2013年9月 2日 (月)

2学期始業式

外の気温30度を超える中、第2学期が始まりました。体育館1階では中等部高等部合わせて約1170名が一斉に集い、始業式が行われました。校長は式の中で次のような言葉を述べました。『アメリカ大リーグのイチロー選手が日米通算4000本安打を達成しました。大リーグの歴史の中でも史上3人目の快挙です。記者会見でイチロー選手は「4000本安打を打つためには8000回以上の悔しい思いがあった。」と述べました。失敗を大事にし、生かしてきたからこそ成し遂げられたことです。成功よりむしろ失敗から学ぶことの方が多いのです。』更に、この夏に部活動で全国大会に出場した中高の新体操部や陸上競技部に触れ、『明確な目標を持ち、悔しい思いをバネにして努力する過程にこそ素晴らしい価値がある。』と生徒たちの活躍を褒め称えました。最後に、森村での生活が最後となる学期を迎えた高等部3年生に対して校長は、『一時たりとも無駄にせず、納得できる結果を得られるように一日一日を大切にしてほしい。』と締めくくりました。校長の後は、新体操部、陸上競技部、テニス部で活躍した生徒への表彰式、生徒総会と続きました。

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残暑の中、キャンパスに咲くキバナコスモス 校長の挨拶 賞状やトロフィーが並びます

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中等部・高等部ともに全国大会出場を果たした新体操部(写真は中等部新体操部員) 全国大会をはじめ多くの大会で入賞した陸上競技部員たち

2013年8月30日 (金)

ターム留学第2期生

2012年度から「ターム留学」制度が始まりました。公益財団法人森村豊明会から留学奨励金が支給されるこの留学制度に、今年度選抜された高等部1年、2年合わせて4名の生徒は、オーストラリア・メルボルン郊外の学校で元気に過ごしています。宿題や試験に苦労しながらも、現地先生方や友達に助けられながら充実した日々を送っているようです。7月14日に出発した4人は、9月22日帰国予定です。

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出国時の様子 校旗の前で 図書館内で

2013年8月29日 (木)

オープンスクール

雨天も心配されましたが、8月24日(土)、無事にオープンスクールを終えることができました。暑さの中、たくさんの方々にご来校いただきました。誠にありがとうございました。各アクティビティー会場では参加した小学生たちが在校生や教員たちと楽しそうに交流していました。アクティビティー終了後には、カフェテリアにて管弦楽部のミニライブや、有志生徒が作った「学校紹介ビデオ」の新作発表が行われました。

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MORIMURAサッカー 新体操 英語でミュージカル

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俳句を作ろう! 保護者対象 言語技術講座 学校紹介ビデオ新作発表

2013年8月17日 (土)

オーストラリア語学研修報告③

3週間のオーストラリア短期留学もいよいよ終わりの時が来ました。最後の週の遠足はマオリの文化体験です。Geelongのすぐ西にある施設でブーメランに絵付けをし、実際に飛ばしてみます。投げてもなかなかイメージ通りには戻って来ない中で、講師の方のブーメランが綺麗に手元に戻ってくると歓声と拍手がわきました。そして金曜日の夜には各学校でさよならパーティーを実施。各ホストファミリーへ感謝の気持ちを書きとめた手紙を読み上げ、手作りのギフトをプレゼントします。3週間前とは違い相手を見つめ堂々と英語で語りかける生徒の姿に、3週間という時間の密度とそれぞれの成長を感じました。最終日はお昼に学校に集まりバスで空港へ向かいます。ホストファミリーは学校を出発するときだけでなく、空港へと向かうバスの横に車を並走させてまで手を振り続けてくれました。その後飛行機は定刻通りにメルボルン空港を出発、シンガポールを経て8月12日午前8時過ぎに無事に日本に到着しました。この3週間の体験を忘れずに、今後の学校生活にぜひとも活かしてもらえたらと思います。

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ブーメランの絵付け体験 さよならパーティー① さよならパーティー②

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お別れの日の朝、学校で お別れの後、バスに並走して別れを惜しんでくれました。

2013年8月 5日 (月)

