曲は一緒に口ずさんでくださったり、一緒に手話をしてくださったり、会場も一緒になって合唱を楽しんでくださいました。そして「天使の歌声ね……」と最後には涙を流しながら拍手をしてくださいました。文化祭の公演とは性格の異なるこの公演で、私達もいろいろなことを学ばせていただきます。鶴の苑の皆様方、どうもありがとうございました。

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中等部3年 刑事裁判傍聴会

12月16日(金)、中等部3年生の希望者20名で神奈川県弁護士会が主催する刑事裁判傍聴会に出かけて参りました。まずは弁護士会館にて、弁護士の方から裁判に関する講義を受けてから、横浜地方裁判所に移動し、二つの法廷に分かれて刑事裁判を傍聴しました。裁判傍聴後は、再び弁護士会館に戻り、傍聴した裁判に関する事後講義の時間を設けていただきました。担当して下さった弁護士の方は卒業生ということもあり、生徒たちは熱心に質問をするなど、普段はなかなか接する機会のない司法の世界について理解を深めることができました。 

参加した生徒の感想より 

●私にとって裁判を生で傍聴したのは今回が初めてだった。実際に裁判所へ行ってみるとドラマなどとは違い、こじんまりとした印象を受けた。しかし、裁判官の礼から始まった裁判は、ドラマなどでは味わえないような緊張感が傍聴席にも伝わってきた。検察官、弁護士、裁判官がとても速いスピードで資料を読み上げ、被告人や証人の質問をしている姿は圧巻で、今まで自分とはほど遠かった司法を身近に感じることができた。 

●薬物についての裁判でした。この裁判で思ったことは、「今後、被告人は本当に更生していけるのか」と判断する裁判官の観察力のすごさでした。「起訴状一本主義」という事を、裁判前、弁護士さんからの事前講習で初めて知りました。つまり、裁判官はその場で考え、尋問しているのです。その対応力もさすがだなと思いました。裁判を傍聴すると被告人の人生観などが分かり、考えるものは沢山ありました。善悪を判断するのはとても難しいことであるという事も実感できました。 

●私が今日の裁判に行って良かったことは、裁判の流れや雰囲気などをドラマや映画のようなある意味では偏っている見方ではなく、ありのままに知れたことです。(中略)今回の裁判官は被告人の目をよく見ていました。特に印象深かったのが、最後に被告人に「何か一言言いたいことはあるか」と聞いたとき、被告人から「二度と覚せい剤をしません」という言葉が出るまで目を被告から離さなかったことです。

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2016年12月19日 (月)

東京大学大学院 研究室訪問

第2回理科見学
12月16日に高等部1年生の希望者で、東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 島野研究室を訪問しました。光物性物理学という難しい分野ですが、最初に島野教授より光についてわかりやすい講義をしていただき、その後実験室を見学しました。特に理系に進む生徒たちにとって、とても刺激になり、またこれからの勉強の励みになったことと思います。最後に学食で昼食をいただき、解散しました。

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2016年12月 4日 (日)

高等部1年 広島・山口研修旅行

11月19日(土)~21日(月)、高等部1年生は広島・山口で2泊3日の研修旅行を行いました。1日目、新幹線で広島に到着してすぐ平和記念公園へ。被爆体験者の方から講話を聞き、その後班別研修として資料館、記念公園内、原爆ドーム等の見学を行いました。講話をしていただいた方が被爆したのは15歳の時。自分たちと同じ年頃であった少女がどのようにして悲惨な状況を生き延びてきたのか。静まり返った会場で各々がその光景を想像しながらじっと耳を傾けている様子でした。自分たちが被爆体験の生の声を聞くことの出来る最後の世代であるという自覚と共に、貴重な時間が胸に刻まれました。その日のうちに山口県周防大島へ移動し、穏やかな瀬戸内海に囲まれた自然豊かな島で民泊体験2泊のスタートです。班ごとに様々な家庭にお世話になり日常と違う風土の中での生活を体験させていただきました。漁船に乗ってハマチやアジ、鯛などを釣り上げた班や島の特産であるみかん狩りをする班、染め物を体験する班など、充実した体験を通して自然が生活の中心にある島の暮らしに様々な事を感じたことと思います。2泊3日の短い時間の中に、これからの皆にとって大切なこと、知っておいて欲しいことが凝縮された研修旅行となりました。

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2016年11月29日 (火)

中等部2年 イングリッシュ・キャンプ

中等部2年生は11月17日~19日の2泊3日で、成田にあるラディソンホテルにて「イングリッシュ・キャンプ」を実施いたしました。学校集合後、行きの行程から10人の生徒に1人のネイティブの先生(NT)が担任として付き、英語での自己紹介や伝言ゲームが始まり親睦を深めていきました。最初は緊張していた生徒達もNTの雰囲気に引き込まれ、知らず知らずのうちに英語での会話が広がっていきました。ホテルでは英語を使って様々な言葉遊びやゲームを楽しみました。例えばトレジャーハント(英語で書かれた3つのヒントを手がかりに、ホテル内外に隠された10個のKey Wordを探し英文を完成するゲーム)では、皆ヒントを読み解くことからグループで協力し、必死に探し回りました。スポーツバーでドリンクオーダーをするプログラムでは、ネイティブのホテルスタッフが、英語で自分のドリンクを注文する生徒に上手にアドバイスしてくださり、全員がオーダーをすることができました。2日目のディナーにはフライトを終えたクルーが食事に加わって下さり、「職業調べ学習」にもつながる貴重な経験をすることができました。最終日にはそれまで何時間も使って台本から作り上げた、英語創作劇を発表しました。20班それぞれの頑張りが手にとるように分かる力作ばかりでした。この3日間で生徒達は「英語が通じた」という喜びや、「言いたいことがうまく表現できなかった」というもどかしさを感じていました。この気持ちがきっと、英語をもっと学びたい、1年後のニュージーランド修学旅行ではもっと会話できるようになりたいという次なる目標につながってくれることと思います。

