2016年6月16日 (木)

高等部1年 芸術鑑賞

6月13日(月)、高等部1年生は、東京演劇集団風の公演「ヘレンケラーひびき合うものたち」を観劇しました。直前の6月10日には事前学習として人と人がいかに伝え合うのか、俳優の方よりワークショップでお話を伺いました。「だるまさん転んだ」や「じゃんけん」を通じて相手をいかに見るか、見えないものをいかに伝え合うのか、ということを楽しみながら教えていただき、さらに当日の観劇を通じて、言葉のもつ力や、いかに喜びを感じて生きるか、という大きなテーマを考える機会となりました。公演後の感想メモには、「目が見えない、耳が聞こえない、話せないという状態はなかなか想像できるものではありません。そんな役をリアルに演じることは難しいと思いますが、ヘレンケラー役の方の演技力に圧倒されました。事前学習でおっしゃっていた通り、舞台のテレビや映画と違いはアップがなく全体が見えていることを思い出し、意識してみていました。するとセリフを話していない役者さんもただ立っているだけではなく、事前に動いたり反応したりしていて、改めて役者さんのすばらしさを感じました」という感想が寄せられました。ヘレンとアニーの姿に涙する生徒もあり、有意義な鑑賞会となりました。

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2016年5月30日 (月)

体育祭が行われました

降雨のため1日延期されましたが、5月28日(土)体育祭は無事に行われました。中高生は縦割り5色のチームを編成します。今年も管弦楽部のファンファーレと各チームの応援団長による選手宣誓で幕を開けました。どの競技においても真剣勝負で、一人一人が精一杯力を出し切りった姿が印象的でした。

6さわやかな選手宣誓

5中1 ロデオリレー

4大接戦の綱引き

18中3 心も体もジャンプ

19麻袋に入ってゴール!障害物競争

7フィナーレは色別対抗リレー

2016年4月28日 (木)

高等部 球技会

4月26日(火)晴れ渡る青空のもと、今年も生徒主催による球技会が行われました。執行部を中心に企画から運営まですべてを生徒たち自身で行う、高等部生ならではの恒例行事です。バスケットボール、バレーボール、ドッジボールの3種目で学年対抗の熱い戦いが繰り広げられます。今年は全ての種目で高3チームの優勝!高1、高2も健闘したものの、最高学年としての意地を見せ、見事に有終の美を飾りました。

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2016年4月14日 (木)

1学期始業式

校内の桜が前日の風雨にも負けずにまだ花びらを残す中、2016年度1学期の始業式が行われました。新入生はここで初めて先輩たちと対面となります。温かく大きな拍手で迎えられて新入生211名が入場。今年度森村学園中高等部は全校生徒1178名でのスタートです。はじめに髙橋校長から中高6年間がいかに心身ともに発達する時期であるか、それを支えるための「睡眠」と「食事」がいかに大切であるかというお話がありました。心身の著しい発達の分、不安定になりやすい時期でもあるこの6年間、健全な発達のためにどのようなことを心がければ良いのか、スマホやインターネットによる睡眠時間の減少など具体的なデータを用いてのお話に、自分の生活状況と照らし合わせながら聞いていた生徒も多かったことでしょう。新しい年度のスタートに、生活習慣の大切さを述べました。その後、新入生代表からの挨拶では「得意な事だけではなく苦手な事にも精一杯取り組んでいきたい!」と堂々とこれからの抱負が語られ、在校生代表からはそれに答えるように「精一杯取り組むこと」の大切さや「悩んだり困った時には先輩としてサポートしていきます」というメッセージが新入生へ送られました。新入生はもとより、各学年とも新しい教室、新しいクラス、新しい担任の先生など学校中が新鮮な空気に包まれた一日となりました。

0m8a4325新クラスの発表を見る生徒たち

0m8a4331拍手で迎えられる新入生

0m8a4346始業式の挨拶をする校長

0m8a4348堂々とした新入生代表の挨拶

2016年4月 8日 (金)

第104期中等部入学式

4月7日(木)、花散らしの雨の中、中等部1年生に211名を迎えて、入学式を挙行いたしました。管弦楽部の生演奏による『威風堂々』と盛大な拍手に迎えられ、少し緊張した表情で新入生が入場します。まず、はじめは校歌斉唱。2月のガイダンスから練習してきた校歌の歌声が体育館に響き渡りました。続いて、担任が新入生を一人ずつ呼称。元気に返事して起立する制服姿はとてもまぶしく輝いていました。髙橋校長から「自分からやろうとする姿勢をもち、何事にも前向きな姿勢で臨むこと、挨拶を習慣づけ、自ら学習する力を鍛え、読書の習慣を身に付け、6年後森村学園に入って本当によかったと思えるようになって卒業してほしい」というお話がありました。さらに松本理事長からの祝辞、校長による職員紹介と続きました。そして『サーカス・ギャロプ』の軽快なリズムにのって体育館を背に教室へと向かいました。

