最近の森村

2012年11月17日 (土)

ESS部 老人ホームボランティア公演

1110日(土)、ESS部総勢35名で町田市成瀬にある老人ホーム「正吉苑」にて、文化祭で上演した英語ミュージカル CATS を発表してきました。当日はホームにお住まいの皆さんとデイサービスでいらっしゃっている皆さんに、大勢の職員さんが見てくださり、広いホールにギリギリでステージを仕切ったほどの賑わいでした。作品がわかりやすくなるように急遽ネコの紹介を日本語に直して覚えなおしたものの、歌は英語なのでお年寄りの皆さんにわかって頂けるのか、と部員達はとても緊張していました。しかしひとたび公演が始まると、おじいちゃんおばあちゃん達から「すごい!」の声援やヒューッと口笛が鳴ったりして、生徒たちの表情がみるみる明るくなっていきました。皆さんは心から喜んで下さり、主人公のグリザベラがよろよろと立ち去るときには通路から手を取って「頑張ってね。」、また彼女を見下す美人ネコ達に「いじめちゃだめよ。」、ミステリアスキャットのダンスには「あらぁ、悪い人だったのねぇ。」などなど、なまの声が次々と掛かり、職員さんたちからも思わず笑いが起こり、生徒達も文化祭とは違うダイレクトな反応に大いに励まされました。公演後にも手をとって、「本当にありがとう!」「来年もまた来てね。」と、中には涙を流して下さる方も大勢いて、喜んでもらうはずが、元気を頂いたのはむしろ私たちの方でした。来年以降も是非続けたいね、と部員一同願っています。

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2012年11月16日 (金)

中等部3年 ニュージーランド修学旅行

中等部3年生のニュージーランド修学旅行が無事終了しました。5泊7日の行程のうち、生徒たちはファームステイを2泊しました。羊を4500頭ほど放牧しているファームあり、小高い丘の上に家がある絶景のファームあり、様々な環境の中で生徒たちはステイ先の仕事を精力的にこなしておりました。ファームステイ後は、ロトルアでの観光を楽しみました。「アグロドーム」では羊のショー、「テ・プイア」では、大迫力の間欠泉をそれぞれ楽しみ、「ヘルズ・ゲート」では、地表に地熱が湧き上がる中、男子はハカダンスを、女子はポイダンスを現地の子供たちから習いました。その翌日はコース別アクティビティーです。湖上の爽快な船乗りを楽しんだ「セイリング」、迫力満点のスピードで湖を滑走しました「ジェットボード」、最大落差6mの滝を要する川をゴムボードで川下りした「ラフティング」、「ワイトモ鍾乳洞」では、世界でも希少価値の高い土ボタルを、洞窟内の船に乗って見学しました。ニュージーランド滞在の最終日は、現地校(Block House Bay Intermediate School)との学校交流が行われました。厳粛なマオリの儀式で出迎えられ、伝統的な歌や踊りで歓迎して頂きました。こちらもお返しに新体操部のダンスや有志によるハカ、空手や詩吟、ソーラン節などを披露。友好的な雰囲気で学校交流が行われました。その後はいくつかのグループに分かれて現地校の授業に参加。スポーツ交流ではさながら日新代表戦といった雰囲気で大いに盛り上がりました。

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2012年10月11日 (木)

中等部1年 箏曲

10月10日(水)の6校時、中等部1年生のロングホームルームの時間を利用して、山田明子さん(山田流箏曲芸名:山田明代賀さん)をはじめ演奏者をお招きし、箏曲の演奏会を開催しました。『春の海』や『千鳥の曲』、『六段調』など有名曲をフルートや三味線を交えたアレンジで演奏して下さり、生徒たちは雅な中にも洗練された調べに耳を傾け、ひとときの喜びに身を浸していたようです。最後には生徒も舞台に上がり、一緒に『さくら』を合奏しました。こうした機会に音楽をはじめとした様々な文化に関心を広げて欲しいものです。

