中等部1年林間学校、無事終了
2013年7月26日(金)から29日(月)まで、長野県白樺湖周辺で中等部1年生の林間学校を実施致しました。全行程を通じ、天候に恵まれた4日間でした。1日目は車山を下山して八島ヶ原湿原を歩きました。爽やかな風が吹く中、生徒たちは楽しげに会話をしながら果敢にハイキングに臨んでいました。夜はネイチャーガイドの方の講話を通じた自然学習を行いました。生徒は昼のハイキングの疲労感をものともせず、熱心に聞き入っていました。2日目は縞枯山の登山を行いました。山のふもとまでは晴天がもちこたえてくれましたが、天候が悪化したためロープウェイで下山しました。登頂できなかったことは残念でしたが、生徒たちは独特の縞枯れ現象に目を奪われ、前夜の自然学習と結び付けながら登山を楽しんでくれました。3日目の午前中はスコア・オリエンテーリングを実施しました。グループに分かれての本格的な競技に生徒たちは夢中になり、地図を片手に真剣に作戦を吟味しながらポイントを回っていました。1000点満点中700点以上をたたきだすチームが3チームも現れ、その健闘ぶりに拍手が起きました。午後はうどん作りを実施しました。各グループが麺・具・スープを調理し、最高の景色を眺めながら自分たちの料理に舌鼓を打っていました。夜は林間学校のハイライトとなるキャンプファイヤーを開催しました。直前まで雷雨と予報され、開催中も時折雨滴が降りましたが、奇跡的に夜空のもとでキャンプファイヤーを開催することに成功しました。自発的に名乗り出た生徒の主催によるキャンプファイヤーは教員も賛辞を惜しまないメリハリの利いた出来栄えでした。生徒たちはゲームに興じ、クラスごとのスタンツに全力投球し、ダンスで全てのエネルギーを発散し、思いきり楽しんでいました。4日目はあいにくの雨となり、高山ファミリー牧場で乳搾り体験・トラクター乗車体験・「命を扱う」農業に関する講話に参加しました。社会科で学んだ農業の知識を農家の方の言葉で再確認することで、知識が実感にもとづくものになってくれたらと願っています。講話でも農薬やTPPに関する質問などが飛び出て、活気溢れる中全行程を終了しました。生徒たちは、受け身ではなく自ら主体的に考え行動する4日間を過ごすことで、大きく成長してくれたように思います。この体験を是非とも今後の学校生活・人生の中で活かして欲しいと思います。
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