グローバル研修④
16日間に渡るグローバル研修も終盤にさしかかって来ました。語学学校のある日の午後や土日を使い、生徒たちは様々な土地を訪れました。マルタの古都イムディーナを訪れ地中海の歴史の多層性を体感したり、美しい海辺で海水浴を楽しんだり、聖ヨハネ大聖堂やマルタ騎士団長の館を訪れたりした中で、生徒たちはマルタに来た意味を深く理解していきました。中でも、日本マルタ大使への表敬訪問、現役のマルタ騎士団員の方からのレクチャーなどは、貴重な経験となったようです。昨日、語学学校にて、普段同じ教室で授業を受けている海外からの学生たちに日本文化を紹介・体験してもらうイベント「JAPAN DAY」を開催しました。着物や剣道着、柔道着を初めて着る学生、自分の名前を漢字で書いてもらった学生、折り紙やけん玉に熱中する学生や、茶道を初めて体験する学生たちが喜ぶ姿を見て、森村の生徒たちも、非常に充実感を強めたようです。こうして親交を深めたクラスメイトたちと過ごすのもあと2日。寂しさを感じてきている生徒もいます。十代という多感な時期に、生まれ育った国や文化が違う同年代の学生たちと、英語をツールとして親交を深め、共通の思い出を作っていく経験は、何にも代え難いものになるのではないかと思います。今の時代はSNSなどを通じて研修後も繋がり続けることが容易にできます。今回得た貴重な縁を、これからも大切にしてもらいたいと思います。