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2012年10月10日 (水)

中等部3年 NZ修学旅行事前学習

中等部3年生は、10月28日(日)より、ニュージーランドへ修学旅行に出かけます。学年では、これまで数々の事前学習をしてまいりました。その一環として先日、元客室乗務員の卒業生の話を聴きました。生徒が機内アナウンスにも挑戦してみたり、こぼれ話にくぎづけだったり。有益な時間を過ごすことができました。

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照れながらも上手に機内アナウンスに挑戦する男子生徒

2012年9月25日 (火)

2012年みずき祭

9月22日(土)・23日(日)の2日間、みずき祭が行われました。たくさんの方々にご来場いただきまして、誠に有難うございました。今年のテーマは「熱狂」。どこの団体も、テーマの通り、自分たちの「熱い気持ち」をしっかり伝えようと準備に励んでおりました。

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今年のテーマが階段に 恒例の「ソーラン節」 今年も人気ナンバー1の団体に輝いた管弦楽部
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本物に迫る演技、ESS部 森村魂を太鼓で表現 新教科「言語技術」体験授業

2012年8月25日 (土)

オープンスクール

8月25日(土)、猛暑の中、「オープンスクール」が開催されました。どのアクティビティーにおいても、参加した児童たちのいきいきとした様子が印象的でした。

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バスケットボール ミニ屏風絵作り MORIMURAなでしこ
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空手道体験 理科実験 多くの保護者の方が「言語技術」の授業に挑戦されました

2012年8月21日 (火)

オーストラリア語学研修⑤(最終回)

【研修14日目】
両組とも、来週行われるサヨナラパーティに向け着々と準備を始めています。ジーロング組は本日もいくつかの現地授業に参加。最終時間にはYear12(高3)の日本語選択授業に参加し、現地の生徒から日本語でインタビューを受けました。足りないところをお互いの言葉で補いながら、異文化交流しました。メルトン組は午後に小学生のアート授業と幼稚園のクラスに参加。ランチタイムに活発に現地の生徒と遊ぶ姿が印象的でした。金曜日だけは別室で英語アクティビティを通じたレッスンを受けています。

【研修16日目】
最後の一週間が始まりました。週末を丸々ホストと過ごしたのも昨日が最後で、思い思いの週末を過ごしたようでした。寒さが厳しくなっており、風邪の症状を訴える者も若干名出ていますが、大事には至っていません。ジーロング組は本日は高1の日本語選択者とともにボーリングをしました。座学よりもアクティビティを通して同世代とコミュニケーションを取ることが、やはり一番刺激的、効果的のようです。メルトン組も午前中はESLの授業をこなし、午後は農業の授業や家庭科の授業、小学生のクラスでオリンピック関連の授業など、4グループに分かれて交流授業に臨みました。

【研修17日目】
メルトン組は午前中に近くの幼稚園を訪問しました。小さい子は英語を間違えて使うことがしばしばあるので、間違いを恐れないことにつながる体験だったのではないかと思います。午後は交流の授業に参加しています。 オベロン組は交流の授業で体育の授業に参加し、マスゲームやダンスをして地元生徒と交流。午後は日本語選択者の授業に参加しました。
【研修18日目】
2グループが合流しての最後の遠足。ジーロング市内にあるNarana Creationというアボリジニ文化の展示施設を訪問。ブーメランをペイントしたり実際に投げてみたり、楽器や道具を鑑賞したりと、アボリジニ文化を肌で感じました。 
【研修19日目】
メルトン組は高齢者施設を訪問し、日本文化紹介として折り紙や歌を披露。施設の方々に喜んで頂きました。 ジーロング組は朝全校集会に参列し、証明書や記念品を頂きました。本日はほとんどの時間をバディと過ごし、有終の美を飾るべく厳しい環境で多くの時間を過ごしました。明日が学校に行くのは最後の日です。両校とも夜にサヨナラパーティを行います。

*8月13日(月)、全員元気に成田空港に到着しました。

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2012年8月 3日 (金)

