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2015年4月

2015年4月27日 (月)

中等部3年 校外行事

4月24日(金)、中等部3年生は校外行事として両国の江戸東京博物館見学と両国散策を実施致しました。博物館見学では前年度のアジア史で学んだ知識をもとに、担任の作ったクイズに班ごとに挑む形式で見学を行いました。鹿鳴館など動く展示品などには「わーすごい!」と知的な驚きを楽しむ様子が印象的でした。各班とも、制限時間の最後までクイズに完答するべく熱心に展示物に見入っていました。行事後はそれぞれの関心に合わせてレポートを作成することになっています。2学期のニュージーランド修学旅行に向けて、自ら調べ学ぶ姿勢をより深めていって欲しいと願っています。午後は両国散策。事前学習で学んだ両国橋や回向院などの見どころを中心に、各班古地図片手に江戸時代の風情に想像力をはたらかせることを大いに楽しみました。班によっては自分たちで魅力的な周遊スポットを開拓し、解散地点に戻ってきたときには充実した笑顔を見せてくれました。これもニュージーランド修学旅行での市街地自主研修に向けて貴重な学びの機会になったのではないかと思います。中等部最後の学年をともに過ごすクラスの新しい仲間たちと互いに親睦を深める校外行事となりました。

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高等部 球技会

4月24日(金)、高等部3学年による球技会が行われました。森村学園の球技会は生徒主宰。企画・運営を全て生徒の手で行います。選抜女子バスケットボール、バレーボール、ドッジボール、バスケットボール、選抜男子サッカーの計5種目が行われました。どの学年も競技では奮戦し、応援合戦にも熱が入りました。結果は女子の3種目を制し選抜男子サッカーも優勝するなど3年目の貫録を見せた3年生の優勝でしたが、各競技で高校1年生の活躍も見られ、高等部2年生は男子の3種目と選抜女子バスケットボールで優勝するなど、随所で手に汗握る接戦が見られました。

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2015年4月13日 (月)

管弦楽部 第10回記念定期演奏会

お陰さまで、第10回記念定期演奏会は大盛況のうちに終了いたしました。当日は1400名を超える多くのお客様にご来聴頂きましたことに心から御礼申し上げます。「吹奏楽部」「合奏部」から「管弦楽部」に発展し、そして定期演奏会を開けるようになって10年が経ちました。年々部員の数も増え、難曲に挑める力もつけてきました。今回は記念演奏会ということで、OB・OGにも参加を呼びかけ、34名の卒業生と一緒の舞台に立つことができました。日々の部活動に加えて、早朝練習や休日練習、合宿など練習を積み重ねてきた成果を存分に発揮することができたことと部員一同うれしく思っております。部員たちは緊張の中、演奏すること自体を楽しんでいたようで、その雰囲気がお客様にも十分お伝えできたかと思います。前半の歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、シューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」ではクラシック曲を通じて。基礎を大切に丁寧に演奏することを心がけました。そして後半、シャブリエの狂詩曲「スペイン」さらにポップスでは、部員が一体となって楽しみながら演奏することができました。さらにアンコール「オーメンズ・オブ・ラブ」ではお客様とご一緒にその音楽空間を共有できたことが、私たちにとってこの上ない幸せな時間であったと感じております。一つの節目をこえ、今後もこれを励みにさらに磨きをかけ、お客様によい演奏をお届けできますよう、音楽を楽しみながら練習を重ねて参りたいと思います。最後になりましたがこの演奏会を開催にするにあたり、ご協力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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2015年4月10日 (金)

1学期始業式

季節外れの強い寒気の影響で、朝から雨やみぞれの降る4月8日(水)、平成27年度1学期始業式が行われました。最初に体育館に入場していたのは中等部2年生から高等部3年生。先輩たちの大きな拍手が鳴り響く中、中等部1年生が入場してきました。式の中で髙橋校長は次のような言葉を述べました。『車でキャンパス内を移動していたお客様が生徒から挨拶をされ、車中にいる来客者に対しても挨拶する森村生に感激した、と。そのことを聞いて私は嬉しく思いました。挨拶がきちんとできることは気持ちの良いことです。(中略)さて、中等部生は毎週木曜日の放課後に「自学自習」の時間が始まります。これは家庭学習の習慣を身に付けるための取り組みです。高等部生は「放課後自習教室」を再開します。夢に向かって努力を続けて欲しい。自分の今の成績が目標から遠くても、努力を続ければ必ず劇的に向上することが来ます。大事なことは続けることです。一年間、夢に向かって頑張りましょう。』その後は、新入生代表の斎藤くんのはつらつとした挨拶。『希望や不安でいっぱいですが、部活動やみずき祭が今から楽しみです。自分らしさを忘れずに、仲間の大切さを忘れずに中高生活を過ごしていきたい。』続いて高等部3年生の高橋くんから、在校生を代表して次のような挨拶がありました。『私の中高生活が始まった5年前は、学園が100周年を迎え、新校舎へと生まれ変わった節目の年でした。大きなガラス窓の、分け隔てのない教室や職員室。校舎の中央を貫くトップライトの吹き抜け空間。初めて地下1階からその吹き抜けを見上げた時、自然の光に向かってためらいもなく突き抜けていくその展望に惹きつけられました。ガレリアと呼ばれるこの開放的な空間は、森村の精神の象徴であるように思いました。人を隔てず、また自分の興味や発見を行き来しながら全体を見渡せる視点に立つ。森村の良いところは、それぞれの個性や能力を、温かい人間関係の中で、まっすぐに探究していけるところだと今も感じています。(中略)私から皆さんに伝えたいことが2つあります。1つめは、「限界を作らないで欲しい」ということです。森村の良いところは、チャレンジゆえの失敗をとがめる環境ではないところです。2つめは、「自ら関わる人であって欲しい」ということです。自ら関わるか、関わらないかで、この先の出会いは大きく変わるのではないかと思うのです。人は無数の縁の中に生きています。大事なのは、自ら出会いを求めること、与えられた縁をどう生かすかだと思います。』新入生代表、在校生代表の堂々とした挨拶に、大きな拍手が起こりました。最後に、春休み中に活躍した生徒たちへの表彰式が行われました。(「道の作文コンクール」「東洋英和大学レシテーションコンテスト」、新体操部、ゴルフ部、テニス部)

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平成27年度 中等部入学式

春の冷たい雨の降る4月7日(火)、新入生206名が森村学園中等部に仲間入りしました。管弦楽部が演奏する「威風堂々」とともに真新しい制服に身を包んだ新入生が入場すると、会場からは温かな歓迎の拍手が起こりました。式の初めは校歌斉唱。2月の入学ガイダンスでの練習および、自宅練習用の校歌CDで練習した成果もあり、新入生の希望に満ちた元気な歌声が体育館いっぱいに響き渡りました。髙橋校長は式辞の中で次のような言葉を述べました。『自学自習の身に付けること、「自分から」という姿勢で何事にも積極的に取り組むこと、読書の習慣を身に付けること。何事も最初が肝心です。誇りをもって勉強に学校行事に部活動に、全力で向かって欲しい。志を高くもち、一日一日を大切に過ごして欲しい。』その後、松本理事長からの祝辞、校長による職員紹介と続き、厳粛さの中にも温かみのある入学式が終了しました。

150507_17新入生の入場

150507_76_2髙橋校長と新入生

150507_78_2担任が新入生一人一人の名前を読み上げます

150507_300入学式の教室風景①

150507_327入学式後の教室風景②

150507_335入学式後の教室風景③