2015年5月 1日 (金)

中等部2年 校外行事

4月月24日、中等部2年生は芸術鑑賞および横浜散策に行ってきました。芸術鑑賞では「狂言」を堪能しました。事前学習に狂言について調べ、テーマごとに分かれ、レポートにまとめていきました。横浜市青少年センターに集合し、会場に入るとステージには狂言の舞台があり、生徒たちは皆、緊張と楽しみが入り混じった雰囲気でした。狂言者の大蔵基誠さんが登場すると生徒たちは静かになり、狂言の解説に耳を傾けていました。演目の「棒縛り」が始まると、狂言独特の言葉に戸惑いながらも、笑いが起きていました。狂言体験では25人の生徒が歩き方や動物、キノコの動きを教えていただきました。やってみると難しい動きばかりで、みんな苦戦していました。「どのくらい稽古をして舞台に臨むのですか?」という質問に対し、「決まった練習はほとんどありません。先輩、師匠の動きを1度だけ見て、あとはそれをできるように自分で練習します。」という回答があり、生徒たちはとても驚いていました。狂言の鑑賞が終わった後は、横浜散策です。桜木町駅を出発し、それぞれのグループで決めた見学、撮影ポイント(県立歴史博物館・旧横浜港駅・神奈川県庁など)を回り、横浜公園に向かいました。集合時間までに無事、全グループが横浜公園に到着し解散できました。長いようで、あっという間の一日でした。生徒たちは楽しく充実した活動ができたようでした。

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2015年4月27日 (月)

中等部3年 校外行事

4月24日(金)、中等部3年生は校外行事として両国の江戸東京博物館見学と両国散策を実施致しました。博物館見学では前年度のアジア史で学んだ知識をもとに、担任の作ったクイズに班ごとに挑む形式で見学を行いました。鹿鳴館など動く展示品などには「わーすごい!」と知的な驚きを楽しむ様子が印象的でした。各班とも、制限時間の最後までクイズに完答するべく熱心に展示物に見入っていました。行事後はそれぞれの関心に合わせてレポートを作成することになっています。2学期のニュージーランド修学旅行に向けて、自ら調べ学ぶ姿勢をより深めていって欲しいと願っています。午後は両国散策。事前学習で学んだ両国橋や回向院などの見どころを中心に、各班古地図片手に江戸時代の風情に想像力をはたらかせることを大いに楽しみました。班によっては自分たちで魅力的な周遊スポットを開拓し、解散地点に戻ってきたときには充実した笑顔を見せてくれました。これもニュージーランド修学旅行での市街地自主研修に向けて貴重な学びの機会になったのではないかと思います。中等部最後の学年をともに過ごすクラスの新しい仲間たちと互いに親睦を深める校外行事となりました。

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高等部 球技会

4月24日(金)、高等部3学年による球技会が行われました。森村学園の球技会は生徒主宰。企画・運営を全て生徒の手で行います。選抜女子バスケットボール、バレーボール、ドッジボール、バスケットボール、選抜男子サッカーの計5種目が行われました。どの学年も競技では奮戦し、応援合戦にも熱が入りました。結果は女子の3種目を制し選抜男子サッカーも優勝するなど3年目の貫録を見せた3年生の優勝でしたが、各競技で高校1年生の活躍も見られ、高等部2年生は男子の3種目と選抜女子バスケットボールで優勝するなど、随所で手に汗握る接戦が見られました。

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2015年4月13日 (月)

管弦楽部 第10回記念定期演奏会

お陰さまで、第10回記念定期演奏会は大盛況のうちに終了いたしました。当日は1400名を超える多くのお客様にご来聴頂きましたことに心から御礼申し上げます。「吹奏楽部」「合奏部」から「管弦楽部」に発展し、そして定期演奏会を開けるようになって10年が経ちました。年々部員の数も増え、難曲に挑める力もつけてきました。今回は記念演奏会ということで、OB・OGにも参加を呼びかけ、34名の卒業生と一緒の舞台に立つことができました。日々の部活動に加えて、早朝練習や休日練習、合宿など練習を積み重ねてきた成果を存分に発揮することができたことと部員一同うれしく思っております。部員たちは緊張の中、演奏すること自体を楽しんでいたようで、その雰囲気がお客様にも十分お伝えできたかと思います。前半の歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、シューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」ではクラシック曲を通じて。基礎を大切に丁寧に演奏することを心がけました。そして後半、シャブリエの狂詩曲「スペイン」さらにポップスでは、部員が一体となって楽しみながら演奏することができました。さらにアンコール「オーメンズ・オブ・ラブ」ではお客様とご一緒にその音楽空間を共有できたことが、私たちにとってこの上ない幸せな時間であったと感じております。一つの節目をこえ、今後もこれを励みにさらに磨きをかけ、お客様によい演奏をお届けできますよう、音楽を楽しみながら練習を重ねて参りたいと思います。最後になりましたがこの演奏会を開催にするにあたり、ご協力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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2015年4月10日 (金)