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2016年4月 7日 (木)

第3回美術部展覧会

4月1日(金)から4月3日(日)の3日間、横浜市民ギャラリーあざみ野において「第3回森村学園中高等部美術部展覧会」が開催されました。中高合わせて32人の部員が制作した約90点の個人制作と、この会場に合わせて作られた共同制作によってギャラリーの広い空間が活き活きとした空気に満たされました。特に共同制作では「めでたい」をテーマに琳派の作品をアレンジした大きな屏風や巨大な水引などを配置し、目を引く空間構成に来場された方々から大変ご好評いただきました。そして、最終日には屏風の前で東日本大震災からの復興をテーマに合唱部がミニコンサートを開催し、透き通った歌声とハーモニーがギャラリーに響きました。合唱と美術で視点や表現は異なりますが、若い世代の希望の芽が広がっていくような素敵な催しとなりました。

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2016年3月26日 (土)

第98期高等部卒業式

3月20日(日)、高等部卒業式が行われました。管弦楽部員によるエルガーの「威風堂々」の演奏と共に、第98期生191名が晴れやかな表情で体育館に入場しました。校歌斉唱を終えた後に壇上に立った髙橋校長は、卒業生一人一人に卒業証書を手渡しました。校長は式辞の中で次のように述べました。『失敗を恐れていては自分の可能性は広がらない。自分を信じ、一歩を踏み出す勇気を持ち続けて欲しい。また、人とのつながりを大切にして欲しい。学園創立以来の家族的な人とのつながり、互いに助け合うという伝統を感じて欲しい。人は多くの人と支え合って生きていく。人生を変える大きな出会いによって困難においても道が開けることがある。「正直・親切・勤勉」の校訓を胸に、真に社会に役立つ人になって欲しい。』皆勤賞授与、記念品贈呈、卒業生保護者代表による祝辞、送辞、答辞、卒業式の歌と、卒業式は厳粛に進みました。司会の佐﨑教頭から「卒業生退場」との号令が出ると、卒業生の一人が式の進行を止め、親や教職員、後輩たちに感謝の意を伝えたいと、スピッツの「空も飛べるはず」を卒業生全員が合唱。間奏中には「こんなに楽しい毎日を過ごさせてくれて有難う。」「些細なことでケンかもしたけど、僕たち私たちを一番応援してくれた両親に感謝したい。これからは自分たちの力で未来に進んでいきます。」という大きな声が会場に響き渡りました。盛大な拍手と温かな雰囲気に包まれ、今年の卒業式も幕を閉じました。

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2016年3月22日 (火)

第3学期終業式

3月19日(土)、第3学期の終業式が行われました。式の中で髙橋校長は、人工知能と人間により囲碁の対局を例に取り上げ、「これからの社会は、人工知能が人間に取って代わる社会になるかもしれない。皆さんには、人間にしかできない考える力、表現する力、仲間と協働して学ぶ力を培って欲しい。新しい学びに積極的に対応して欲しい。」と述べました。その後は、今年度で退職する教員の紹介・挨拶。そして最後には新体操部、空手道部、全国年賀はがきコンクールなどで優秀な成績を収めた生徒たちへの表彰式がありました。

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2016年3月17日 (木)

大学受験を語る会

3月14日(月)、「大学受験を語る会」が開催されました。卒業を間近に控えた高等部3年生12名が登壇。先輩たちの体験談を直接聞こうと、会場のホールは高等部1年生2年生で埋め尽くされました。「高2のときに受けたチャレンジセンター以降、受験勉強に対する『やる気スイッチ』が入った。」「部活動を最後まで続けたことが、受験勉強においても集中力を維持することに役立った。」「スランプだったとき、『お前なら大丈夫だ』と仲間に励まされたことが嬉しかった。」「自習室で勉強をし、休憩時間に友達や先生たちとおしゃべりすることが楽しみだった。」「何よりも基礎が大切。基礎が身についたら、仲間に教えることができるようになっていた。」「興味あることを見つけると学問が楽しくなった。」「同じ大学を目指す仲間で先生に相談をしたら、特別補講を開いてくださり嬉しかった。」「定期試験や模試の振り返りは大切だ。」先輩たちの経験に裏打ちされたひとつ一つの言葉には説得力があり、後輩たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

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2016年3月 7日 (月)

高等部3年 墓参

3月5日(土)、高等部3年生代表17名および、担任5名、学年保護者幹事は、青山墓地にて森村家の墓参りをしました。3月恒例のこの森村家墓参では、創立者の眠る墓碑に手を合わせ、在籍中の感謝の意とこれからの進路のご報告をします。生徒たちは市左衛門翁が遺された「独立自営」の精神と、校訓「正直・親切・勤勉」を人生の大切な行動指針として生きていくことを確かめていたようです。

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