2013年4月 8日 (月)

1学期始業式

4月8日(月)温かな春の日差しの中、平成25年度の始業式が行われました。新入生199名が、在校生および教職員の大きな拍手とともに始業式会場(体育館)に入場しました。髙橋校長は、横浜市がかつてゴミの量をわずか3年間で30%の削減に成功した「G30計画」を例に挙げ、『高い目標を叶えるためには計画を立てて実行すること。これまでの延長線上ではなく、大胆な取り組みやアイディアを実行して欲しい。』と、中等部・高等部全1170名を前に力強く語りかけました。その後、新入生代表の挨拶、在校生代表挨拶、新任教員の紹介、部活動の表彰式(新体操部・テニス部)が行われました。以下は、新入生代表挨拶です。『毎年、桜とともにやって来る春の中で、今年の春は人生の大きな一歩を踏み出すとても大切な春となりました。小学校のころからずっと眺め憧れていた中等部にやっと入学することができ、誇らしい気持ちでいっぱいです。新しい学園生活が始まり、私たち新入生は皆、胸をふくらませています。中等部では今までになかったたくさんの行事があり、まだわからないことも多々あると思いますが、先輩方を見習い、自分にできることを精一杯取り組んでいきたいと思います。勉強や部活動の面でも、新しいことにチャレンジして、将来に向けて、これまでとは違う新しい自分を見つけていきたいと思います。森村市左衛門先生の願い「心の正しい、世の中の役に立つ人」になれるよう「正直・親切・勤勉」を守り、この6年間でしっかりと心と体を鍛え、努力していきます。先生方、先輩方、どうぞ宜しくお願い致します。』

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朝の登校風景 新クラス掲示前の様子 中高全員での始業式
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新任教員の紹介 新体操部の表彰 テニス部の表彰

2013年4月 7日 (日)

中等部入学式

大型低気圧の影響が心配された中等部入学式は、4月7日(日)に予定通り挙行されました。199名の新入生は、新しい制服に身を包み、「101期生」として新しい生活をスタートさせました。新しい仲間との貴重な出会いや6年間の交流、また森村という大きな「家族」としてのつながりを大切にして欲しいと思います。入学式の式辞で髙橋校長は、次の言葉を述べました。「新入生の皆さんに希望することを三つお話します。一つ目は基本的な習慣や姿勢を身につけて欲しいことです。人間関係をスムーズにするためにもまずはきちんとした挨拶をしましょう。習慣は第二の天性と言われます。何事もはじめが肝心です。二つ目は、何事においても『自分から』という気持ちで積極的に取り組みましょう。そうすることで、自分の能力・個性・可能性を再発見して欲しいと思います。三つ目は、時間の管理をして欲しいことです。自分の時間はしっかり自分で管理しましょう。この三つのことを折に触れ思い出し実行してください。最後に、本日この場にいることは、皆さんの努力だけではないのです。陰ひなたとなり、支えてくださったご家族や保護者の方々に改めて感謝の気持ちを自分の言葉で表して欲しいと思います。」式後、新入生はホールで記念撮影をし、その後教室で各担任の先生から各種のプリントが配られたり、明日からの中等部生活についての話がありました。

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正門前の様子 199名の新入生の入場 髙橋校長の式辞
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松本理事長の祝辞 教室での様子① 教室での様子②

2013年3月25日 (月)

マエストロの音楽作りに感激

管弦楽部は、サントリーホールにて行われた東京フィルハーモニ管弦楽団の公開リハーサルと、その本番を楽しんでまいりました。指揮はロシア人のミハイル・プレトニョフさん。元来ピアニストであったプレトニョフさんは自身でもオーケストラを立ち上げて指揮者として世界中で活躍しています。今回は4月3日(水)に行われる森村学園の定期演奏会で演奏するラフマニノフの交響曲を演奏されるというので、特別に事務局に依頼し、公開リハーサルの見学が実現しました。生徒たちはマエストロ(元来ピアニストとしてチャイコフスキーコンクールの覇者でもある氏は、指揮活動を開始と同時に、自身でもオーケストラを立ち上げ、現在ではロシアを代表するオーケストラとなっております。)のリハーサルから、ラフマニノフのピアノ協奏曲のピアニストとのコミュニケーション(ピアニストは小川典子さん)の取り方、本番へのポイントを絞った音楽作りとその雰囲気に圧倒され、本番の演奏後興奮している部員も多数いました。本当に貴重な体験をさせていただきました。写真は、リハーサル後にマエストロから直接メッセージをいただいている様子です。この貴重な体験を4月3日(開演時刻18:30みなとみらいホール)の定期演奏会の演奏に生かせるように、管弦楽部は現在猛練習中です。

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2013年3月20日 (水)

第95期卒業式

日差しのうららかさに春の到来の喜びを感じた3月20日、第95期高等部卒業式が挙行されました。卒業生166名は、管弦楽部によるエルガー「威風堂々」の演奏とともに、堂々と入場しました。高橋校長は式辞の中で、中等部3年次の修学旅行や東日本大震災後の有志生徒による気仙沼でのボランティア活動などに触れながら、卒業生に次のような言葉を贈りました。「お互いに助け合うということ、何事にも真剣に熱心に取り組むこと、変化の激しい社会では柔軟な思考力・行動力・自分の目で見極め自分の頭で考え行動する力が必要です。そのためには常に学ぶ姿勢が大切です。創立者森村市左衛門のDNAが皆さんの中に受け継がれています。困難に遭遇した場合には、『正直・親切・勤勉』という校訓の意味を思い起こし、人生の指針にして欲しいと思います。」在校生代表の送辞、卒業生代表の答辞、卒業式の歌と続いた後、卒業生退場のタイミング直前に卒業生全員が立ち上がり、保護者と在校生の方を向き、スピッツの「空も飛べるはず」を合唱しながら、これまで過ごした6年間に感謝の気持ちを述べると、温かい空気が式場いっぱいに広がりました。今年も厳かな中にも心温まる卒業式でした。