オーストラリア語学研修報告②

オーストラリアからの近況報告第2弾は、ジーロングのCovenant Collegeという学校で学ぶメンバーの報告です。ここジーロングはメルボルンから南西におよそ100キロほど離れた、Geelong Catsというフットボールチームもあるビクトリア州第2の港街です。今日はそのジーロングからバスで一時間半、かつてゴールドラッシュで栄えたバララットという町へと遠足でやってきました。動物園ではカンガルーやエミューなどといったオーストラリアを代表する生き物が放し飼いにされており、実際に触ったり餌をあげたりすることができます。カンガルーは物音を立てずにやってくるので、いつのまにか後ろにいて気付かずに激突する生徒…また、コアラは予想以上にフサフサしていてかわいいとの声も。他にも事前に学んだオーストラリアの生き物を見学できました。その後はショッピングセンターへ移動しフリータイム。各自が英語で好きな昼食を購入、ショッピングも楽しみました。ホームスティも残すところあと1週間、初めは長いと感じていた3週間も気付けば終わりがすぐそこに来ています。今までの体験を生かし、残りの時間を有意義に過ごしてゆきたいと考えています。

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恐る恐るカンガルーにタッチ カンガルーにタッチも慣れてきました コアラをだっこする引率教員

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ジーロングの街並み ショッピングモールで 学校の掲示はカラフル!

2013年7月31日 (水)

中等部1年林間学校、無事終了

2013年7月26日(金)から29日(月)まで、長野県白樺湖周辺で中等部1年生の林間学校を実施致しました。全行程を通じ、天候に恵まれた4日間でした。1日目は車山を下山して八島ヶ原湿原を歩きました。爽やかな風が吹く中、生徒たちは楽しげに会話をしながら果敢にハイキングに臨んでいました。夜はネイチャーガイドの方の講話を通じた自然学習を行いました。生徒は昼のハイキングの疲労感をものともせず、熱心に聞き入っていました。2日目は縞枯山の登山を行いました。山のふもとまでは晴天がもちこたえてくれましたが、天候が悪化したためロープウェイで下山しました。登頂できなかったことは残念でしたが、生徒たちは独特の縞枯れ現象に目を奪われ、前夜の自然学習と結び付けながら登山を楽しんでくれました。3日目の午前中はスコア・オリエンテーリングを実施しました。グループに分かれての本格的な競技に生徒たちは夢中になり、地図を片手に真剣に作戦を吟味しながらポイントを回っていました。1000点満点中700点以上をたたきだすチームが3チームも現れ、その健闘ぶりに拍手が起きました。午後はうどん作りを実施しました。各グループが麺・具・スープを調理し、最高の景色を眺めながら自分たちの料理に舌鼓を打っていました。夜は林間学校のハイライトとなるキャンプファイヤーを開催しました。直前まで雷雨と予報され、開催中も時折雨滴が降りましたが、奇跡的に夜空のもとでキャンプファイヤーを開催することに成功しました。自発的に名乗り出た生徒の主催によるキャンプファイヤーは教員も賛辞を惜しまないメリハリの利いた出来栄えでした。生徒たちはゲームに興じ、クラスごとのスタンツに全力投球し、ダンスで全てのエネルギーを発散し、思いきり楽しんでいました。4日目はあいにくの雨となり、高山ファミリー牧場で乳搾り体験・トラクター乗車体験・「命を扱う」農業に関する講話に参加しました。社会科で学んだ農業の知識を農家の方の言葉で再確認することで、知識が実感にもとづくものになってくれたらと願っています。講話でも農薬やTPPに関する質問などが飛び出て、活気溢れる中全行程を終了しました。生徒たちは、受け身ではなく自ら主体的に考え行動する4日間を過ごすことで、大きく成長してくれたように思います。この体験を是非とも今後の学校生活・人生の中で活かして欲しいと思います。

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2013年7月29日 (月)

新体操部、中等部・高等部ともに快挙!!

新体操部が中等部、高等部ともに快挙を達成しました。中等部生は昨日行われました県中学総体新体操女子団体で優勝、高等部生は、8月2日から佐賀県で行われるインターハイに出場します。以下は、神奈川新聞で紹介された記事の内容です。

新体操女子団体で10年ぶりに頂点に立った森村学園の5人は、抱き合って喜んだ。大きなミスなく演技を決め、感涙を抑えられない選手もいた。テーマは「スペインの強く美しい女性」。闘牛場で使われる曲という『エスパーニャ・カーニ』に合わせ、フープを自在に操る。空中に大きく放ったフープをつかむ終盤まで、全員の呼吸がぴたりと合った。一糸乱れぬ演技で栄冠をつかみ取ったチームもとにかくけんかが絶えなかったという。互いにミスを責めた揚げ句、練習で無言になることもしばしば。チームリーダーの青木は「全員個が強く言い方もきつくて。幼かった」と振り返る。転機は優勝を狙いながらミスから3位に終わった5月の県大会。青木が「私も変わるからみんなも」と呼び掛け、全国出場という共通の夢に向けて一つになった。見せ場の手具を投げて交わす技も「以前はただ投げていたけど、相手に届けるという意識になった」と青木。続けて「ステップを踏みながら、みんなの呼吸や体温が伝わってきて。みんながいるな、って感じられた」と笑う。心が通じ合った優勝だった。

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息の合った演技で見事優勝!

