2015年7月21日 (火)

2015年度オーストラリア語学研修①

今年もオーストラリア、メルボルンへの語学研修が、7月19日(日)より始まりました。夕方シンガポール航空にて羽田を飛び立ち、深夜にシンガポールで乗り換え、メルボルン空港には現地時間の20日(月)朝09:30頃に着陸しました。当日は朝に霧が発生して離着陸に規制がひかれていた為に空港は大混雑、滑走路上で40分ほど待たされることになりました。その後定刻より1時間ほど遅れで無事に現地コーディネーターの先生方と合流でき、そのままフェデレーションスクエアやセントポール大聖堂など市内の一部を見学、ヤラ川沿いのフードコートで各自昼食をとりました。そしてメルトンおよびジーロングの各学校へ移動し、いよいよホストファミリーと対面。緊張しながらも笑顔であいさつした瞬間からもうお互いは「家族」です。温かい歓迎を受けた後に各自が新しい「家」へと帰って行きました。 

今年のメルボルンはここ20年で一番寒いとのこと。到着した日も昼間こそ過ごしやすい気温でしたが、朝はなんと2℃でした。寒さに強い現地の人々でさえも「今年は寒い」と口を揃えます。そんな例年にない厳しい冷え込みの中、通っている学校の小学2年生のクラスに以下のような掲示がありました。 

The temperature may be dropping, but the 2nd year is hopping!!

(確かに気温は下がってゆくかもしれないけれども、僕らはどんどん上昇してゆくんだ! )

参加した生徒たちも同様に、日々のさまざまな体験を通してこの3週間で大きく成長することを願っています。

Photo_5羽田空港から出発

Photo_6メルボルン到着

Photo_7ヤラ川沿いの昼食の後

Photo_8メルボルン市内観光

Photo_9ホストファミリーとの対面①

Photo_10ホストファミリーとの対面②

高等部3年理系生徒への講演会

7月18日(土:終業式の日)、アメリカニューヨーク州のロチェスター大学の博士研究員の足立大典さんをお招きし、高等部3年生理系選択生徒の希望者を対象に、「科学者の生活と研究の実態」について講演していただきました。研究者になるにはどうすればよいか、アメリカの大学院の仕組みなど、ユーモアいっぱいに話していただき、生徒達も興味深く聞き入っていました。

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2015年7月18日 (土)

1学期終業式

現在、体育館1階のトイレや更衣室の改修工事が行われています。通常の終業式には全校生徒が体育館に集まりますが、現在の体育館入口付近の広さを勘案し、今回は放送による終業式を行いました。生徒たちは教室で静かに放送に耳を傾けていました。 

髙橋校長は、放送で以下の言葉を述べました。『一昨日、お笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞しました。彼は生まれつき体が弱く、子供の頃に始めたサッカーは他の子どもたちよりもひどく劣っており、母親は見ていられなかったとのことです。ところが、高校時代にはサッカーで高校総体(インターハイ)に出場。毎日部活動の練習後も一人で練習していたそうです。今回の受賞作もタレントとしての仕事を終えてから書き続けていたとのことです。このような「プラスαの努力」は、「自分からやろう」という姿勢です。だから伸びるのでしょう。皆さんもこの夏休み中に「プラスαの努力」をして有意義に過ごして欲しいと思います。』

校長の後、みずき祭実行委員長から「今年のみずき祭は、例年より1週間早く9月12日・13日です。この夏休みを各団体で工夫して、有意義に過ごしましょう。力を合わせて頑張りましょう。」と全校生徒を鼓舞。続けて、生徒会長からみずき祭の作業規定やパンフレット表紙デザインの決選投票について説明がありました。

2015年6月23日 (火)

中等部3年 芸術鑑賞会と浅草散策

6月13日(土)、芸術鑑賞と浅草散策のため、中等部3年生は浅草演芸ホールへ寄席を観に行きました。落語・漫才・紙切りなど、生徒の大半は生で見るのは初めての体験。生徒たちは江戸の庶民文化として生まれた落語や次から次へと話題を変え巧みな間合いをとる漫才に心から笑い、「線香花火を楽しむ浴衣の少女」や「紫陽花」など上品な色気の漂う題材を余裕たっぷりに切り出す紙切り芸に感嘆の声をあげていました。その後、ニュージーランド修学旅行のファームステイ先に地域文化を紹介する「レコメンドカード」作成に必要な素材を集めるため、浅草散策を実施しました。仲見世周辺でユニークなお土産を紹介する班、かっぱ橋の食品サンプル店をめぐる班など、計画に沿って意欲的に散策に取り組んでいました。自分の暮らす地域の文化、これから訪れるニュージーランドの文化、ともに理解を深めて充実した修学旅行にして欲しいと思います。

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高等部1年 芸術鑑賞会

高等部1年生は6月13日の土曜日に、初台にある新国立劇場にてバレエ「白鳥の湖」を鑑賞しました。事前学習として5月の半ばに、新国立劇場の担当者にご来校いただきバレエの解説を受け、学年のバレエ経験者が生徒の目線で見どころをまとめた通信を前日に発行するなどをしました。当日は人生初めてのバレエという生徒も多かったのですが、迫力ある演技に引き込まれ、皆真剣に鑑賞していました。以下は生徒の感想です。 

・黒鳥と白鳥を演じる米沢さんの踊り分けもしっかりされていて、白鳥の儚さと黒鳥の強さが伝わってきました。

・踊りだけでなく表情や手足の動きなどの表現力が素晴らしかったです。また見たいです。

・オディールの32回転、本当に凄かったっす!