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2016年11月18日 (金)

中等部1年 創立者森村市左衛門研究

『「未知の世界」を切り広げ、生徒一人ひとりの「志」や「夢」を応援したい。』そのためのひとつの手段として、中等部1年次には毎年「創立者森村市左衛門研究」を行っております。この取り組みは始めてからすでに15年以上が経過しています。この研究の主たる目的は次の通りです。『市左衛門翁の遺した「独立自営」の精神を汲み取り、青年として自立し(=独立)、何事に対しても自ら率先して行動できる(=自営)人間であることの大切さを伝えること、また、自らの進むべき路を模索するにあたり、自らが社会を構成する一員であることの自覚を促し、他者の存在や異なる価値観を受容できる姿勢を身に付けさせること。』今年度は10月上旬から研究をスタートしました。まずは、約20年前に制作されたビデオ「未来への英知~森村市左衛門物語~」(約50分)を鑑賞しました。ビデオはオールドノリタケの「NIPPON」のコレクターであり研究家でもあるアメリカ人女性による「NIPPON」への絶賛から始まり、その後は市左衛門翁の生涯、翁が遺された数々のお言葉などが紹介されていました。次は各クラスでのグループ別研究作業です。配布された参考資料は全部で5種類(❶「森村市左衛門の無欲の生涯」、❷「儲けんと思わば天に貸せ」、❸「2013年中日新聞社連載記事」、❹「創立者森村市左衛門翁の言行録」、❺「学園創立者森村市左衛門翁のお話」)。❶と❷の資料を中心に、各グループは与えられた「シーン」ごとにその資料を読み解き、互いに相談し合い、最終的には個人で「市左衛門新聞ポスター(Bサイズ1枚)」を作成しました。(シーン1:市左衛門の若き日々、シーン2:貿易商への展開、シーン3:森村組誕生・豊をアメリカへ、シーン4:洋食器への挑戦、シーン5:教育への情熱、シーン6:森村の精神、シーン7:その後の森村)同研究は1か月半におよび、クラス内でのグループ別プレゼンテーション大会を経て、11月16日(水)には各クラスの代表グループがホールにて研究成果を披露しました。度重なる大きな困難を他人に依存することなく乗り越え、私利私欲のためでなく国家将来のために生き抜いた森村市左衛門翁の偉大さを皆さんは実感したことと思います。

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2016年11月11日 (金)

高等部3年 芸術鑑賞

高等部3年生は最後の校外行事である芸術鑑賞に行きました。今年度は劇団四季のロングランミュージカル『ライオンキング』を鑑賞しました。力強い歌声と迫力のダンスを満喫しました。日ごろの疲れも少し癒されたのではないでしょうか。

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2016年11月 7日 (月)

中等部3年 ニュージーランド修学旅行

10月23日(日)から29日(土)にかけて、中等部3年生はニュージーランド修学旅行を実施しました。初日は、成田からの直行便で約11時間かけて無事オークランド空港に到着。そこからバスに乗り換え数時間の移動後、生徒達が向かった先は「ワイトモ鍾乳洞」。原住民マオリの人々が今も大切に管理している洞窟で、生徒達は幻想的な土ボタルの光の世界に浸りました。その後は、少人数グループに分かれて3泊4日間のファームステイへ。人間よりも羊の数の方が多いニュージーランドにおいて、日本ではなかなか経験できない広大なファームを身近に感じながら、大規模酪農家、キウイフルーツ農家、アボカド農家など、多様なファームステイ先で生徒達はお世話になることになりました。各ファームステイ先では、羊の毛刈りや乳しぼり、子羊や子牛へのミルクあげ、作物の収穫などを体験したようです。自ら英語を使わざるをえない状況の下、悪戦苦闘しながらもコミュニケーションを取ろうと挑戦し、ひとまわり成長して帰ってきた生徒達の顔が印象的でした。5日目の午前は、現地の学校との交流が行われました。初めにマオリの伝統的な歓迎の儀式を受け、こちらからは全生徒の合唱や、ESS部のダンス、空手道、新体操、ソーラン節などを披露しました。その後は少人数のグループに分かれ、マオリ伝統の「ハカ」を習ったり、現地校の生徒と英語で1対1の会話をするなどコミュニケーションの場を多く取ることができました。帰りには、道路まで現地校の生徒達が出てきて見送ってくれるほど充実した時間になりました。午後からは、コース別のアクティビティに挑戦。スリル満点の川下り「ラフティング」、最高時速80キロで湖面を疾走する「ジェットボード」、ニュージーランドの国鳥でもあるキウイバードの飼育施設を見学する「レインボースプリングス」、そして「乗馬」にそれぞれ参加し、楽しい思い出をつくることができました。6日目の午前は、高さ30メートルまで噴き上げる間欠泉を見学し、オークランド博物館へ。オークランド博物館では、キウイバードの剥製やゼロ戦などが見学できます。そして午後からは待ちに待った自主研修。班ごとにオークランドの街並みを自由に散策します。7日目は朝早くの飛行機に乗り日本へ。夕方に無事日本に帰国することができました。今回の修学旅行をきっかけに、今まで知らなかった分野に興味が広がり、新たなことにチャレンジする生徒が増えることを願っています。

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2016年10月27日 (木)

ESS部 ハロウィーン・パーティ

今年もESS部では恒例のハロウィーン・パーティが行われました。部員みんなで大きなかぼちゃの中身をくり抜き、「ジャック・オー・ランタン」を作ります。今年もユニークな作品が出来上がりました。

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