2014年7月29日 (火)

オーストラリア語学研修②

7月25日(金)、オーストラリアに到着して初めての遠足です。各学校から車でおよそ一時間、バララットという場所にある野生動物園に行きました。ここは、カンガルーやエミューが敷地内に放し飼いにされており自由に触れ合うことができます。また、ウォンバットやタスマニアデビルといったオーストラリア固有の動物も担当係員の説明を聞きながら見学することができます。最高気温8度という悪条件ではありましたが、各自が事前に調べた動物について係員に質問したり、自分たちのもとへやってくるカンガルーの子供を前に、みな寒さを忘れて記念写真をとったり餌をあげたりしていました。その後はショッピングセンターへ移動し昼食をとり、自由見学の時間の後に、メルトングループとジーロンググループはそれぞれ帰路につきました。ホームスティが始まってまだ数日ではありますが、すでに各生徒のコミュニケーション力には明らかな変化が見られます。この一週間の学習の成果を出して、それぞれがホストファミリーとの生活を楽しんでもらえればと願っています。

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2014年7月22日 (火)

オーストラリア語学研修①

いよいよ7月20日(日)から3週間の短期オーストラリア語学研修が始まりました。今年は羽田空港からの出発です。17:35に定刻よりやや遅れて出発、シンガポールを経由してオーストラリアのメルボルンには翌21日(月)の朝9:00過ぎに到着しました。空港ではこれから3週間お世話になるコーディネーターの歓迎を受け、そのままバスに乗り早速メルボルン市内へ向かいます。あいにくの曇り空の中フリンダ駅近辺でフェデレーションスクエアなどを見学し、お昼はヤラ川沿いのフードコートで各自が好きな食べ物を注文しました。その後は2つのグループに分かれ、メルトンとジーロングそれぞれの学校へバスで向かいました。夕方には少し緊張しながらも各学校でホストファミリーと会い、それぞれの「マイホーム」へと向かいました。夜には空も澄み渡り、南の空には有名な南十字座が輝いています。日本からは見ることのできない星座が広がっています。翌日からはいよいよ学校での学習が始まります。それぞれが様々な異文化体験を通じて、今までの自分に隠されていた新たな可能性を輝かせてくれることを願っています。

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1学期終業式

7月19日(土)、1学期終業式を迎えました。

髙橋校長の終業式の言葉は、次の言葉から始まりました。「これから本格的な夏がやってきますが、この夏休み中の活動の際には自分の体調をきちんと把握して一人一人が十分に気を付けてください。」続けて校長は、何事にも素直な心で接することの大切さに触れました。「中学高校時代は、誰しも自分のことで精いっぱいになりがちで、周りのことが見えないことがありますが、そういう時だからこそ、素直な心と感謝の気持ちを持って接すると、見える世界もまた違ってくるのです。高校3年生の皆さん、素直な心は学ぶ心を育て、学力も自ずから向上するものです。夢に向かって頑張ってください。応援しています。それでは有意義な夏休みを送ってください。」

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2014年7月10日 (木)

1学期期末試験が終わりました

4日間におよぶ期末試験が、7月10日(木)終了しました。1学期中に蓄えた力をすべて出し切った生徒たちからは、最終教科の試験終了後教員が答案を回収し、号令がかかると、思わず「終わった!」の声が…。終礼後、中等部1年生は林間学校直前の、そして中等部3年生は、7月14日(月)の芸術鑑賞会の最終確認ための学年合同ホームルームを行いました。

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2014年7月 4日 (金)

中等部2年 ブタの眼球の解剖実験

7月4日(金)、中等部2年生の理科の実験でブタの眼球の解剖を行いました。教員が解剖の手順をスクリーンに映し出しながらデモンストレーションを行うと、生徒たちは「うわぁー」という感嘆の声を漏らしていました。時折生徒たちが興奮する場面もありましたが、教員が「生命を扱っていること」の意味を再確認すると、落ち着きを取り戻して再び解剖の様子に見入っているのが印象的でした。

その後実際に生徒たちは解剖と記録を分担して実験に取り組みました。真剣な目つきで眼球の手触りを確かめながら、意外なほど慣れた手つきで解体していきました。眼球を輪切りにして透明なガラス体が流れ出ると、「きれい」という声があちこちで聞こえました。最後に眼球から水晶体をはがして新聞紙の上のスライドガラスに載せると、文字が大きくなったことに生徒たちは感動していました。まさに自分の目が今「見ている」ということを生物学的に体感した瞬間かもしれません。知る楽しさ、学ぶ面白さをこれからもたくさん経験して欲しいと思います。

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2014年6月 5日 (木)

体育祭

5月30日(金)、初夏のような日差しの中、中等部高等部の体育祭が行われました。中高生はそれぞれ赤・黄・白・青・緑の5色に縦割りでチームを編成。応援団員は各競技の応援合戦だけでなく、後輩たちの競技や応援マナーに至るまでをも指導をする光景が見られました。どの種目においても、生徒一人一人が全力を出し切って戦い抜いたその顔は、とてもさわやかでした。

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2014年5月13日 (火)