オーストラリア語学研修報告①

今年で3年目になる「オーストラリア語学研修」が始まり1週間が経ちました。参加しているメンバーは成田に向かう飛行機の影響で当初の予定より2時間近く遅れ22:10に成田空港を出発、エアバス社の最新オール2階建て飛行機A380でシンガポールへ向かいました。シンガポール空港でトランジットの為2時間ほど時間をつぶし、シンガポールからは定刻のフライトで7時間余り、無事メルボルンに到着しました。到着前は長旅の疲れを隠せなかったメンバーも、空港に着き入国審査では引き締まった顔つきで英語で会話をしていました。空港ではコーディネーターのヘレン先生らの歓迎を受け、その後バスに乗り、それぞれの学校へと向かいました。研修地の「メルトン」という町へは空港から1時間程で到着、19時過ぎには念願のホストファミリーと対面できました。それぞれがホストファミリーとともに3週間の「自宅」へと帰りました。翌日からの授業はもちろんAll English、緊張しながらも時間の経過とともにそれぞれが積極的に発言するようになりました。メルトンの学校ではみんなが温かく迎え入れてくれ、休み時間は現地の生徒に混ざって楽しんでいます。今回はメルトンのメンバーの集合写真をアップしますが、次回はジーロングで学ぶメンバーの様子を報告したと思います。 (参加生徒は「メルトン」と「ジーロング」の2校に分かれて通学しています。)

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生徒たちが搭乗した飛行機 メルボルン空港に到着 ホストファミリーとご対面①

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ホストファミリーとご対面② ホストファミリーとご対面③ メルトンの学校で

2013年7月20日 (土)

1学期終業式

7月20日(土)、1学期の終業式が行われました。中等部の終業式で校長は最初に以下の言葉を述べました。『連日の猛暑で熱中症となり、救急車で搬送される方が多くいる。夏休み中は水分を多めに摂り、自分の体調管理をして欲しい。』続けて、『今、水分は必要な時に補給するのが当たり前。でも40年位前は部活動の練習中などに水分補給をすることは体がだるくなるので我慢を強いられていた。「常識」と思っていることにも「なぜだろう」と疑問を持つことは大切である。「なぜ」と考えることから人類の進歩は始まった。勉強も同じである。40日間におよぶ夏休みは自分の頭で考える「自学自習」の良い機会である。』と述べました。最後に校長は、森村学園同窓会(80歳代の方から卒業したばかりの方が集う会)でのエピソードを紹介しました。『20年ぶりに母校を訪れた卒業生が、正門付近でたまたま出会った在校生からとても丁寧な挨拶をうけて嬉しかった、と話してくれた。お辞儀・会釈・大きな声での挨拶、どれも立派な挨拶である。これからも続けて欲しい。』 校長挨拶の後は、空手道部、新体操部の表彰式が行われました。

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校長挨拶 中等部生全員が体育館に整列 中等部新体操部の表彰

2013年7月 3日 (水)

大学の出張講演会・ガイダンス

6月27日、高等部1年生のLHRでは、キャリア教育の一環として法政大学学務部学務事務課の加藤様をお招きして講演会を行いました。高校生になり大学進学について真剣に考え始めた高1にとって、実際の大学とはどのようなところなのか、具体的なお話を交えての講演に大学生になった自分を思い浮かべた生徒も多かったことでしょう。中でも、自由に見える大学生に必要な“自律”ということの大切さや、大学時代とは「自分探し」の次のステップである「自分磨き」の期間であると言葉には、高校生の今、やっておかなければならないこと、身に付けておくべきことのヒントがあったように思います。このような講演会も参考にしながら、夏休みには各自で大学のオープンキャンパスに出向き、レポートにまとめます。少しずつ、少しずつ、自分の夢を具体的な進学に繋げていきます。

また、翌々日の6月29日(土)には、高等部3年生を対象とした明治大学の大学ガイダンスが開かれました。当日は明治大学の入試担当の方にお越しいただき、受験を意識したそれぞれの学部の細かい説明や科目選択が多様化している入試方法の説明などをお聞きしました。夏休みまであと少しです。受験生として有意義な夏を過ごせるよう、生徒たちは真剣な面持ちで聞いていました。

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高1キャリアガイダンス 高3明治大学の説明 真剣に聞き入る高3生