高等部1年 勉強合宿

高等部1年生の希望者68名が、7月23日(月)からの2泊3日で行われた「校内勉強合宿」に参加しました。勉強合宿のテーマは、「自分としっかり向き合う」。生徒たちは、午前中3~4時間の講義を受けた後は、事前の計画に沿った自学自習に真剣に取り組みました。2日目の夜は、小グループに分かれての討論会を行いました。「28歳の私」をテーマに1時間ほど話し合った後、各グループの代表者が、話し合われた内容について全員の前でプレゼンテーションをしました。

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校長からの激励(開校式) 講義中の様子 食事はカフェテリアで
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早朝のラジオ体操 討論会プレゼン① 討論会プレゼン②

中等部1年 林間学校

726日から29日まで、白樺湖方面で中等部1年生による林間学校を実施致しました。1日目は八島ヶ原湿原を散策し、理科の事前学習もあいまって広大な自然を肌で感じたようです。ホテル到着後は希望者のサブイベントとして渓谷探検とグランドゴルフを体験し、それぞれ楽しんでいました。夜は生徒主催の夜イベントとして、ネイチャーガイドの濱さんのレクチャーを交えながらのクイズ大会が開かれました。生徒たちはみな真剣な表情で濱さんのお話に聞き入り、熱心にクイズ大会に参加していました。2日目は縞枯山の登山を予定していましたが、コース途中で雷鳴が轟いたため、急遽予定を変更して迂回路をハイキングしました。天候は残念でしたが、下山前には坪庭と呼ばれる溶岩質のコースも散策でき、生徒たちは楽しげな表情でロープウェイからの眺めを満喫して下山しました。2日目の夜イベントはクラス対抗のイントロクイズと足相撲でヒートアップしました。その後希望者向けサブイベントとして星空観察/肝試しを行いましたが、開始早々に大雨となり、生徒たちは別の意味で悲鳴をあげながら(?)ゴールを目指していました。3日目の午前はオリエンテーリング。事前学習で学んだ地図の読図スキルを活用して、コンパス片手に各班それぞれにユニークな作戦を立ててポイントを回っていきました。午後は野外炊飯=うどん作りです。うどん作り、具の調理、火起こしとスープ作りなど、班員で分担して最高のうどんを目指しました。火起こし班はショボショボする目から涙を流しながら、必死にうちわをはたいていました。食後は夜のキャンプファイヤーに向け、クラスに分かれてのスタンツ練習に取り組みました。早めの夕食を済ませてキャンプファイヤーを実施しようと思った矢先、重い暗雲がたちこめ雷鳴が轟き始めました。何とか点火式は外で、という生徒の願いが届いたのか、雨は何とか降らずに耐えてくれました。オープニングでいきなり花火を打ち上げ、残りのプログラムは全て室内のキャンドルファイヤー形式で行うことに変更しました。各クラスのスタンツはどれも個性的かつ華やかで、この取り組みの成果が文化祭でどのように反映するのか、今から楽しみです。その後はYMCAのダンス、リンダリンダの合唱などを行い、最後は学年主任による語りに生徒たちはしんみりと聴き入っていました。最終日、きびきびと閉校式を行うと最後に鷹山ファミリー牧場での農業体験が待っています。社会科での事前学習を踏まえて、各班農業の大変さをたっぷりと体験しました。この日植えたレタスは、9月に生徒たちのもとに届きます。楽しみにしていて下さい!慌しい集団生活の中で、どの生徒も一回り大きく成長したようです。これからも林間学校での経験を大切にして、中等部生活を有意義に過ごしてください。

