2014年10月16日 (木)

陸上競技部大越くん 関東大会出場へ

神奈川県高等学校新人陸上競技大会において高等部1年・大越崇浩くんが3位に入賞し、茨城県で開催される関東高等学校選抜新人陸上競技大会に出場が決まりました。男子110mハードルに出場した大越くんは、予選・準決勝とそれぞれ組のトップで通過し、決勝では自己記録を更新してゴールしました。決勝でマークした15秒00は今年度全国高校ランキングの84位となっています(10月5日現在)。関東大会でも出場者ランキングの上位に位置しており、活躍を期待したいと思います。

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2014年10月 2日 (木)

オーストラリアの高校生が来校しました

9月16日(火)から1週間、オーストラリアのメルボルン近郊にあるメルトンクリスティアンカレッジの生徒が本校を訪問しました。夏期語学研修や約10週間のターム留学では本校よりすでに多数の生徒がメルトンクリスティアンカレッジで学んでおり、今回の来日により双方向の交流が始まりました。今回来日した生徒は皆、高校で日本語の授業を選択している生徒たちです。ホームスティ先の本校生徒と共に朝のHRへ行き、さまざまな授業に参加しました。放課後は茶道や華道、書道といった日本伝統の文化を体験、オーストラリアの学校とのギャップに驚きながらも様々な体験が出来たのではないかと思います。この経験が日豪双方の生徒にとってよいきっかけとなることを願っています。

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2014年9月15日 (月)

みずき祭

2014年度の「みずき祭」のテーマは、「蛍」。生徒たちがこのテーマに込めた思いは、主に三つありました。一つ目は、成虫期が短く、その期間に幻想的な光を精一杯発するその様子から、生徒たちが文化祭という短い期間に精一杯輝き、お客様がその「光」を見て楽しんでいただきたいという思い。二つ目は、集団発光する蛍の性質から、一人一人が輝けば周りのみんなも輝きだす、つまり、自分自身が輝き、周りの人がhappyになってほしいという思い。三つ目は、蛍が光る理由の一つに「愛を”伝える”」ということがあることから、いつもは言えないこと、言いそびれてしまっていることなど、この期間に"伝えて"ほしいという思いです。「みずき祭」は森村学園最大のイベントで、生徒が自分たちで作り上げる行事です。これまでに様々な失敗やドラマがありました。9月13日(土)・14日(日)の本番当日、生徒たちは一人一人精一杯「発光」していました。ご来校いただいた一人でも多くの方が、生徒たちの放った「光」をご覧になり、happyなお気持ちになってくださったのでしたら幸いです。今年も大勢のお客様にご来校いただきました。心から御礼申し上げます。

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2014年9月11日 (木)

新体操部の活躍

7月および8月の新体操部の活躍をまとめてご報告いたします。 

≪高等部新体操部≫ 

神奈川県選手権大会

 団体競技 

  Aチーム優勝(平田・田中・矢島・塩田・黒田・青木・加藤)

  Bチーム4位入賞(西本・茂木・吉成・嶋井・高畠・清水・宮木)

 個人競技 

  平田(リボン優勝) 矢島(ボール2位入賞) 青木(クラブ4位入賞)

  門倉(フープ6位入賞)

全国総合体育大会(インターハイ)

 団体競技 

  13位(平田・田中・矢島・塩田・黒田・嶋井)

森村の試技は43番16時とかなり遅い時間でしたが、朝から良い緊張感のある中で、練習会場・サブ会場と自分たちの演技にしっかりと集中していくことができました。とても良い準備ができ大会に臨めたと思っています。精神面の弱さから県内の大会・関東大会と納得のいく内容ができず、悔しい思いをしてかなり時間をかけ乗り越え精神的に強くなった結果だと思います。代々木第一体育館の本番では森村らしい躍動感のある演技をすることができました。手具が場外に出るミスがありましたが、ミス後は落ち着いていて最後までしっかりと躍りきることができました。 

国民体育大会関東ブロック大会

 個人競技・団体競技総合 4位 (平田・矢島・塩田・黒田)

この結果、本国体への出場権利を獲得しました。本大会は、10月19日・20日、長崎県西海市で開催されます。応援よろしくお願いします。  

≪中等部新体操部≫

神奈川県ジュニア女子新体操選手権

 団体競技

  3位(服部・増田・吉川・國又・黒田・磯村・大熊)

この結果、関東ジュニア女子新体操選手権への出場権利を獲得しました。 

神奈川県中学校新体操大会

 団体競技

  2位(服部・増田・吉川・國又・黒田・磯村・大熊・森嶋)

  この結果、関東大会への出場権利を獲得しました。

 個人競技

  大河原(総合8位)

関東中学校新体操大会

 団体競技

  9位(服部・増田・吉川・國又・黒田・磯村・大熊・森嶋) 