1学期始業式

季節外れの強い寒気の影響で、朝から雨やみぞれの降る4月8日(水)、平成27年度1学期始業式が行われました。最初に体育館に入場していたのは中等部2年生から高等部3年生。先輩たちの大きな拍手が鳴り響く中、中等部1年生が入場してきました。式の中で髙橋校長は次のような言葉を述べました。『車でキャンパス内を移動していたお客様が生徒から挨拶をされ、車中にいる来客者に対しても挨拶する森村生に感激した、と。そのことを聞いて私は嬉しく思いました。挨拶がきちんとできることは気持ちの良いことです。(中略)さて、中等部生は毎週木曜日の放課後に「自学自習」の時間が始まります。これは家庭学習の習慣を身に付けるための取り組みです。高等部生は「放課後自習教室」を再開します。夢に向かって努力を続けて欲しい。自分の今の成績が目標から遠くても、努力を続ければ必ず劇的に向上することが来ます。大事なことは続けることです。一年間、夢に向かって頑張りましょう。』その後は、新入生代表の斎藤くんのはつらつとした挨拶。『希望や不安でいっぱいですが、部活動やみずき祭が今から楽しみです。自分らしさを忘れずに、仲間の大切さを忘れずに中高生活を過ごしていきたい。』続いて高等部3年生の高橋くんから、在校生を代表して次のような挨拶がありました。『私の中高生活が始まった5年前は、学園が100周年を迎え、新校舎へと生まれ変わった節目の年でした。大きなガラス窓の、分け隔てのない教室や職員室。校舎の中央を貫くトップライトの吹き抜け空間。初めて地下1階からその吹き抜けを見上げた時、自然の光に向かってためらいもなく突き抜けていくその展望に惹きつけられました。ガレリアと呼ばれるこの開放的な空間は、森村の精神の象徴であるように思いました。人を隔てず、また自分の興味や発見を行き来しながら全体を見渡せる視点に立つ。森村の良いところは、それぞれの個性や能力を、温かい人間関係の中で、まっすぐに探究していけるところだと今も感じています。(中略)私から皆さんに伝えたいことが2つあります。1つめは、「限界を作らないで欲しい」ということです。森村の良いところは、チャレンジゆえの失敗をとがめる環境ではないところです。2つめは、「自ら関わる人であって欲しい」ということです。自ら関わるか、関わらないかで、この先の出会いは大きく変わるのではないかと思うのです。人は無数の縁の中に生きています。大事なのは、自ら出会いを求めること、与えられた縁をどう生かすかだと思います。』新入生代表、在校生代表の堂々とした挨拶に、大きな拍手が起こりました。最後に、春休み中に活躍した生徒たちへの表彰式が行われました。(「道の作文コンクール」「東洋英和大学レシテーションコンテスト」、新体操部、ゴルフ部、テニス部)

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平成27年度 中等部入学式

春の冷たい雨の降る4月7日(火)、新入生206名が森村学園中等部に仲間入りしました。管弦楽部が演奏する「威風堂々」とともに真新しい制服に身を包んだ新入生が入場すると、会場からは温かな歓迎の拍手が起こりました。式の初めは校歌斉唱。2月の入学ガイダンスでの練習および、自宅練習用の校歌CDで練習した成果もあり、新入生の希望に満ちた元気な歌声が体育館いっぱいに響き渡りました。髙橋校長は式辞の中で次のような言葉を述べました。『自学自習の身に付けること、「自分から」という姿勢で何事にも積極的に取り組むこと、読書の習慣を身に付けること。何事も最初が肝心です。誇りをもって勉強に学校行事に部活動に、全力で向かって欲しい。志を高くもち、一日一日を大切に過ごして欲しい。』その後、松本理事長からの祝辞、校長による職員紹介と続き、厳粛さの中にも温かみのある入学式が終了しました。

