2013年1月25日 (金)

オオカナダモの光合成曲線

高等部2年理系コースの生物の授業で、オオカナダモの光合成曲線を描くため実験室を暗くし、光合成速度を測定する実験を行いました。また、ペーパークロマトグラフィという植物に含まれる色素を抽出する実験も並行して行いました。生徒は皆真剣に取り組んでいました。

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2013年1月 8日 (火)

『徹底せよ』

1月8日(火)、3学期の始業式が行われました。式の中で、校長は以下のことを話しました。「森村生の挨拶が素晴らしいと、お客様からお褒めの言葉をいただく。これからもお客様を気持ちよくお迎えたい。さて、正月の箱根駅伝では、日本体育大学のさわやかな挨拶が話題になった。見事な復活劇を成し遂げた同大学の監督は、挨拶や整理整頓などの身近な生活の基本を選手たちに徹底させた。私は選手たちがこれらのことを一年間実行してきたことに一番感心した。物事をやり遂げるには徹底して実行することができるかどうかである。皆さんには、『徹底せよ』と言いたい。皆さんの努力に期待している。」本日は、始業式に先立ち、高等部生徒会執行部の立候補者演説および投票も行われました。

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校長の話に静かに耳を傾ける生徒たち 管弦楽部の表彰式 次年度高等部生徒会執行部立候補者による演説

中等部スキー教室

1月4日から7日にかけて、中等部スキー教室を実施致しました。最初は全く滑れなかった初心者も最終日には立派なデモンストレーションを披露し、上級者はさらに高度なテクニックを身に付け、それぞれに上達を実感していました。さらに、中等部3学年によるこの学校行事を通じて、上級生と下級生がそれぞれに成長する貴重な機会となりました。3年生は最後のスキー教室ということもあり感慨もひとしおだったようで、行事全体を引き締めてくれました。

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2012年12月23日 (日)

東日本大震災被災地 3度目の訪問

1219日(水)、生徒会執行部の生徒たち11名が東日本大震災被災地を訪問して参りました。3度目の訪問となった今回は、過去2回で見てきた状況との比較、現地校との交流、現地の人々とのお話を通してメディアでは伝わりきらない現地の現状を知り、それらを学校にフィードバックし「学校内で震災を風化させない」ことをテーマとしました。小雪がちらつく中、9時半に現地入りし、まず向かった先は気仙沼市内。前回の訪問に比べ倒壊した家屋がなくなり更地に近い形になっていました。が、「復興」と呼ぶには程遠く、地元の方の言葉を借りればまだまだ「復旧」段階。漁業は少しずつ復興しているものの、今後どのように港町全体を復興していくかは見通しが立っていないとのことでした。続いて訪れたのは気仙沼高校。ここで先方の生徒会執行部役員生徒たちと1時間ほど交流をしました。学校行事などは昨年度に比べるとかなりの割合で通年通りに行えるものが増えたものの仮設住宅から通う生徒がまだ1/4程度いるなど、こちらも今後の目処が立たない部分が多いとのことでした。しかし生徒たちは学校ではとても元気で、卒業後地元のために尽くしていきたいという言葉が印象的でした。午後は陸前高田市を訪問。大槌町、南三陸町、川内村と共に、町ごとなくなってしまった陸前高田市。瓦礫(地元の方々は「財産」と呼んでいます)の処理が未だ終わっておらず、避難したほとんどの方が犠牲になった市役所もそのまま残っていました。この周辺を歩いた時には全員声が出ず、目に涙を浮かべる生徒も多数いました。最後に気仙沼市で復興商店街を訪問。ここで軽食を取りながらお店の方と交流。お店の方の溢れる笑顔に、復興に向けたエネルギーを感じました。今後参加生徒たちは学校の生徒たちに今回の訪問の内容を広報し、「震災を風化させない」ことを訴えかけていく予定です。が、彼らが口々に語ったことは、「忘れない、風化させないと頭で分かっていても、実際に現地を見ないと分からないものがある」ということでした。おそらく10年先でも元には戻っていないだろうという感覚を得た今回の訪問でしたが、関東に住む私たちにできることは、募金やボランティアのみならず、ふとした時に東北のことを思い、そして状況が許す限り東北を訪れて、前回との違いを目で確かめながら現地の人を励ましていくことなのかもしれません。生徒たちにとって、今後も現地との交流を図りつつ、活動を続けていくことを強く誓った一日となりました。

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気仙沼高校生徒会との交流 陸前高田市役所内の様子

2012年12月22日 (土)

2学期終業式

肌寒い雨の降る12月22日(土)、中高等部では2学期の終業式が行われました。式の中で校長は次のような言葉を述べました。「変化の激しいこの時代だからこそ学問に勤しみ、変化を見極める力をつけて欲しい。明日から冬休みが始まります。この一年を振り返り来年の生活に生かしてください。高3生は受験が間近となります。ペースを崩さずにできる限りの力を尽くしてください。」式の最後は、今学期に活躍した部活動の表彰がありました。

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高等部生に語りかける校長 高等部の終業式 高等部陸上競技部
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高等部新体操部

