2015年12月24日 (木)

2学期終業式

12月22日(火)、第2学期の終業式が行われました。

式の中で髙橋校長は次のように述べました。『2学期には学園最大の行事「みずき祭」が行われました。今年は例年に比べ準備期間が短かったにもかかわらず、最高のパフォーマンスを披露してくれました。準備から片付けまですべて生徒たちが主体的に取り組むこのみずき祭は、大きな成長の糧となる行事です。これからもこの伝統を受け継いで欲しいと思います。さて、本日は一人一人に成績表が渡されます。成績の結果だけにこだわることなく、プラス思考で努力を続けてください。日々の授業を大切にするという地道な努力こそ基礎学力を育みます。高い目標をもって頑張って欲しい。高等部3年生は、森村生活の最終段階になります。中高6年間で積み上げたことを試す時です。今までの努力を信じ、ぶれることなく、諦めず、妥協しないことがいい結果につながります。森村の全教職員が応援しています。』

この後、生徒会長から1月6日の「生徒会3校交流会(聖光・洗足・森村)」のお知らせをはさみ、終業式恒例、活躍した部活動・個人への表彰式が行われました。

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2015年12月22日 (火)

国会議事堂・東京地方裁判所見学ツアー

12月14日(月)、高等部1・2年生の希望者24名で、国会議事堂見学と裁判傍聴に出かけて参りました。午前中は国会議事堂の中を衛視さんの案内のもと、約1時間かけて見学しました。議事堂の中では、参議院本会議場傍聴席に着席し、国会議事堂の説明や国会の働き等の説明を受けました。説明後の質問タイムでは、衛視さんが参議院と衆議院の議場の違いなど、実物を目の前に丁寧に説明してくださり、実際に政治が行われている場の雰囲気に圧倒されながらも理解の進む生徒が多かったようです。国会議事堂の外で記念撮影をした後は、議員会館に移動し、衆議院議員の政策秘書をされている方のお話しを聴くことができました。午後は、東京地方裁判所にて刑事裁判を傍聴するため、国会から東京地裁まで様々な省庁が立ち並ぶ道のりを徒歩で移動しました。東京地裁では、3つの法廷に分かれて、それぞれ刑事裁判を傍聴しました。このうち1つの法廷では、裁判官のご厚意により、傍聴席から法廷内に入り、裁判官の椅子に座り、裁判官に直接質問をする機会を設けていただきました。これまで授業の説明でしか知ることのなかった裁判について、身近に感じることのできる良いきっかけになったと思います。午前・午後を通して、この体験が今後のニュースや社会の動きに敏感になり、社会を見る眼差しを培う一端になればと思っております。 

参加した生徒の感想より

・はじめて裁判を傍聴して、授業で学んだことをふまえてより理解を深めることができました。議員秘書の方のお話を聞けたのが、貴重な体験で個人的に一番うれしかったです。実際に政治に深くかかわっている人にお会いするのはやっぱり違ったし、今までより政治に関心を持つこともできました。

・法廷は思ったより小さかった。被告人が警備員2人に連れられて入ってきた時、一瞬でその場が凍りついた気がした。裁判が授業でやった模擬裁判の流れと同じで感動した。ただ、目の前で行われている裁判がとてもリアリティーで劇なのではないかと疑いを抱いてしまうほどだった。

・法廷はすごく緊張感があってドキドキしました。

・思っていたよりも裁判の過程が形式的で驚きました。法廷の中に入らせてもらえたのはとても貴重な体験でした。裁判官の方と直接お話しできる機会もめったにないことだと思うので大切にしようと思います。

・政策秘書のお話では、様々な数値をグラフ化したものを見せて頂いた。中でも投票率が今年過去最低で、そのうち20歳代の投票率が下降傾向にあるということがよくわかった。それと、最近話題の軽減税率などの最新の時事も良くわかってとても勉強になった。また、一年間の予算の項目を見せてもらいこんなに細かいのかと驚きました。

・政策秘書さんは、私たちのようなにぎやかな学生に丁寧に細かく教えてくれました。これから若い人たちが投票できるようになるからどうやってその若い人たちに投票してもらうか考えたりすることもお仕事のひとつだと言っていました。

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2015年11月30日 (月)

中等部2年 職業調べ講演会

進路指導の一環として、中等部2年では毎年「職業調べ学習」を行っています。今年度は、元救命救急士、動物園職員、有名スーパーの広報担当、舞台俳優の方など、多様な職業人のお話を聴くことができました。

 第1回目は、救命救急士の方です。私たちが緊急の怪我や病気をしたときに応急処置をしながら病院まで搬送してくれる救命救急士です。その仕事に就くには大学や専門学校等を卒業し、国家試験に受かる必要があります。大学や専門学校でも実習なども多く、また医薬品を扱うこともあるので、その知識も学ばなければならないので、勉強と運動の両方を必要とされるようです。

