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2015年11月

2015年11月30日 (月)

中等部2年 職業調べ講演会

進路指導の一環として、中等部2年では毎年「職業調べ学習」を行っています。今年度は、元救命救急士、動物園職員、有名スーパーの広報担当、舞台俳優の方など、多様な職業人のお話を聴くことができました。

 第1回目は、救命救急士の方です。私たちが緊急の怪我や病気をしたときに応急処置をしながら病院まで搬送してくれる救命救急士です。その仕事に就くには大学や専門学校等を卒業し、国家試験に受かる必要があります。大学や専門学校でも実習なども多く、また医薬品を扱うこともあるので、その知識も学ばなければならないので、勉強と運動の両方を必要とされるようです。

 第2回目は、動物園職員の方です。動物園で見かけることはあってもなかなか仕事内容までは知らない職種の一つかもしれません。動物園では動物の生態等を研究し、そのレポートを発表するこということに生徒たちは驚いていました。また、生徒たちの関心が高かったことは、動物園で動物が死んだ場合、その動物をすぐに解剖し、なぜ死に至ったかを調べるということでした。毎日が楽しそうだというイメージが強い動物園でのお仕事、この日の講演の内容生徒たちにとって刺激が強かったようです。

 第3回目は、有名スーパーの広報の方です。この方は以前に某有名アパレル企業に在籍していた方です。「広報ってどんな仕事?」と投げかけられた生徒たちは「なんだろう?」と首をかしげていました。広報とは会社が何をしているかをPRし、広く自社を売り込む仕事とのことです。また、危機管理を行うことも広報の仕事の一部だそうです。「このような講演会をして会社をアピールすることが仕事ですよ。」この言葉に多くの生徒が納得していたようでした。

 最後は舞台俳優の方です。国内のみならず、ロンドンやパリ、台湾などいろいろな舞台に出演しています。生徒たちにも人気の俳優、女優とも共演したことがあるそうです。講演の中で生徒3名をホール舞台上に誘い、一緒に「台本読み」をしていただきました。さすがプロの演技、生徒たちはみな圧倒されていたようでした。 

「今の仕事に就くきっかけは森村学園での生活の中にありました。」「14歳で将来の職業が見つかっていなくても大丈夫。人生の準備を今からしっかりと行ってください。」「可能性は無限にあります。」卒業生講演者からいただいた一言一言が、生徒の心の中に刻み込まれたようでした。

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2015年11月24日 (火)

第4回学校説明会 中1生がパネリストとして参加

11月22日(日)、「第4回学校説明会」が行われました。日曜日開催となる今回の説明会には、親子での参加も多く、昨年同時期の説明会より多くの皆様にご来校いただきました。誠に有難うございました。11月の説明会では「中等部1年生によるパネルディスカッション」が毎年の恒例企画となっております。今年も中等部1年生男女6名がパネリストとして参加。以下は、進行役の中1担任とパネリストたちとの主なやりとりです。 

①なぜ森村を受験しようと考えましたか。

 -校舎がきれいでグラウンドが広いから。

 -家から近く通いやすいから。

 -校風が自分の性格に合っていると思ったので。

 -文化祭で管弦楽部の演奏を聴いて。

 -大学進学実績が良いから。

 -塾の先生から勧められたから。

②入学当初の不安について聞かせてください。

 -友達ができるかどうか。

 -勉強についていけるかどうか。

③初等部出身者とどのように仲良くなりましたか。

 -登下校が一緒で仲良くなった。

 -部活動が一緒で仲良くなった。

 -初等部出身者が声をかけてくれ嬉しかった。自分からも積極的に声をかけた。

④昨年の今頃のことを聞かせてください。

 -塾から帰宅したら、過去問を毎日一教科ずつ解いていました。

 -テレビ番組は、ニュース以外禁止でした。

 -勉強に行き詰ると、母が息抜きにカフェに連れて行ってくれて嬉しかった。

⑤受験生に向けて応援メッセージをどうぞ。

 -わからない問題があったら飛ばして、余った時間で解きなおしてみましょう。

 -結果は後からついてくるから、絶対にあきらめないで頑張ってください。

 

パネリスト一人一人に対して、会場からは温かい視線をいただきました。

 

◎「入試問題解説会」のお知らせ◎ (6年生児童はHPで要予約)

日時 12月6日(日)14:00~16:00 

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2015年11月13日 (金)

中等部1年 創立者研究

幕末から明治の激動期にかけ、日米貿易を切り拓いた創立者森村市左衛門。中等部1年では創立者の研究を毎年行っております。創立者の長き苦悩とその成功ストーリーを関連書籍やビデオ、インターネットなどから学び、創立者の人生訓で学園の校訓でもある「正直・親切・勤勉」の真の意味を追求します。生徒たちはグループに分かれ研究を進め、クラス内でプレゼンテーションしました。去る11月4日には、各クラスの代表グループが学年全員の前でプレゼンテーションを行い、最優秀グループには、校長から賞状が手渡されました。

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2015年11月 5日 (木)

中等部3年 ニュージーランド修学旅行

10月24日から30日にかけて、中等部3年生はニュージーランド修学旅行を実施しました。初日は、成田からの直行便で約11時間かけて無事オークランド空港に到着。そこからバスに乗り換え3時間の移動。道中生徒たちは旅の疲れからか、ぐっすりと寝ていました。バスは「ワイトモ鍾乳洞」に到着。『天空の城ラピュタ』の飛行石の洞窟のモデルともなった幻想的な土ボタルの世界に浸りました。その後は、少人数グループに分かれて3泊4日間のファームステイに向かいました。大規模酪農家、貿易商、キウイフルーツ農家、犬のブリーダーなど多様なファームステイ先で、生徒たちはそれぞれにかけがえのない体験をしたようです。各ファームステイ先では、羊の毛刈りや乳しぼりを体験し、中には牛の出産シーンに立ち会うグループもありました。そのような貴重な体験を通して、英語でのコミュニケーションに挑戦し、ひとまわり成長して帰ってきたようです。5日目の午前は、コース別のアクティビティに挑戦。スリル満点の川下り「ラフティング」、最高時速80キロで湖面を疾走する「ジェットボード」、ニュージーランドの国鳥でもあるキウイバードの飼育施設を見学する「レインボースプリングス」、そして「乗馬」にそれぞれ参加し、楽しい思い出をつくることができました。午後は、高さ30メートルまで噴き上げる間欠泉を見学した後、先住民マオリのコンサートを堪能しました。生徒もマオリの伝統的なハカと呼ばれる芸能に参加し、異文化を体感していました。6日目の午前は、オークランド市内の学校との学校交流が行われ、現地の同年代の学生との交流を深めることができました。ジャズの演奏やダンスなどの披露で歓待された後、森村生からはそのお礼に、全生徒による振りを付けた合唱から始まり、ソーラン節・ダンス・空手の演武・新体操を披露しました。午後は、オークランド博物館見学とオークランド市内班別散策を行いました。帰国後、「フォトコンテスト」と「ニュージーランド事後学習ミニレポート」の指導が進んでおります。今回の修学旅行をきっかけに、様々な分野で野心的なチャレンジをする生徒が増えることを願っています。

Farm_meet_1ホストファミリーとご対面

Farm_visit_1ホストファミリーと一緒に

Hakka踊り「ハカ」の体験

Jetboardingジェットボード体験

School_visit交流校での授業体験①

School_visit_2交流校での授業体験②