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オーストラリア語学研修報告④

【研修12日目】
待ちに待った、2グループ(メルトン組・ジーロング組)が合流してのバララッドへの遠足。10時半にバララッド郊外のワイルドライフパークに集合後、2時間弱をパークで過ごしました。カンガルーと戯れたりコアラに触ったりウォンバットと一緒に写真を撮ったりエミュに近寄ったりクロコダイルを見たり。カンガルーがケンカの時に尻尾で立つことに皆驚いていました。バララッドの中心部で昼食を取り買い物を楽しみ、14時にバララッドを後にしました。次は水曜日に、最後の遠足に出掛けます。(*次回の更新は8月下旬になります。)

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2012年8月 2日 (木)

オーストラリア語学研修報告③

【研修10日目】
寒い日が続いています。天気も不安定で、晴れている時間帯もあれば雨が降る時間帯もある、ヴィクトリア州の冬特有の天気が続いています。本日、ジーロング組は演劇選択者による『オズの魔法使い』のリハーサルを観劇しました。メルトン組はいつものように午後に交流の授業を行っています。今まさに英語を身に着けている最中の小学生の授業に参加すると、森村生にとって最高の勉強になります。

【研修11日目】
ジーロング組は朝から交流の授業に参加。それぞれのバディに連れられ現地の授業を受けました。その後高校2年生の日本語選択者の授業に参加。教えつ教わりつつ、Give & Takeの語学学習をしました。メルトン組は昼に学校の教会に当たる場所で全校集会に参加。午後は交流の授業で小学1年生のクラスを尋ねました。先日の報告で一日誤ってしまいましたが、明日バララッドへの遠足に出掛けます。かつてゴールドラッシュで栄えた町にて、約1週間ぶりで全員集合致します。

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2012年8月 1日 (水)

オーストラリア語学研修報告②

【研修9日目】
ホストファミリーと2日間たっぷり時間を過ごし、生徒たちが学校に帰ってきました。週末は家族と農場で過ごしたり買い物に出たり星空を見たりと日本ではなかなかできない体験をしたようで、朝の教室はとても盛り上がっていました。
ジーロンググループは本日の午後に高齢者施設を訪問。折り紙をしたり習字を見せたり歌を歌ったりお茶を立てたり伝統玩具で遊んだりと、施設の方に大変喜んで頂きました。

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2012年7月30日 (月)

オーストラリア語学研修報告①

今年も3週間の「オーストラリア語学研修」が始まりました。

【1日目・2日目】722日(日)11:10に成田を出発し、シンガポールを経由して23日(月)6:00にオーストラリアメルボルン空港に到着。いよいよオーストラリア語学研修が始まりました。

【3日目】9時より、メルボルン市内の徒歩圏内での観光をし、各自で昼食をとった後、メルトンとジーロングの二地区に分かれ、15時頃から待望の、そして不安いっぱいのホストファミリーとの対面を果たしました。長旅の疲れ、機内泊の疲れもあり、どの生徒も早い時間に眠りに落ちました。

【4日目】いよいよ通学が始まりました。午前中は森村生だけでESL(英語を英語で教わる授業)クラスを受けて、午後は現地のバディーのクラスに参加します。この日の午後はバディークラスには参加せず、それぞれの地区で簡単なローカルツアーに出掛けました。

【5日目】いよいよ学校が本格始動。午前中にESLの授業を終えるとバディと一緒に現地の授業に参加。数学、美術、科学と受講科目は様々…。6時間目にESLクラスに帰ってきたときには、みな一様にぐったりしていました。ジーロングの学校には日本語クラスがあるので、このクラスに参加した生徒はさながら先生のような働きをしました。休み時間に現地の生徒とバスケをして遊ぶ生徒たちが印象的でした。

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【6日目】本日はメルボルンへのデイツアー。メルトングループとジーロングループが4日振りに再会を果たしました。
わずか4日とは思えないほど久しぶりの感覚にとらわれた一行でしたが、現地で数日揉まれたこともあり、到着直後よりも一行が一回り大きく見えました。聖パトリック大聖堂、ヴィクトリアマーケットを散策した後、一行はそれぞれの地区へ戻りました。明日明後日はホストファミリーとの初めての週末を迎えます。日本人と話すという逃げ場がない2日間で、おそらく週明けには生徒たちがまた一回り大きくなって見えることでしょう。次は水曜日に、両グループが再度合流してバララッドへ遠足へ向かいます。