150507_17新入生の入場

150507_76_2髙橋校長と新入生

150507_78_2担任が新入生一人一人の名前を読み上げます

150507_300入学式の教室風景①

150507_327入学式後の教室風景②

150507_335入学式後の教室風景③

2015年3月23日 (月)

高等部卒業式

3月20日(金)、第97期高等部卒業式が行われました。管弦楽部の演奏と共に179名の卒業生が右胸に花を添え、一同晴れやかな表情で入場しました。校歌斉唱後、髙橋校長より卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。校長は式辞の中で「これからも学ぶことへの感謝の気持ちと、森村学園の卒業生としての誇りを忘れずに社会で活躍してほしい」と話していました。その後皆勤賞の授賞があり、該当の生徒が檀上で表彰されました。本校の皆勤賞は在学中無遅刻・無欠席・無欠課だった生徒に送られます。この厳しい条件の中97期には14名の皆勤賞受賞者がいました。生徒たちにとって森村学園で過ごす6年間はかけがえのないものであったこと、また心身共に元気よく学校に通う生徒がたくさんいるのだということを印象付けました。在校生代表の送辞そしてそれに対する卒業生代表の答辞があり、先輩たちの卒業を惜しむ後輩とこれからの森村学園を後輩たちに託そうという卒業生からのエールがありました。学年を越えた縦の繋がりの強さを確認すると共に、高等部1・2年生たちはまた新たな希望を胸にしたようです。最後には卒業生全員による担任の教員に対する感謝状授与と合唱によって、館内は盛大な拍手と温かい雰囲気に包まれました。97期の皆さん、卒業おめでとうございます。

15_25卒業生入場

15_58担任から一人一人名前を呼ばれる

15_65卒業生一人一人に校長から証書が手渡される

15_74厳粛な進む証書授与

15_167髙橋校長の式辞

15_258卒業生から保護者・教員・在校生に対して歌のプレゼント

2015年3月19日 (木)

大学受験を語る会

3月13日(金)、高等部1・2年生の希望者約130名がホールに集い、大学受験を終えたばかりの高等部3年生の先輩12名による受験体験談を聞く機会がありました。「日々の小テストはもちろん、定期試験に全力を尽くしてきた。」「高3秋までは基礎固めを徹底的に行った。」「朝のホームルーム前や放課後、学校で自習するスタイルを貫いた。わからないところがあればすぐに質問できるし、支え合える仲間がいたのがよかった。」「仲間とのランチタイム。何よりも楽しく、リフレッシュできた。」「僕は文系だけど、受験科目にはない物理基礎の授業を最後まで楽しく受講した。」「受験勉強を通して、無駄な勉強などないことに気づいた。」高3パネリスト一人一人の、大学受験という目標に対して自分と真剣に向き合った結果から生まれた説得力ある体験談に、参加した生徒たちは真剣に耳を傾けていました。先輩達からの「バトン」をしっかり引き継いで欲しいと思います。

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2015年3月13日 (金)

高等部3年代表生徒13名で森村家の墓参り

3月10日(火)、高等部3年生代表13名および、担任5名、学年保護者幹事は、青山墓地にて森村家の墓参りをしました。3月恒例のこの森村家墓参では、創立者の眠る墓碑に手を合わせ、在籍中の感謝の意とこれからの進路のご報告をします。生徒たちは市左衛門翁が遺された校訓「正直・親切・勤勉」を人生の大切な行動指針として生きていくことを確かめていたようです。また、お隣の墓碑にお眠りになる元学園長松本重一郎先生へもお参りし、謝意を表しました。

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2015年2月23日 (月)

第37回合唱コンクール

2月18日(水)みなとみらいホールにて、「第37回合唱コンクール」が執り行われました。中等部の学年別クラス対抗戦であるこの合唱コンクールに向けて、どのクラスも音楽の授業だけでなく、朝や放課後の練習も重ねてきました。その過程ではクラス内の意見の食い違いなど様々なドラマがありました。そのひとつひとつが成長の瞬間であり、クラスの団結力につながる原動力となりました。各学年の優勝クラスおよび曲目は以下の通りです。 

中等部1年 D組 自由曲「僕の宝物」

中等部2年 D組 課題曲「風と光」 自由曲「風の星 水の星」

中等部3年 A組 課題曲「柚子の村から」 自由曲「朝靄」 

今年もまた、森村のよき伝統が引き継がれました。

150218_4放課後の練習風景

150218_1クラスがひとつになって…

150218_2指揮と伴奏も息がぴったり…