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2019年7月31日 (水)

2019年度 オーストラリア語学研修④

今回は、「私の週末」というテーマで、本研修に参加している生徒自身が自分の過ごした週末について記事を作成してくれました。1回目の今回は、高等部1年のTさんが担当しました。皆さまぜひご一読ください。

*生徒本人が感じた様子をそのままお伝えするため、記事は原文のままになっています。

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「最近の森村」をご覧の皆さま、Hello ! こんにちは。先に書いておきます。この文章とてもとても長いです。

さて、オーストラリアに来て約1週間が経ちました。お父様方、お母様方、私たちは全員無事に生きています。ご安心ください。

最初の1週間では現地の学校の授業に参加したり、動物園や金鉱に行ったりしました。やはりネイティブの英語は聞き取れないことも多いですが、オーストラリアの人はとても優しく分かるまで言ってくれます。学校のランチタイムには現地の生徒が話しかけてきてくれます。毎日、朝起きてから寝るまですべてが英語なのはとても新鮮で、大変ですが充実した日々を送っています。このような素敵な体験をする機会を下さりありがとうございます。

前ふりが長くなりましたがここから私の週末を紹介します。

私たちの通っているジーロングのカバナントカレッジは土曜日と日曜日がお休みです。なので、土日はホストファミリーと過ごします。まずは土曜日を紹介します。

朝は10時くらいに起きました。朝食にはcrumpetというパンを食べました。食感は今川焼のようなものです。朝食はホストファミリーが作ってくれる日が多いですが、今日は自分で作りました。といっても、パンを焼いただけですが。

朝食後はホストブラザーと自転車とスケートボードで遊びました。いつもゲームなどに誘ってくれます。そして、今日はチョコレートファクトリーに連れて行ってくれました。名前の通りこれでもかというほどチョコレートが売られていました。チョコ好きにはたまらないですね♡♡チョコレートファクトリーは有名なところらしく、他にも日本人の留学生がホストファミリーと来ていました。なんと!!森村生も2人来ていました。SちゃんとMちゃんです。

その後はショッピングセンターに行きました。面白い雑貨がたくさんあります。ホストファザーがおもちゃの蛇で脅かしてきたりします。また、オーストラリアは袋が日本のようにタダではないお店もありました。以前は日本のように買い物をする度にビニールバックを使っていたそうですが、プラスチックごみをこれ以上増やさないために有料になったそうです。私は日本でビニール袋を何気なく使いますが、よく考えていると使わないビニール袋が家に溜まっていくだけだなと思いました。日本ではエコ3Rのリユース、リサイクルはよくありますが、リデュースが少ないのかなと思います。例えば、日本のエコと言えば分別やごみ拾いなどが浮かびます。これはとてもいいことだし続けなければいけないことだと思います。けれど、ゴミ自体を減らすことにはならないと思いました。このことは日本に居たままでは気づけなかったことだと思いました。急に環境問題に発展させてなんだこいつと思われたかもしれません。m ( _ __ )m ぺこり。

気を取り直していきます。

夜にはNathan Plumrideさんのコンサートに行きました。教会でのコンサートでした。日本ではどうかわかりませんが、歌手とファンの距離が近く、コンサートの後にはサインと写真を求める列ができていました。

コンサートの後にミートパイを食べました。オーストラリアの有名な食べ物です。金曜日に行ったソブリンヒルではほとんどの人が食べたと思います。美味しいです。とてもおいしいです。(2回言った)

この日は翌日の朝教会に行く予定だったので帰っていてシャワーを浴びたらすぐ寝ました。

日曜日は、午前中はホストファザーとブラザーと枝を切りました。説明するのが難しいのでが、庭にあった木が大きくなったのでそれを切ったそうです。それをゴミ箱に入れるために小さくしました。また、幹などは暖炉があるご近所さんに分けました。そうこうしているうちにお昼になりました。

お昼はファザーが作ってくれました。豚肉を焼いたものやコーンやジャガイモなどでした。他のお家がどうかはわかりませんが、大きなお皿に料理を盛って食べたい分だけ取るというスタイルです。

そして!今日はサウンドオブミュージックを見に行きました!シスターのお友達が出ているそうです。私はエーデルワイスの曲が一番好きでした。日本と違うなと思ったのは、日本の劇場では上映中は飲食が禁止されていますが、オーストラリアでは映画館のように食べたり飲んだりできます。また、theatreは劇場のことで、映画館はcinemaでした。

その後、教会に行きました。本当は午前中に行く予定だったのですが、マザーの具合が悪かったので夜の礼拝に行くことになりました。私は、礼拝はすごく静かで厳かな雰囲気なのかなと思っていました。ですが、私が行った教会ではステージで楽器を演奏していて、みんなで歌ったり聖書の話の途中では笑いがあったりとなんだか楽しい雰囲気でした。

礼拝のあとは来ていた人みんなで教会が用意してくれた晩ご飯を食べました。ここでは皆が家族だと考えています。つまり、家族の晩御飯です。ご飯を食べながらお話をしたり、新しく出会うための場所だそうです。

帰ってきてからはホストマザーとお話をしていました。平日もよく夜にお茶を飲みながら話をしています。わからない表現が多いので辞書を片手に。今日は日本とオーストラリアの違いや里子、結婚などについて話をしました。

長くなるので書くか迷ったのですが書きます。

オーストラリアと日本の違いで大きいのは、日本では大きく1つの文化だけがありますが、オーストラリアはたくさんの文化があります。なので、自分が子供に文化を伝えようとしても学校では違うものを教えられることがあるので難しいといっていました。ホストマザーは1つの文化を伝えていくことで大切なものを伝えられるといっていました。

また、実はホストブラザーとシスターは養子で、ここジーロングにはたくさんの里子がいるそうです。もしすごくお金持ちだったら大きな家を建ててたくさん受け入れるのに、と言っていました。また、マザーは子供を救うためにはまず親に教えなければならない、それが子供を救うことになるといっていました。そして、それはとても大変で難しいことで、やりたがる人はいないといっていました。本当に実行できる行動力が素敵だと思いました。とても暖かい方です。そして、ここには書ききれないくらい新しいものの見方を貰っています。

私は英語を学ぼうと思ってホームスティに参加しました。ですが、英語は言語なのだと思いました。それを使って、違う文化の中で生活を送ってきた人の考えを聞くことがとても楽しく、もっと知りたいと思うようになりました。

なので、とても便利な翻訳機ができていますが、私は英語を学び続けたいです。

とても長くなりましたが、ここまで読んでくださった心の暖かい皆さま、ありがとうございます。このようにオーストラリアでとても楽しく生活をしています。先ほど書いたようにオーストラリアには様々な人がいて様々な文化があるので、一人一人違う体験をしていると思います。お土産話を楽しみに待っていてください。( ^-^ )