2012年7月22日 (日)

1学期終業式

7月21日(土)、中高等部では終業式を迎えました。高等部生の終業式で校長は、次のような言葉を述べました。「先日配布した“進路の手引き”は、進路指導部と卒業生の協力で作成したものです。後輩たちのために31名もの先輩たちの受験体験記も掲載されています。その中には夏休みの過ごし方、不安や焦りとの向き合い方、失敗談なども記されています。大事なことは、この手引きを自分で読んで自分で感じることです。この手引きを活かせるかどうかもあなた達次第です。」

8月末まで夏休みです。夏休み中も生徒たちは、林間学校、補習・補講、勉強合宿や部活動など、それぞれ活発に活動します。

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2012年7月12日 (木)

1学期期末試験終了

4日間にわたる1学期の期末試験が、本日(7月12日)終了しました。何週間も前から準備して臨んだ期末試験。17日(火)の答案返却日には、全科目の答案が戻ってきます。

明日(7月13日)は、業者の試験が予定されています。(高等部生のみ)

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2012年7月11日 (水)

気仙沼のひまわり

東日本大震災後、生徒会執行部員が気仙沼高校にボランティアで訪れた際にいただいて帰った種から咲いたひまわりが、今年も元気に咲いております。一日も早い被災地の復興を祈念申し上げます。

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2012年6月 4日 (月)

体育祭

6月1日(金)、時折真夏のような日差しが照りつける中、体育祭が行われました。どの競技においても、生徒たちの真剣な姿が印象的でした。午後3時頃になると、天候が急変したため、やむを得ずプログラムを途中で切り上げました。そして、本日6月3日(月)午後、皆様の応援に支えられながら、残りのプログラムを無事に終了することができました。

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2012年5月24日 (木)

1学期中間試験

中高等部は一昨日の火曜日から1学期の中間試験が始まりました。今日はその3日目です。中等部1年生にとっては初めての定期試験。しかも1時間目は中1にとって最初の英語の試験です。心地良い風の吹き込む教室の中で、真剣な表情で机に向かう生徒の姿が印象的でした。

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2012年5月22日 (火)

金環日食観測会

5月21日(金)、開門時刻を30分繰り上げ「金環日食観測会」を開きました。7時10分頃にはすでに貸出用の日食グラスを求めて並ぶ長い列ができました。厚い雲に覆われた空を見上げ、生徒たちは心配そうでしたが、雲の切れ間から金環日食の一部が顔を出すと、「オーッ、わぁー、すごくきれい」など大きな歓声が上がりました。その後、何度か雲が途切れる時間があり、その度生徒たちは日食グラス片手に神秘的な光景に感動し、見入っていました。金環日食が終わった後も、部分日食を見ながら余韻に浸る生徒も散見されました。生徒たちは、仲間と共に同じ場所で世紀の天体ショーを見て忘れられない感動を共有できたようでした。(撮影協力:高等部2年 徳永翔・榎戸渉吾)

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NZ交流校の校長先生ら来校

中等部3年生が、ニュージーランド修学旅行中に訪問する交流校(Blockhouse Bay Intermediate)のアンドリュー校長先生と、ナイト教育委員会理事が、5月18日(金)、来校されました。当日は授業にも参加され、森村生との交流を楽しまれました。昼休みには、今秋に修学旅行を控えた中等部3年生の有志が、両氏との「ランチミーティング」を行い、お互いの国の文化の違いなどについて話し合いました。また「植樹式」では、両校の発展と両国の被災者への哀悼の意を表し、「ギョリュウバイ(マオリ名:マヌカ)」の木と共に、「ポウナム(翡翠からできているマオリ族にとっての聖なる石で、お守りのようなもの)」を埋めました。

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2012年5月 2日 (水)

