2019年11月21日 (木)

高等部1年 研修旅行①

今回の研修旅行のメインテーマは「平和学習」です。
そのために生徒たちは夏から平和について調べ、考え、行きたい場所を決める事前学習をしてきました。この研修旅行はその集大成です。各々が自分ごととしてこの研修に参加し、作り上げてくれたらと思います。
今回の研修旅行の主な行程は以下の通りです。
1日目:広島県で原爆資料館を見学した後、5つのグループに分かれての平和学習
2日目:山口県の周防大島にて民泊
3日目:世界遺産の厳島神社見学

朝は決められた集合時間よりも早い時間から生徒たちがちらほら。
研修旅行実行委員の生徒による話で、研修旅行がスタート。この後は新幹線に乗り込み、一路広島へ。

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広島駅到着後バスに乗り込み、市内の原爆資料館に向かいました。原爆資料館近くでバスから降車し、平和記念公園を歩いて原爆ドームや長閑な川を見ながら中国新聞社本社へ向かいました。中国新聞社では、被爆者の山本さんから戦争体験の講話をいただきました。そのお話は日常と戦争が一つながりとなっており、紙や資料などでは読み取り切れないものが伝わってきました。我々が歩いてきた広大な緑あふれる平和記念公園も、元は賑やかな商店街だったそうです。平和な日常の礎にそのような歴史があるのだと改めて感じました。

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講話を聞き終え、原爆資料館を見学しました。2018年にリニューアルが完了した資料館は、大伸ばしの写真や短い文章での表現が多用されており、かつてよりも訴求力が増している印象を受けました。生徒たちも真剣に見入っていました。


資料館の見学を終えると6つのグループに分かれてバスや徒歩で平和学習フィールドワークを行いました。
1つ目のグループは広島市立大学の広島平和研究所の先生方から平和に関するお話を伺います。
2つ目のグループは安田女子高等学校で被爆関連資料見学及び学校交流を行います。
3つ目のグループは舟入高等学校にて演劇を鑑賞し、学校交流を行います。
4つ目のグループは放射線影響研究所にて講和を受け、施設を見学します。
5つ目のグループは中国新聞社にて講和を受けます。
6つ目のグループは資料館周辺での碑巡りツアーをします。

広島市立大学のグループでは、広島市立大学の竹本先生、中国出身の徐(ジョ)先生、韓国出身の河(ハ)先生からお話を伺うことができました。
お話が始まる前はどんな話が始まるのだろうと生徒たちも身構えていましたがお話が始まると、先生方の専門性の高さと、知的好奇心をくすぐるお話にすぐに引き込まれていました。

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1_3講演終了後にも数名の生徒が先生方に質問をし、その質問にも非常に的確に答えてくださいました。

1_4朝7時半の集合から一日中動き続けたので、生徒も教員も心地よい疲労感と充実感に包まれながら1日目を終了しました。

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2019年11月20日 (水)

2019年度の入試問題(理科)が電車広告に掲載されています

日能研の電車広告「シカクいアタマをマルくする。」シリーズに、2019年度第1回入試理科の問題が掲載されています。掲載期間は、11月20日からの1か月です。以下のURLからも掲出されているポスターをご覧いただけます。

https://www.nichinoken.co.jp/shikakumaru/

2019年11月18日 (月)

第3学期編入学試験募集要項

第3学期編入学試験の募集要項を公開いたしました。

下記のURLからご確認ください。

http://www.morimura.ac.jp/pdf/home/hennyu.pdf

2019年11月13日 (水)

OGの水田光夏さん、東京パラリンピック出場内定!

このたび東京パラリンピックの射撃代表に内定した森村学園OGの水田光夏さんが、10月30日に森村学園に報告に来てくださいました。水田さんは10月にシドニーで行われた「2019年WSPS世界選手権」で10mエアライフル伏射男女混合(SH2クラス)にて、すでに出場枠を獲得している選手を除いた中での女子1位となり、日本障害者スポーツ射撃連盟の選考規定によって同代表に内定したものです。また、11月9日には、千葉で行われた全日本選手権(第32回全日本障害者ライフル射撃競技選手権大会)本選で自己ベストとなる633・3点をマーク、初優勝を飾りました。現在、桜美林大学リベラルアーツ学群4年生の水田さんは、中2の時に難病が発症したために高校からは別の学校となりましたが、中等部時代にはESS部の英語ミュージカルで活躍していた森村っ子。本格的にエアライフルを始めたのは19歳の時で、同種目の強化指定選手としては最年少となります。東京パラリンピックのパラ射撃会場は、朝霞の陸上自衛隊朝霞訓練場です。「標的射撃は動きがないので、なかなか映像にも取り上げられにくいのですが、応援してほしいです。そしてもっと皆さんにパラ射撃を知ってもらえるといいなと思います」と、水田さん。皆さん、応援よろしくお願いします!