管弦楽部 第9回定期演奏会

部員数が創部以来最多の100名となった管弦楽部は4月6日(日)、みなとみらいホールにて「第9回定期演奏会」を開催しました。当日は悪天候にもかかわらず、1300名を超えるお客様のご来場を賜りました。第1部クラシックのメイン曲であるチャイコフスキーの交響曲は大変な難曲であったこともあり、部員たちは演奏自体を楽しむというレベルに至らず苦労を重ねてきました。しかし本番では、一人ひとりの部員が楽しみながら演奏することができ、大きな達成感を得ることができました。聴衆の皆さまにも部員たちの生き生きした様子をお感じいただけたようです。第2部のポップスでは、中等部生と高等部生のそれぞれがオーケストラを組織して演奏するプログラムを初めて設けました。事前の練習では、高等部生が後輩たちを熱心に指導した甲斐もあり、本番では中等部生たちも堂々した演奏を繰り広げました。最後のアンコールでは、演奏する部員たちと会場が一体となり盛大に幕を閉じました。

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2014年5月 1日 (木)

中等部2年 校外行事

4月24日(木)、中等部2年生は校外行事として芸術鑑賞(狂言)と横浜散策を行いました。生徒たちは神奈川県立青少年センターに集合した生徒たちは、ベルが鳴るとおしゃべりひとつすることなく開演を待ちました。大人顔負けの鑑賞マナーに、引率教員も感心しました。しばらくすると大蔵基誠さんが現れ、生徒たちにも親しみやすい語り口で、簡単な狂言のいろはを解説して下さいました。演目が始まると客席の空気が変わりました。体が前のめりになって、舞台に引き込まれていき、自然に笑いも起こります。30分ほどの演目はあっという間に終わってしまいました。その後は狂言体験の時間となり、希望者は舞台袖で足袋に履き替えました。基本の構え(立ち姿)・運び(すり足)・狂言特有の言い回し(笑い・犬の声・泣き)と教えて頂きました。質疑応答で「狂言をやっていて良かったと思うことは何ですか?」という質問が出ると、「人を楽しませることができること」、「たくさんの人と出会えること」というお答えが返ってきました。生徒たちは満足そうな表情で会場をあとにしました。その後、生徒たちは桜木町駅へ向かい、班ごとに解散して横浜散策を実施しました。開港地である横浜は、その歴史的痕跡を色濃く残しています。最初の波止場である「象の鼻」、転車台の遺跡、「横浜」の名の由来、中華街で迷いやすい理由、そして赤レンガ倉庫地区に残る謎のレール(実は八王子から生糸を輸送していたかつての横浜線の名残です)など、いずれも横浜の地理・歴史と深く関連しています。また、日米貿易による「独立」を志した学園の創立者、森村市左衛門とも縁の深い土地でもあります。その他、昨年の日本地理の授業で学んだ「産業構造の高度化」を実感できる場所でもあります。そうした事前学習を含む様々な学びを教室の外で「使う」ことを目的とした行事です。当日はまさに散策日和と言うべき突き抜けるような快晴でした。昨年、雨天により校外行事が体育館実施となった101期生には嬉しいプレゼントでした。これも生徒たちの日頃の行いが良かったおかげでしょうか?今回の散策では撮影チェックポイントを設け、そこで班ごとに教員が記念撮影を行いましたが、どの生徒もまぶしい笑顔でした。中には撮影チェックポイントである中華街関帝廟で記念撮影を終えると、廟の中に入って祈りを捧げる生徒もおり、いちはやく異文化を体験してくれたようで嬉しい限りです。ぜひ今後も、教室の学びを教室の中で完結させず、教室の外へと「学び広げて」ほしいと思います。

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2014年4月30日 (水)

中等部3年 校外行事

4月24日(木)に中等部3年生は校外学習で両国へ行きました。午前中は江戸東京博物館をクラスごとに見学します。見事に復元された江戸から昭和に至る街並みを見学しながら、ちょうど授業で扱っている当時の人々の生活について学ぶことができました。そしてお昼はやはり両国名物のちゃんこ鍋。駅前に移動し、老舗のお店でボリューム満点のちゃんこ鍋を新しいクラスの仲間と美味しく頂きました。午後は班ごとに分かれて自由散策です。様々な史跡を巡る班もあれば、相撲部屋めぐりをする班、さらには隅田川沿いの散策をする班など、それぞれが両国の街を堪能しました。ニュージーランドへの修学旅行を秋に控え、ファームスティ先の家族へ素敵なお土産を探すことや、現地で話題になるかもしれない昔の日本人の生活についてよく知ることもでき、今後につながる有意義な校外学習でした。

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中等部1年 校外行事

4月24日(木)中等部1年生は、足柄にある神奈川県立21世紀の森に校外学習に行きました。快晴の空の下、芝生の広場や森の中で、生徒たちはファシリテイターの方から提示された様々な野外アクティビティーに取り組みました。20人のグループで挑戦する課題は、長い丸太のベンチに一列に乗ったまま位置を入れ替えたり、一人ひとりが持った短い筒をみんなでつなげてビー玉をゴールに運んだりと難題ばかり。みんなで意見を出し合って試行錯誤する中で、生徒たちは、入学からまだあまり話したことのなかったクラスメイトともすっかり打ち解けた様子で、広場には笑顔と歓声が溢れました。

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