2012年12月 9日 (日)

卒業生した先輩たちから高3生へのアドバイス

12月1日の高等部3年合同ホームルームでは、昨年卒業した3人の先輩が、冬休みの過ごし方や3学期の勉強の仕方、試験会場での注意点など、具体的なアドバイスをいろいろと話してくれました。「過去問を繰り返し解いた。新しい問題集などには手を出さず、授業プリントや模試などの漏れがないように復習した。」、「苦手科目にかなり時間を割いた。」、「元旦は気分を変えるために願書の記入をした。」「試験会場へは早めに着くようにした。休み時間は集中するために友人とあまり話をしなかった。」など、具体的なアドバイスがいくつもあり、高3の生徒達は熱心にメモを取っていました。来年はこの中の何人かが、後輩のために体験談を話しに来てくれることを期待しています。

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2012年12月 7日 (金)

中等部1年 「音」の野外実験

12月3日(月)、中等部1年生の理科1分野の授業で「音」の野外実験を行いました。競技用雷管を鳴らすと生徒たちは一斉に挙げた手を降ろしましたが、そのタイミングが揃わなかったことに、音が伝わるまでの時間のズレを実感していたようです。これからも身近なできごとから科学的な関心を深めていって欲しいと思います。

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2012年11月24日 (土)

高等部2年 修学旅行

高等部2年生のメインイベント、京都・奈良修学旅行に行ってきました。今年は11月中旬の紅葉シーズンの京都・奈良に行くということで、相当な混雑が予想されましたが、平日であった為、全日程滞りなく無事に終了しました。新幹線で京都駅に着き、まずは清水寺へ。周辺散策の後は近くの茶屋で豆腐料理を堪能。昼過ぎには醍醐寺へと移動し、初めに生徒とお坊さんとのグループディスカッション。(テーマは『幸福論』)お坊さん一人ひとりが生徒たちの近くに寄り添い、生徒の声に耳を傾け、ご自身の体験から様々なお話をして下さいました。その後門跡様からの法話を頂き、また、日が落ちると森村生のために灯りを点して下さり、紅葉と共にライトアップされた五重塔などもじっくりと夜間拝観ができました。闇の中に浮かび上がる色とりどりの木々とお寺やお庭はとても幻想的で、生徒たちもこの贅沢な空間を堪能していました。2日目はタクシー研修で、それぞれのグループに分かれて1日思い思いの場所を回り、夕食は旅館の部屋食でしゃぶしゃぶ。3日目も5つのコースに分かれて、和菓子作りや友禅染の体験、哲学の路や嵯峨野散策などをしてきました。全コースに含まれているプログラムのトロッコ&保津川下りから見る絶景には息をのむほどでした。4日目最終日は奈良から出発。東大寺南大門を拝んでから、二月堂三月堂コースと春日大社コースに分かれて散策。昼食後は法隆寺の夢殿拝観で全日程終了となりました。校倉造りや仏像など本格的な歴史を勉強しているからこそ面白い。高等部2年だからこそわかる自国の文化・伝統に大いに触れた大満足の3泊4日間でした。

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中等部1年 芸術鑑賞「和太鼓」

11月21日(水)の6校時、中等部1年生の芸術鑑賞会プログラムとして、和太鼓集団天邪鬼をお招きして演奏会を開催しました。腹の底に響く空気の振動を全身で感じながら、徐々に高揚感を増していくスリリングな音楽に、生徒たちは興奮を隠しきれないようでした。今回感じた音楽の感動を、ぜひ合唱コンクールへとつなげていってもらいたいと思います。

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2012年11月17日 (土)

ESS部 老人ホームボランティア公演

1110日(土)、ESS部総勢35名で町田市成瀬にある老人ホーム「正吉苑」にて、文化祭で上演した英語ミュージカル CATS を発表してきました。当日はホームにお住まいの皆さんとデイサービスでいらっしゃっている皆さんに、大勢の職員さんが見てくださり、広いホールにギリギリでステージを仕切ったほどの賑わいでした。作品がわかりやすくなるように急遽ネコの紹介を日本語に直して覚えなおしたものの、歌は英語なのでお年寄りの皆さんにわかって頂けるのか、と部員達はとても緊張していました。しかしひとたび公演が始まると、おじいちゃんおばあちゃん達から「すごい!」の声援やヒューッと口笛が鳴ったりして、生徒たちの表情がみるみる明るくなっていきました。皆さんは心から喜んで下さり、主人公のグリザベラがよろよろと立ち去るときには通路から手を取って「頑張ってね。」、また彼女を見下す美人ネコ達に「いじめちゃだめよ。」、ミステリアスキャットのダンスには「あらぁ、悪い人だったのねぇ。」などなど、なまの声が次々と掛かり、職員さんたちからも思わず笑いが起こり、生徒達も文化祭とは違うダイレクトな反応に大いに励まされました。公演後にも手をとって、「本当にありがとう!」「来年もまた来てね。」と、中には涙を流して下さる方も大勢いて、喜んでもらうはずが、元気を頂いたのはむしろ私たちの方でした。来年以降も是非続けたいね、と部員一同願っています。

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