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2013年12月

2013年12月21日 (土)

2学期終業式と生徒会執行部演説

12月21日(土)、2学期の終業式が中等部、高等部それぞれで行われました。中等部終業式の中で、髙橋校長は次のような言葉を述べました。『今年の世相を表す漢字に「輪」が選ばれました。「輪」には様々な思いが込められていると思いますが、その中には2020年の東京オリンピックがあるようです。皆さんは7年後どのように成長しているのでしょうか。物事は目標が決まると自然と動き出すものです。大事なことは「決める」ということです。自分の目標を決めることで成長を助けることになります。イソップ物語に「ウサギとカメ」があります。ウサギは足の遅いカメに対して油断をして負けました。しかし見方を変えれば、ウサギはカメを見て走ったこと、カメはゴールだけを見て歩いたこと、つまり、「目標設定」という点で両者は決定的に違っていました。自分は目標をしっかり持っているか、そのための努力をしているか、一日一日の時間の使い方はどうか。この機会にこの一年を振り返って欲しい。そしてたとえ足は遅くても、目標に向かって、自分のペースで歩いて行ける森村生になって欲しいと思います。』

この後、今学期に活躍した生徒への表彰式と続きました。(鎌倉俳句大会:入賞・秀逸・大賞、管弦楽部:横浜アンサンブルコンテスト銀賞・金賞、バレーボール部:緑区大会第3位、陸上競技部:県総体走り高跳び第7位、県総体110Mハードル第1位、テニス部:横浜市女子新人戦団体戦準優勝、個人戦ダブルス第5位、新体操部:横浜市秋季大会、団体戦Aチーム優勝、Bチーム準優勝、神奈川県体操協会会長賞(今夏関東大会準優勝・全国大会出場)、全国書写書道総合大会受賞者)

最後に、生徒会執行部立候補者10名による演説会、および投票も行われました。

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中等部生に語りかける校長 表彰式① 表彰式②

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表彰式③ 表彰式④ 生徒会執行部立候補者の演説

2013年12月 2日 (月)

高等部2年 京都・奈良修学旅行

11月19日より3泊4日で、高等部2年生は京都・奈良の修学旅行へ参りました。天候にも全日程恵まれ、ちょうど見ごろとなった紅葉の中、古都の旅を満喫しました。初日は京都でコース別研修、二条城・金閣寺・仁和寺・三十三間堂・天竜寺といった王道を巡り、醍醐寺へ入りました。恒例の醍醐寺研修では、今年は「決断」をテーマにグループに分かれて僧侶の方々とディスカッションを行いました。2日目は終日、タクシー研修を実施しました。予め調査して組んだ行程表に従って、少人数で京都を巡ります。運転手の方とも一期一会、古都をご案内いただきながら、礼儀作法など様々な人生勉強も教えて頂いたようです。三日目は京都で和菓子作り・水族館・太秦映画村を体験した後、各自で交通手段を調べ、自分の足で奈良へ向かい、奈良公園内の遺産を見学しました。そして最終日、薬師寺で法話を伺い、法隆寺を訪ねて授業で学んだ内容を実地見聞し、帰路につきました。修学旅行委員を中心に、自分たちの手で、コースを設定し、十分に事前学習を重ね、自分の足を使って巡った修学旅行、様々な担当を中心に協力し合い、学年の団結力も深めた旅でした。

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鎌倉全国俳句大賞

第12回鎌倉全国俳句大賞(主催:鎌倉虚子立子記念館)青少年の部で、本校の中等部1年生、高橋海くんが、大賞を受賞しました。

『夏休み 消しゴムの減り 遅くなる』

11月24日(日)、鶴が岡八幡宮の直会殿にて、表彰式が行われました。鎌倉虚子立子記念館館長、星野高士氏のご講評は以下の通りです。「中学生の素直な感性で詠まれた句。誰も体験した思いが込められています。春休みでも冬休みでもいけません。夏休みという時間の長さが必要です。その長さの中で「遅くなる」という速度の言葉が生きています。勉強に倦んで消しゴムが使われなくなった、という解釈も出来るし、さっさと仕上げてもう使わなくても大丈夫という解釈もできるし、どちらの解釈でも面白いですね。

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中等部2年 English Camp

11月20日(水)から22日(金)まで、中等部2年生は「イングリッシュ・キャンプ」に行ってまいりました。行きのバスの中からすでに英語によるゲーム(指定されたカテゴリーの英単語を順番に言ったり、伝言ゲームのようなものなど)が始まり、気分が盛り上がったところで「ラディソンホテル成田」に到着。早速10人程度のグループに分かれてネイティブスピーカーの先生による英語のレッスン。ショウ&テルや様々な会話表現、ニュージーランドの文化などを学びました。夜は4グループずつ広い部屋に集まり、フルーツバスケットや短文づくりの速さを競うなどのゲーム。ここでも大いに盛り上がると同時に、懸命に英語で話そうとする姿が見られました。食事(おいしいと評判でした)のときもレッスンの先生と一緒で、英語が飛び交っていました。特に2日目の夕食には、ラディソンホテルを常宿とするデルタ航空のクルーの有志も来て一緒に食事をとってくださいました。思いのほか多数の方に参加していただき、貴重な体験の機会が持てたと思います。さて、クライマックスは、主に後半の1日をかけて各グループで仕上げてきた英語劇の発表です。短期間に台詞を覚え、小道具を作り、演技を練習し、どのグループも予想以上の仕上がりで、見ている方も楽しむことができました。行きの道中、予想外の渋滞に巻き込まれて時間がかかったものの、他は滞りなく進行し、短い期間の中にプログラムが盛りだくさんで、非常に充実した2泊3日だったと思います。「イングリッシュ・キャンプ」の後、英語の学習の意欲が高まった生徒もいるようです。この体験を、来年のニュージーランド修学旅行に活かしてもらいたいと思います。

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