 第2回目は、動物園職員の方です。動物園で見かけることはあってもなかなか仕事内容までは知らない職種の一つかもしれません。動物園では動物の生態等を研究し、そのレポートを発表するこということに生徒たちは驚いていました。また、生徒たちの関心が高かったことは、動物園で動物が死んだ場合、その動物をすぐに解剖し、なぜ死に至ったかを調べるということでした。毎日が楽しそうだというイメージが強い動物園でのお仕事、この日の講演の内容生徒たちにとって刺激が強かったようです。

 第3回目は、有名スーパーの広報の方です。この方は以前に某有名アパレル企業に在籍していた方です。「広報ってどんな仕事?」と投げかけられた生徒たちは「なんだろう?」と首をかしげていました。広報とは会社が何をしているかをPRし、広く自社を売り込む仕事とのことです。また、危機管理を行うことも広報の仕事の一部だそうです。「このような講演会をして会社をアピールすることが仕事ですよ。」この言葉に多くの生徒が納得していたようでした。

 最後は舞台俳優の方です。国内のみならず、ロンドンやパリ、台湾などいろいろな舞台に出演しています。生徒たちにも人気の俳優、女優とも共演したことがあるそうです。講演の中で生徒3名をホール舞台上に誘い、一緒に「台本読み」をしていただきました。さすがプロの演技、生徒たちはみな圧倒されていたようでした。 

「今の仕事に就くきっかけは森村学園での生活の中にありました。」「14歳で将来の職業が見つかっていなくても大丈夫。人生の準備を今からしっかりと行ってください。」「可能性は無限にあります。」卒業生講演者からいただいた一言一言が、生徒の心の中に刻み込まれたようでした。

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2015年11月24日 (火)

第4回学校説明会 中1生がパネリストとして参加

11月22日(日)、「第4回学校説明会」が行われました。日曜日開催となる今回の説明会には、親子での参加も多く、昨年同時期の説明会より多くの皆様にご来校いただきました。誠に有難うございました。11月の説明会では「中等部1年生によるパネルディスカッション」が毎年の恒例企画となっております。今年も中等部1年生男女6名がパネリストとして参加。以下は、進行役の中1担任とパネリストたちとの主なやりとりです。 

①なぜ森村を受験しようと考えましたか。

 -校舎がきれいでグラウンドが広いから。

 -家から近く通いやすいから。

 -校風が自分の性格に合っていると思ったので。

 -文化祭で管弦楽部の演奏を聴いて。

 -大学進学実績が良いから。

 -塾の先生から勧められたから。

②入学当初の不安について聞かせてください。

 -友達ができるかどうか。

 -勉強についていけるかどうか。

③初等部出身者とどのように仲良くなりましたか。

 -登下校が一緒で仲良くなった。

 -部活動が一緒で仲良くなった。

 -初等部出身者が声をかけてくれ嬉しかった。自分からも積極的に声をかけた。

④昨年の今頃のことを聞かせてください。

 -塾から帰宅したら、過去問を毎日一教科ずつ解いていました。

 -テレビ番組は、ニュース以外禁止でした。

 -勉強に行き詰ると、母が息抜きにカフェに連れて行ってくれて嬉しかった。

⑤受験生に向けて応援メッセージをどうぞ。

 -わからない問題があったら飛ばして、余った時間で解きなおしてみましょう。

 -結果は後からついてくるから、絶対にあきらめないで頑張ってください。

 

パネリスト一人一人に対して、会場からは温かい視線をいただきました。

 

◎「入試問題解説会」のお知らせ◎ (6年生児童はHPで要予約)

日時 12月6日(日)14:00~16:00 

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2015年11月13日 (金)

中等部1年 創立者研究

幕末から明治の激動期にかけ、日米貿易を切り拓いた創立者森村市左衛門。中等部1年では創立者の研究を毎年行っております。創立者の長き苦悩とその成功ストーリーを関連書籍やビデオ、インターネットなどから学び、創立者の人生訓で学園の校訓でもある「正直・親切・勤勉」の真の意味を追求します。生徒たちはグループに分かれ研究を進め、クラス内でプレゼンテーションしました。去る11月4日には、各クラスの代表グループが学年全員の前でプレゼンテーションを行い、最優秀グループには、校長から賞状が手渡されました。

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2015年11月 5日 (木)