中等部2年 浅草校外行事

4月27日(金)、中等部2年の生徒達は校外行事として浅草に出かけました。まずは浅草演芸ホールでの寄席鑑賞からスタートです。演目は前座の落語から“紙切り”、“曲ごま”そしてトリの落語の4つ。演芸ホール独特の雰囲気の中、落語に聞き入り、紙切りでは拍手喝采、曲ごまでは生徒も出演して大盛り上がり、2時間近い上演時間を存分に楽しみました。落語家の観客を引き付ける間の取り方や言葉の緩急の付け方からは伝統に裏づけされた“芸”というものの素晴らしさが感じられ、感心した生徒も多かったようです。その後は浅草寺から仲見世界隈の班別自由行動。班毎に下町情緒を感じながら散策を楽しみ、最後は吾妻橋から水上バスで日の出桟橋へ。船上からスカイツリーと東京タワーを眺める・・・というのも楽しみのひとつでしたがあいにくの雨で霞んだ空の中、それぞれ上半部がすっぽりと隠れた不思議な眺めとなりました。船内では水上バスクイズが出され隅田川周辺のミニ知識もしっかり習得しました。一日中雨に降られ天候には恵まれなかったものの、「新しいクラスメートとの交流を深める」「自国の文化への理解を深める」といった今回の校外行事の目標はそれぞれにクリア出来たようです。小さな積み重ねですが、このような行事を通して自分たちの国の伝統や文化に誇りと愛着を持ってもらえたらと思います。

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2012年4月28日 (土)

中等部1年校外行事

中等部1年 足柄校外学習

4月27日(金)はあいにくの雨でしたが、活動が始まるとそんなことを忘れてしまうくらいの熱気が会場の大井町体育館(雨のため実施場所を「県立21世紀の森」から変更)を覆いました。「良い1日にしよう」という生徒の心がけが、入学後初めての校外行事を活気に溢れたものとしてくれました。

生徒たちはグループごとに分かれ、現地のスタッフの方が設定した様々な課題に挑戦しました。課題をクリアしたときには大歓声が起こります。課題を解決できず困難に直面したときには、作戦を練る時間の中で「良いチーム」を作るためにはどうしたら良いのかを生徒たち自身が自発的に学び取ったようです。意見を発信したり、それを真剣に聴き取ったり、最初はためらいがちだった男女間でも、互いに手を取り合い助け合う姿が見られるようになったりしました。最後は与えられた課題を「こなす」のではなく、自分たちでルール・目標を設定して達成するまでに至りました。みんなで力を合わせれば、できないと思われることもきっとできるようになる。そのことを実感した1日となりました。

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2012年4月10日 (火)

管弦楽部第7回定期演奏会

お陰さまで、第7回定期演奏会は大盛況のうちに終了いたしました。当日は1300名を超える多くのお客様にご来聴いただいたことに御礼申し上げます。部員たちは緊張の中、演奏すること自体を楽しんでいたようで、その雰囲気がお客様にも十分伝わっていたようでした。今回はベートーヴェンの第1交響曲、そして「眠れる森の美女」の全曲からの抜粋という学生オーケストラではあまり取り上げられることのない作品を演奏させていただきました。アンケートを拝見すると、いずれの曲もお客様に満足いただける演奏がお届けできたようで、部員たちも大変嬉しそうにしておりました。後半のポップスでも、部員そしてお客様と一体となってその音楽空間を共有できたことは、私たちにとってこの上ない幸せな時間であったと感じております。今後もこれを励みにさらに磨きをかけ、お客様によい演奏をお届けできますよう、音楽を楽しみながら練習を重ねてまいりたいと思います。この演奏会を開催にするにあたり、ご協力いただいた関係者の皆様に深く御礼申し上げます。また来年、成長した我が部をご覧いただければ幸いです。(管弦楽部顧問)