関東ジュニア女子新体操選手権

 団体競技

  12位(服部・増田・吉川・國又・磯村・黒田・大熊・森嶋)

得点、順位ともに上位に入ることは叶いませんでしたが、公式戦では初めてのミスのない演技をすることができました。関東大会と日程が近い中、このような結果が出せたこと、選手はもちろん部全体の大きな喜びでした。3年生はこの大会をもって一区切りということになりますが、今後はこれらの経験を糧に、一人一人の部員あるいは部全体のさらなる向上を目指して活動に励みます。

 *下の写真は、8月7日から9日まで、国立競技場代々木第一体育館で行われました「全国総合体育大会(インターハイ)」の様子です。

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2014年9月 2日 (火)

2学期始業式

9月1日(月)、中高6学年の生徒全員が会し、2学期の始業式が行われました。式の中で髙橋校長は、次のような言葉を述べました。『生徒会執行部による「執行部通信13号」が職員室前の廊下に掲示されています。そこには、みずき祭の意義が書かれていました。それは、「意志をもって自分から行動し、生徒の力で行事を作り上げることで、普段の学校生活では得られない経験をする。自分たちで作り上げる行事が外に向けて発信されていることを認識し、自己満足で終わらず、他者(お客様)を楽しませる意識をもつ。」というものです。素晴らしい意気込みに感心しています。』校長は続けて夏休み中に日本各地で発生した自然災害や事件などに触れ、犠牲者への哀悼の意を表すとともに、『今、自分にできること、やるべきことに全力で取り組んでほしい。命の大切さを今一度考えてほしい。』と中高生に語りかけました。その後、夏休み中に活躍した生徒の表彰式が行われました。今回はテニス部・新体操部・ゴルフ部・陸上競技部・バレーボール部、また漢字検定最優秀賞受賞者の功績を、中高生全員で称えました。

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2014年8月31日 (日)

オープンスクールが終了しました

8月30日(土)、今年度もたくさんの小学生および保護者の方をお迎えし、無事にオープンスクールを終えることができました。小学生対象の各種アクティビティーに加え、今年も保護者対象の「言語技術体験講座」を開催しました。アクティビティー終了後は、大勢の方がカフェテリアで食事をされる中、学校紹介ビデオチーム(有志生徒)による今年度版の学校紹介ビデオのお披露目会や管弦楽部によるミニライブも行われました。

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ターム留学中の生徒たち

2012年度より『ターム留学制度』を開始しました。これは、7月の1学期の期末試験が終わってから9月の第3週までのおよそ10週間、オーストラリアのメルボルン近郊メルトンにありますメルトンクリスティアンカレッジにホームスティをしながら通学するというプログラムです。試験休みと夏休み、そして2学期の初めを利用して現地の第2タームすべてに通学することで、本校の学習に与える影響を最低限にとどめつつも10週間に渡る継続的な留学体験が出来るプログラムとなっています。今年も公益財団法人森村豊明会より留学奨励金を受けた高等部2年生2名と1年生2名の4名がこのプログラムに参加しています。現地校では該当学年に一人ずつ割り振られ、他の生徒と同じようにメルトンクリスティアンカレッジの制服をまといます。基本的にすべての授業に参加し、現地の生徒と同じように成績表を受け取ることになるので、言葉の壁に苦しみながらも膨大な量のレポートをこなすために図書館に通ったり、クラスメートと共に理科の実験で頭を悩ませたり…なれない土地で言葉や文化の違いに戸惑いながらもそのすべてを成長の糧として彼らは日々大きくなっています。そして早くも9月になり帰国の日も近づいてきました。残り3週間、今までの経験を生かして充実した時間を過ごして欲しいと思います。

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オーストラリア語学研修④

長いと思っていた3週間の語学研修も終わりが近づき、幼稚園の訪問などが終わればいよいよホームスティ最後であり最大のイベント、さよならパーティーです。この3週間の感謝の気持ちを込めて、学校ごとにお世話になったホストファミリーを招いてパーティーを実施しました。ソーランや空手道など日本の文化を取り入れた本校生徒の発表にホストファミリーは興味津々、最後は拍手に包まれました。そして日曜日の夜には3週間お世話になったオーストラリアの「家族」と別れ、深夜定刻通りに飛行機はメルボルンを出発、シンガポールを経由して8月11日の16時過ぎに無事に羽田空港に到着しました。24時間オールイングリッシュの環境で英語を勉強するプログラムなら国内にもたくさんありますが、日常の生活を共にし、すれ違いや和解を通してお互いに理解が深まり、最終日には別れを惜しみ本校生徒を離さないホストファミリー達の優しさや、空港へ向かうバスに並走して手を振る彼らの温かさこそ学習の効率を格段にあげるものであり、私たちのこの語学研修プログラムをよりいっそう充実したものに変える源でもあり、わざわざ現地でホームスティをしなければ得られない宝物であると思います。今回参加した生徒皆の今後に期待するとともに、彼らの「家族関係」がこれからも続くことを願っています。