中等部3年 ニュージーランド修学旅行

10月24日から30日にかけて、中等部3年生はニュージーランド修学旅行を実施しました。初日は、成田からの直行便で約11時間かけて無事オークランド空港に到着。そこからバスに乗り換え3時間の移動。道中生徒たちは旅の疲れからか、ぐっすりと寝ていました。バスは「ワイトモ鍾乳洞」に到着。『天空の城ラピュタ』の飛行石の洞窟のモデルともなった幻想的な土ボタルの世界に浸りました。その後は、少人数グループに分かれて3泊4日間のファームステイに向かいました。大規模酪農家、貿易商、キウイフルーツ農家、犬のブリーダーなど多様なファームステイ先で、生徒たちはそれぞれにかけがえのない体験をしたようです。各ファームステイ先では、羊の毛刈りや乳しぼりを体験し、中には牛の出産シーンに立ち会うグループもありました。そのような貴重な体験を通して、英語でのコミュニケーションに挑戦し、ひとまわり成長して帰ってきたようです。5日目の午前は、コース別のアクティビティに挑戦。スリル満点の川下り「ラフティング」、最高時速80キロで湖面を疾走する「ジェットボード」、ニュージーランドの国鳥でもあるキウイバードの飼育施設を見学する「レインボースプリングス」、そして「乗馬」にそれぞれ参加し、楽しい思い出をつくることができました。午後は、高さ30メートルまで噴き上げる間欠泉を見学した後、先住民マオリのコンサートを堪能しました。生徒もマオリの伝統的なハカと呼ばれる芸能に参加し、異文化を体感していました。6日目の午前は、オークランド市内の学校との学校交流が行われ、現地の同年代の学生との交流を深めることができました。ジャズの演奏やダンスなどの披露で歓待された後、森村生からはそのお礼に、全生徒による振りを付けた合唱から始まり、ソーラン節・ダンス・空手の演武・新体操を披露しました。午後は、オークランド博物館見学とオークランド市内班別散策を行いました。帰国後、「フォトコンテスト」と「ニュージーランド事後学習ミニレポート」の指導が進んでおります。今回の修学旅行をきっかけに、様々な分野で野心的なチャレンジをする生徒が増えることを願っています。

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Farm_visit_1ホストファミリーと一緒に

Hakka踊り「ハカ」の体験

Jetboardingジェットボード体験

School_visit交流校での授業体験①

School_visit_2交流校での授業体験②

2015年10月30日 (金)

中等部1年 芸術鑑賞

本校では毎年中等部1年次に太鼓集団「天邪鬼」に来校して頂き、和太鼓の生演奏を鑑賞しています。世界でそして各メディアでも活躍する「天邪鬼」のホンモノの演奏に触れ、生徒たちは心を動かされました。以下は生徒の振り返りシートより一部を抜粋したものです。「太鼓の演奏を初めて聴いたが、迫力がありすぎて驚いた。」「とってもかっこよくて、とっても感動した。自分も何か伝統を守って伝えていけるような、そんなことをしていきたいと思った。」「太鼓どうしの音の重なりが心臓や持っている紙に響いて感激した。耳だけではなく体や心で聴いているという感覚になった。」「幕が開いてすぐ言葉がつまりました。すごい迫力で緊張感が高まりました。床から振動が響いてきて、体育館が生きているように感じました。」講話やレクチャーも受け、舞台上で体験もさせて頂き、大満足した様子の生徒たちが印象的な芸術鑑賞でした。

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高等部3年 大学出張説明会

10月9日と23日の2日間にわたり、青山学院大学、中央大学、明治大学、法政大学、北里大学の計5大学の担当者が来校し、「大学出張説明会」を開催しました。生徒たちは、それぞれの大学の概要はもちろん、学部の詳細説明に真剣に耳を傾けていました。

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2015年10月28日 (水)

ESS部 ハロウィン

日本にもすっかり定着したハロウィン。元々は古代ケルト人のお祭りで、秋の収穫を祝い、悪霊を追い払う宗教的な行事です。森村学園のESS部では毎年この時期になると、部員みんなで大きなかぼちゃの中身をくり抜き、「ジャック・オー・ランタン」を作ります。今年もユニークな作品が出来上がりました。

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2015年10月 8日 (木)

中等部3年 機内マナー研修

10月7日(水)、中等部3年生はホームルームの時間を使って、約2週間後に迫ったニュージーランド修学旅行に向けて「機内マナー研修」を行いました。キャビンアテンダントとしてのキャリアをお持ちの卒業生が講師として登壇して下さいました。さすが本場の経験を積んでいる方のお話ということもあり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。機内で重宝するアイマスク・耳栓・保湿マスクについて「全て身に付けるとちょっとみっともないけれど、リラックスできる」というお話が出ると、生徒は楽しそうにメモをとっていました。また、実体験に基づいて「機体が乱気流に入ったときに席を離れていると、体が浮いて客室の天井裏に入ってしまう」というお話には生徒も大変驚き、着席時のシートベルト着用の重要性をよく理解できていたようです。他にも、ニュージランド航空で実際に行われるであろう英語での機内アナウンスを想定し、生徒にも実演してもらいました。当日も聞き取れるといいですね。

英語を満喫する1週間の修学旅行。出発の日が近付く中、生徒たちの実感も増したのではないでしょうか。

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