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2013年3月15日 (金)

森村家の墓参

3月13日(水)高等部三年生の代表は卒業のご報告のために、森村家の墓参に出かけました。強風の中でしたが、各クラス代表の生徒と保護者の代表および担任は青山墓地にてお墓にお線香をお供えしました。創立者森村市左衛門先生にそれぞれに6年間在籍した感謝の意とこれからの進路のご報告を申し上げました。また、墓地ではお隣におやすみでいらっしゃる元学園長先生でいらした松本重一郎先生にもお参りし、謝意を表しました。

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2013年3月 8日 (金)

3学期期末試験

3学期の期末試験も本日で3日目が終了しました。明日(3月9日)は、いよいよ本年度最後の定期試験日となります。ある教室では、黒板に担任の先生から次のような応援メッセージが書かれていました。「学年を締めくくる大事な試験です。しっかり準備して臨もう!」、「最後の最後まであきらめないで!」、「1枚の作品を作り上げるように答案と向き合おう!」生徒たちは、ラストの1秒まで集中してテストに取り組んでいました。

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2013年2月20日 (水)

高等部1年講演会

高等部1年では、2週連続で講演会を開きました。1週目は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)国際部の岡本氏をお迎えしました。ロケット、人工衛星、宇宙ステーションの開発から航空、天文、惑星の研究まで幅広い事業内容の説明から始まり、JAXAの採用試験の一部をも紹介。実際に2人の生徒に「試験」する場面もありました。進路選択では「文系」の道を進んだ岡本氏は、大学時代に宇宙分野の国際法を学びその知識を生かすためにJAXAへの就職を選択し、現在では各国の宇宙研究者たちのかけ橋としてご活躍されているようです。岡本氏はその経験から、社会人として「言語力」、「ITスキル」、「経済学」の3つの資質が大切であると語られました。2週目は、神奈川県警察本部少年育成課の佐藤氏をお迎えしました。はじめに風邪薬を覚醒剤に見立てた白い粉を小さなパッケージに入れて生徒たちに見せ、「いわゆるこれが1パケ(=0.2グラム)、この形で街では売買されている。手を出せば乱用するようになり、薬物依存症となり中毒となる。絶対に薬物には手を出してはいけない。」と力説されました。夜遊びが不良交流につながり、そこからたばこ、薬物へと至るケースを紹介。未成年者の喫煙は薬物へのゲートウェイでもあるということです。現場で実際の薬物事案に携わる佐藤氏の一言ひとことに、生徒たちは真剣なまなざしで聞いていました。

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2013年2月15日 (金)

中等部3年 ギターとピアノのコンサート

2月13日(水)、中等部3年はギターとピアノ演奏のコンサートを堪能しました。ボサノバ風にアレンジした校歌は一瞬何の曲か分かりませんでしたが、「かっこいい!」「素敵!」と大好評。「アメイジンググレイス」、「ひなまつり」、「春よ来い」など有名なメロデイーが、いろいろな音色や五拍子のリズムなどで奏でられ、奥行きのある音楽の世界に存分に浸れたひとときでした。

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2013年2月 1日 (金)

中等部 合唱コンクール

今年もみなとみらいホールで中等部生による「合唱コンクール」が行われました。今年度はインフルエンザが例年以上に猛威を奮い、満足に練習ができないクラスもありました。また、当日も欠席が出て練習の成果が出し切れない悔しい思いをしたクラスもありました。そんな中、1年生はどのクラスも1年生らしい元気な歌声を響かせました。男子の声変わりなど難しさを抱える2年生も、今年度はどのクラスも迫力満点。1年生に良い影響を与えるほどのパフォーマンスを見せてくれました。3年生は圧巻。合唱が上手いことのみならず、どのクラスも曲想をいかに伝えるかという次元の高い争いを見せてくれました。天候にも恵まれた今年度の合唱コンクール。ホールを飛び越え、港へとどこまでも歌声が伸びて行く、みなとみらいにそんな余韻が残る合唱コンクールとなりました。

各学年の優勝クラスと曲名は以下の通り。
中等部1年 A組「水平線の向こうに」B組「今、飛び立つ者たちよ
(同点優勝)
中等部2年 B組「心つないで」
中等部3年 B組「虹」

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2013年1月26日 (土)

美術部作品展

この度、横浜市民ギャラリーあざみ野にて、美術部作品展を行いました。現役部員のみが外部で展覧会を行うのは初めての試みでした。会期中はギャラリーの素敵な雰囲気に負けることなく部員たちの作品それぞれが生き生きと主張し合い、大成功の展示となりました。森村学園に足を運ばれたことのない方々にもご来場いただき、さまざまなお褒めの声をかけていただいたことは部員たちにとって新鮮な喜びとなったようです。また本校の管弦楽部アンサンブルが美術作品の前で演奏するミニ演奏会も行いました。音楽と美術それぞれの新しい楽しみ方が提供できたのではないかと思います。作品を発表する緊張感や喜びを刺激にまた心新たに制作に取り組んでいこうと思います。

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