今年の1月16日に放映されたフジテレビの『PARA☆DO!~その先の自分(ヒーロー)へ~』の水田光夏さんの登場回です。ぜひご覧ください。


https://youtu.be/olpV1Su9-Hw

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(写真中央水田光夏さん、後ろ左から江川校長、お母様の光美さん、右ESS部顧問の渡辺京子先生)

2019年11月11日 (月)

学園にある「オールドノリタケの陶器」について教えていただきました

森村学園には、代々伝わっている見事なオールドノリタケの陶器があります。生徒の皆さんも目にする機会があったかと思います。先日の10月30日(水)、第58期卒業生の勝見充男さんと徳田憲昭さんの同級生コンビにご来校いただき、この陶器のことを教えていただきました。創立110周年を迎えようとしている森村学園には、様々なお仕事をされているOBの方がいらっしゃいますが、勝見さんは古美術「自在屋」の4代目で、書籍を何冊も出されたり、テレビにも出演されている骨董品の鑑定士です。この日は、江川校長、小倉教頭、小澤入試広報部長が鑑定会に参加。博識な勝見さんに、森村(ノリタケ)の陶器の歴史、オールドノリタケのこと、陶器の時代の見分け方などいろいろ教えていただき、たいへん楽しく興味深い時間となりました。ちなみに、この大きな花器は、現在の日本ガイシの前身である日本碍子株式会社の依頼で、約90年前の1930年代に日本陶器会社(ノリタケ)が制作したものです。日本碍子の創立20周年を祝い、関係の深い企業に贈られたもので、森村学園にもその頃やってきたものと推察されます。これらの会社がすべて森村学園創立者の市左衛門先生が作られた会社だということは、皆さんご周知のとおりです。勝見さんによると、「大きな磁器はほとんど輸出用だったため、このサイズのオールドノリタケは非常に貴重」とのこと。これからも市左衛門先生につながる森村学園のシンボルとして大切にされる、このオールドノリタケ。学園内で目にしたときには、そんな背景を思いだして、しばし昭和初期にタイムスリップして下さい。(勝見充男さん 写真左から2人目)

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江川校長と桐蔭中等教育学校校長とのパネルディスカッション

11月10日(日)、日能研の保護者会特別編にて、「私学の校長先生と進学レーダー編集長によるパネルディスカッション」が行われ、桐蔭中等教育学校校長の岡田直哉先生と共に、本校の江川校長が登壇しました。江川校長は、母語による論理的な思考を確立させることで自分の意見を表現できるようになり、さらに英語力にもつながる森村学園の「言語技術」について述べました。また両校から、それぞれのクラブ活動の様子や共学の良さ、また大学入試改革についてもお話をさせていただき、岡田校長からは桐蔭のたいへん興味深いお話もうかがうことができました。高大連携としては、森村学園は昨年の5月、医系総合大学である昭和大学の特別協定校となり、昭和大学の特別授業を中等部高等部の全学年で行っています。今後も他大学とも高大連携を行っていく予定で、生徒たちの将来への夢の実現化の後押しをしていきます。さらに来年度には「国際交流・多言語教育センター」も始動し、英語以外にも世界の言葉で交流する場を作る予定です。「言語技術は、実社会に出た時に、相手への理解、提案、説得といった実践の場でのコミュニケーション能力にダイレクトにつながり、それを高校までに身につけておくことが大切。“森村といえば言語技術”と皆さんに思ってもらえるような学校にしていきたいと考えています」(江川校長)。

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2019年11月 1日 (金)

中等部3年 ニュージーランド修学旅行②

3泊4日お世話になったホストファミリーとのお別れです。時間が来ても、別れを惜しんでなかなかホストファミリーから離れない生徒がたくさんいました。お別れ後、Putaruru Collegeを訪問し、様々な文化交流を行いました。

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2019年10月31日 (木)

高等部1年 広島研修旅行事前学習

高等部1年生は、11月中旬から広島への研修旅行に出かけます。10月30日(水)、旅行委員から事前に説明を受けた「6コース」のフィールドワーク先で、実際に何を学び、現地でどんな問いかけをするかなどの話し合いが行われました。

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2019年10月30日 (水)

ESS部 ハロウィーン

10月25日(金)、ESS部毎年恒例の「ハロウィーンパーティ」が行われました。

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中等部3年 ニュージーランド修学旅行①

10月28(月)、中等部3年生は、無事ニュージーランド・オークランド空港に到着しました。初日は、ハミルトンでの昼食後、それぞれのホストファミリーと対面しました。3日間、とても充実したファームステイを過ごすことでしょう。

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