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2014年8月11日 (月)

オーストラリア語学研修③

オーストラリアに到着してから早くも2週間が経ちました。今回は現地での生活について簡単にご案内いたします。平日は学校で授業です。午前中はコーディネーターによる森村生だけの特別授業を実施、自己紹介の方法からショッピングやホームスティで使用する便利な表現、現地の紙幣やコイン、固有の動物や伝統文化までもが記されている専用のテキストを使って、コーディネーターが一人一人に問いかけながら指導をします。そして午後は2~3人の少人数に分かれて実際の授業に参加、時には日本語の授業に参加して臨時の「先生」になることもあります。また、老人ホームや幼稚園に行き、折り紙や茶道など日本の文化を披露することも。さらに今年は日本の某ファミリーレストランのホワイトソースなどを作っている工場を見学したり、移民が多いオーストラリアならではの様々な文化を体験できる「カルチュアルディ」に参加したりもしました。そして週に一度は遠足です。メルボルン市内の大聖堂やビクトリアマーケットの見学やワイルドライフパークに行ってコアラなどの見学、アボリジニーの文化体験館へ行きブーメラン作成や伝統芸能の鑑賞などを行います。実際に目で見て体験することでオーストラリアや異文化をより理解できることでしょう。こうしてあっという間に週末です。観光に行ったりショッピングに行ったり、家の掃除をしたり家事の手伝いをしたり・・・ホストファミリーとの大切な時間を通して様々な体験が可能になっています。こちらでの短期語学研修も残すところあと1週間となりました。この2週間、日に日に上達してゆく英語力を存分に発揮し一生の思い出を残してほしいと思います。こちらに到着したときには真っ暗だった月も徐々に明るくなり、8月4日(月)は上弦の月となっています。そして帰国する8月11日(月)はなんと満月です。残りの時間を大切にし、能動的に生活することで参加生徒の英語力や可能性も同様に輝くことを願っています。

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2014年8月 3日 (日)

中等部1年 白樺湖林間学校

2014年7月26日(土)~29日(月)の3泊4日の日程で、中等部1年生は長野県白樺湖周辺で林間学校を行いました。1日目は車山を下り八島ヶ原湿原を歩くハイキングに臨みました。青空の下、生徒たちは風のわたる草原や湿原の中を草花を見つけ、会話を楽しみながら歩きました。夜はネイチャーガイドの方の講話を通じた自然学習を行いました。翌日の登山で目にする縞枯れ現象や、増えているシカの害などについて、画像を見たりシカの骨格標本を触ったりしながら聴講しました。2日目は縞枯山と茶臼山の登山に挑戦しました。昨年、一昨年と天候の悪化により登頂を断念していましたが、今年は風と小雨に見舞われながらも登頂を果たすことができました。雲に覆われ眼下の雄大な景色を拝むことはできませんでしたが、山頂では縞枯れ現象を作り出す強風を体感し、生徒は自然の強大な力を肌で感じていました。3日目の午前中はスコア・オリエンテーリングを実施しました。グループに分かれての本格的な競技に生徒たちは夢中になり、地図を片手に真剣に作戦を吟味しながらポイントを回っていました。午後は野外炊飯を行い、きのこのホイル焼きとリンゴのホイル焼き、豚汁を作りました。ホイルの包み方や、リンゴの焼き加減に四苦八苦しながらも楽しみながら調理し、最高の景色を眺めながら自分たちの料理に舌鼓を打っていました。夜は林間学校のハイライトとなるキャンプファイヤーです。有志のスタッフが1学期から昼休みなどを使って企画を練り、当日の進行を担当しました。生徒たちはクラスごとのスタンツに全力投球し、ダンスやゲームに興じました。そしてすっかり日が暮れると、生徒たちの頑張りを祝福するように空には満天の星空が広がり、急遽天体に詳しい生徒による星の解説が繰り広げられる中、きらめく星座と鎮まりゆく炎に生徒たちは林間学校をふりかえりました。4日目は高山ファミリー牧場でレタスの苗植えの農業体験を行いました。生徒は各担当に分かれてスタッフの方から説明を聞き、それを班員に説明し、みんなで声をかけながら作業を行います。一人ひとりが責任と自覚を持ち、班で団結しないと時間内に完了できません。また、「命」を扱う作業なので一切の妥協はなく、スタッフさんからも厳しい指摘がはいります。生徒たちは、土にまみれながら命を扱う仕事の厳しさと、食物の尊さを身をもって知ることができました。生徒たちは、この4日間で、机上では学べないことを学び、自ら主体的に考えて行動することで大きく成長したように思います。これからの学校生活に活かしてくれることを期待します。

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