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平成24年度入学式

4月7日(土)、中等部1年の新入生205名が入学しました。管弦楽部の演奏で入場した新入生一人ひとりの表情には、これから始まる中高等部生活への喜びと不安が入り交じっているようでした。『人生の土台を形成するこの6年間で、まだ見えていない自分の個性や能力を発揮して欲しい。そのためには、まず、挨拶ができるようになること、勉強する習慣をつけること、何事に対しても「自分から」という気持ちをもつこと、幅広いジャンルの本を読んで考える力や生きる力を養って欲しい。』高橋校長は、式辞としてこのような言葉を新入生に伝えました。

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新入生の入場 管弦楽部の演奏で校歌斉唱 高橋校長の式辞

2012年3月20日 (火)

第94期 高等部卒業式

3月20日、第94期生高等部卒業式が挙行されました。校長は式辞の中で、次のような言葉を卒業生に贈りました。

「学校生活を通してたくさんの友達を作ってくださいと、私は6年前の入学式で述べました。多くの人と関わり合い、多くの人たちのおかげで今の自分がいることに気づいているでしょう。人は互いに助け合い、いたわりあって生きていきます。これからも人と人との出会いを大事にして欲しいと思います。また現代はグローバル化の中、変化の激しい時代です。そういう時代だからこそ創立者の遺した『急ぐな』という言葉を思い起こして欲しいのです。人生は長い。一足飛びで頂点を登るのではなく、一歩一歩着実に進んで欲しいと思います。皆さんは今、坂道を登っています。苦しい時こそ森村学園で学んだ校訓『正直・親切・勤勉』を思い出してください。それは必ず人生の指針となるでしょう。慌てず急がず、自分の力を信じて、胸を張って堂々と自らの道を進んでください。」

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卒業証書一人ひとりに卒業証書が手渡されました。 閉式直前に卒業生全員が立ち上がり、歌と言葉で保護者と在校生に向かって感謝の気持ちを表しました。 管弦楽部の演奏も式に彩りを添えました。

2012年3月 9日 (金)

ESS部 リユニオン公演

ESS部がミュージカルに取り組み出してから、今年で15周年を迎えました。それを記念して、225日(土)に歴代のESS部卒業生と現役部員たちが、これまでの15年間で演じてきたミュージカルの中から記憶に残るワンシーン、歌、ダンスなどをレビュー形式で行いました。

仕事で忙しい卒業生たちは仕事の合間を縫って来校し、現役部員と一緒に練習に励みました。当日は、卒業生、現役生、顧問の全員で、”Sister Act 2” から “Joyful Joyful“Ain’t No Mountain High Enough” を熱演し、会場は惜しみない拍手に包まれました。

「この公演を通して、現役部員たちとつながり、一緒に活動できたことが何よりも嬉しかった。」卒業生たちの口々からそんな言葉が聞こえました。

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高等部1年 神奈川県警講演会

高等部1年では、2月18日、25日の2週に渡り、神奈川県警の方にお越し頂き「サイバー犯罪の危険性」・「薬物の恐ろしさ」についての講義を聞きました。1週目は携帯電話やインターネットが身近にある若い世代であるからこそ、知っておかなくてはならない、便利さの裏側に潜む危険性について考えさせられました。2週目は高校生・大学生に増えている薬物事件について。自分にそのつもりがなくとも、巻き込まれてしまうかもしれない薬物問題について、現役の刑事さんから実際にみた事件現場の凄惨さ、自分たちの身は自分たちでしっかりと守らねばならないことを学びました。生徒たちは真剣な表情で刑事さんお話を聞いていました。

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2012年3月 8日 (木)

第34回合唱コンクール

34年間の歴史と伝統のある合唱コンクールが、2月23日(木)に「みなとみらいホール」で行われました。

中等部の学年別クラス対抗で、各クラスのハーモニーを競い合いました。それぞれのクラスで何週間も前から、「朝練習」「昼休み練習」「放課後練習」を積み、それぞれの人間ドラマを乗り越え、本番を迎えます。当日は、どのクラスも素晴らしい歌唱力とチームワークが重なり合い、練習の成果を存分に発揮することができました。