・出ている一人一人がちゃんと一つの作品を作り上げていた。プロの精神はすごいと思いました。

・目の前にあるものが同じ人間が演じているものだとは思えなかった。光の当て方などもすごくきれいでした。感動しました。

・道化の人がすごいキレとジャンプ力で、軽々と演じていて足にばねがついているみたいでした。すごかったです。

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高等部2年 芸術鑑賞会

6月11日(木)、高等部2年生全員で、先月公開したばかりの劇団四季のミュージカル「アラジン」を鑑賞してきました。先週のロングホームルームの授業では劇団四季の広報の方に学校にお越しいただき、劇団の活動と「アラジン」についての講演をいただいていたこともあり、この日を待ちわびていました。普段なかなか鑑賞することのできないミュージカルに興奮する生徒の笑顔が印象的でした。右の写真の男女3人は左から「ジャスミン」・「アラジン」・「ジーニー」をそれぞれ表現しています。

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2015年5月29日 (金)

体育祭が行われました

5月29日(金)時折雨が降る中、中等部高等部の体育祭が行われました。中高生はそれぞれ赤・黄・白・青・緑の5色に縦割りでチームを編成。各チームの応援団長による堂々とした選手宣誓で幕を開けました。午後の部終盤入り雨は止んだものの、気温が下がり始めましたが、グラウンドは生徒たちの熱気が最高潮に達し、大いなる盛り上がりを見せました。どの競技においても、生徒一人一人が全力を出し切って戦い、また仲間を応援する姿勢はとてもすがすがしいものでした。

Photo_2堂々とした選手宣誓

100100メートル走

Photo_3一糸乱れぬ応援団のパフォーマンス

Photo_5中等部女子恒例の大玉転がし

Photo_6高等部男子による騎馬戦

Photo_7フィナーレは色別対抗リレー

2015年5月28日 (木)

「ハナミズキ」レコーディング 合唱部参加

合唱部では卒業生一青窈さんの新しいアルバム発売に伴い、「ハナミズキ」のレコーディングに協力しました。「今回は女声合唱をバックコーラスに使いたい、ついては母校である森村学園の合唱部に協力してほしい」という依頼を受けました。歌の中に出てくる「ミズキの葉」は一青さんが森村学園や二子玉川のハナミズキをイメージして作られた曲です。合唱部でも何度か公演で歌ってきたとても親しみのある曲です。5月10日、都内のレコーディングスタジオに合唱部14名が出かけました。初めて入る何本ものマイクとカメラとコードに囲まれたスタジオに、生徒たちは緊張した面持ちでスタジオ入りしました。発声練習をしますが、吸収される壁にいつものような声が返って来なく、自分たちの声に不安を覚えます。伴奏もイヤホンを通じてそれぞれの耳に個別に入ってきます。伴奏とともにメトロノームに刻まれた音も一緒に耳に響き、テンポとリズムを耳からとります。日ごろの練習では「ソプラノとアルトのバランス……」や「上のパートを聴いて……」という指示が飛び交いますが、ここではとなりの人の声を聴くことは求められません。すべてをマイクが拾い、調整されます。緊張の中、数回の録音が進んだところで、一青さんがお話をしてくれました。「みんな好きな人っているかな?例えば、水に囲まれた街で災害にあって、ボートで避難を待っているところを想像して……。最後のボートにあと2つしか空席がない、そのボートに自分が乗ろうとしたとき、自分の思いを寄せている人が恋人を連れてそこに現れたとしましょう。どうしますか?そこで、あなた方2人お先にいきなさいと言えたら、世界から争い事が消えて平和になれると思いませんか。」その瞬間に、それまで部活の中で歌詞の意味を研究し、どうしても理解できなかった疑問点がすっと解決しました。そして、みんなの声質が変わりました。流石だなと感じました。あの高校生だった頃の一青窈ちゃんを思い出すと、こうして言葉に想いを託し、メッセージを大切に伝えながらプロとして活躍されていることをとてもうれしく思います。今年、7月に発売となりますが、完成が楽しみです。

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2015年5月26日 (火)

体育祭予行練習

体育祭は中高合同の「縦割り行事」です。最近はどのチーム(色)も大勢の生徒たちが早朝や放課後に体育祭の練習を行っております。そして雲一つない快晴だった本日5月26日(火)、体育祭の全体予行練習が行われました。各競技の順番やルールの確認、入退場の練習などを入念に行いました。生徒たちの熱気も一気に高まっております。体育祭本番は、5月29日(金)です。

Photo_6雲一つない晴天でした

Photo_7気合を入れる応援団長

Photo_8騎馬戦の作戦会議中

Photo_9女子のダンス演技確認

Photo_10心を一つにして…

Wave_2団結式でウェーブ

2015年5月 8日 (金)

中等部1年 校外行事

4月上旬の寒さ、雨天続きが嘘のように気持ちよく晴れ渡った4月24日、中等部1年生は恒例の校外行事「足柄プロジェクトアドベンチャー」に出掛けてきました。1時間ほどバスに揺られて、いざ足柄へ。各クラスバスレクで大いに盛り上がった後、現地では一クラスを2グループに分けて各活動に挑みました。「みんなで!本気で!話す!聴く!周りを見る!」が目標のこの行事。午前中こそ表情の硬さが残る生徒がいたものの、午後にははじけんばかりの笑顔がずらりと並んでいました。「仲良くなれた!」「めちゃくちゃ楽しかった」「今日学んだことは人生においても役に立つと思います!」…生徒たちの感想文から…。これから始まる本格的な中等部生活に向け、全員で気持ちの良いスタートを切ることができました。

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