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教室と廊下に分かれてパート別練習 本番前日の最終調整 みなとみらいホールでの本番

2012年2月 5日 (日)

中等部1年 百人一首大会

1月30日(月)、中等部1年生は、「道徳・特活」の時間を利用して、クラス対抗百人一首大会を体育館で行いました。各クラス2人ずつペアになり、5クラスで10人を1グループとして対抗戦を行い、グループ内で1位を多くとったクラスを優勝としました。中等部1年生でも、下の句を読む前に(上の句を読んだだけで)パッと手を伸ばす生徒がおり、担任は感心しながら応援しておりました。男女混合のチーム編成としたため、和やかな笑いに包まれるグループもありました。

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2012年1月10日 (火)

3学期始業式

1月10日(火)、3学期が始まりました。始業式に校長は、以下のような話をしました。

「一日一生」とは今日一日を自分の一生と思って過ごすことです。比叡山で1000日間修行(千日回峰行)を2回成し遂げた酒井雄哉さんというお坊さんは、毎朝新しい草鞋を履いて一日30キロ近く山の中を歩き通して帰って来ると、朝履いた草鞋がボロボロになって、翌日にはまた新しい草鞋を履いて歩きました。毎日毎日繰り返し山の中を歩いていると、1日でボロボロになる草鞋が自分自身に見えてきたそうです。今日の自分は今日でおしまい、明日はまた新しい自分がいます。大事なことは「一日一生」の気持ちで、今を大切にすることです。今年こそはという高い目標を達成するには一日を大切に、今を大切にすることです。皆さんの目標が叶うことを期待しています。

始業式ではこの他、高等部の生徒会執行部立候補者による演説、冬休み中の部活動で活躍した生徒への表彰式がありました。

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高等部生徒会立候補者演説

部活動の表彰式(写真は新体操部)

2011年12月24日 (土)

2学期終業式

今年も残すところ1週間余りになり、本日(12月24日)、2学期の終業式を行いました。式の中で校長は以下のような話をしました。『今年は国内外でいろいろなことがありました。とりわけ3月の大震災は、日本の有り様を変える大きな出来事になりました。未だ東北では30万人以上の人々が避難を余儀なくされています。東京や神奈川に住んでいると何一つ不自由を感じることなく過ごすことができますが、これを当たり前のことと思わず、日々の暮らしに感謝して欲しいと思います。さて、高等部3年の大部分の生徒にとってはこれから大学受験を控えています。人間はいざという時には自分でも信じられないほどの力が出るものです。焦る気持ちを抑えて最後まで頑張って欲しい。』

校長の話の後は、今学期に活躍した部活動の表彰式があり、陸上競技部、新体操部、テニス部、ゴルフ部、管弦楽部の部員たちの活躍が称えられました。

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   校長先生のお話   陸上競技部員の表彰

国会議事堂&裁判傍聴ツアー

12月19日(月)、中等部3年生を中心とした15名が「国会議事堂&裁判傍聴ツアー」に参加しました。中3の「公民」の授業で習った国会の仕組みを、実際の現場での見学に参加した生徒たちは興奮と緊張の連続でした。

午前中はまず国会議事堂を参観しました。議事堂内の重々しい空気に圧倒されながらも、スタッフの方の説明に真剣に耳を傾けていました。次に「参議院特別体験プログラム」に参加しました。模擬法案(「自動車リサイクル法案」)をテーマに、参議員議長や大臣役など、本国会さながらの役割を演じました。午後は、東京地方裁判所にて、覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された被告人に対する本物の裁判を傍聴することができました。一般傍聴席と被告人の位置が近く、目の前で手錠をかけられる場面は、参加生徒たちにとって大変衝撃的だったようでした。

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2011年12月19日 (月)

高等部2年 幼稚園保育参観

12月16日()、高等部2年生有志8名が幼稚園保育参観をしました。大学受験に向け、学部学科を決める過程で、「こどもに関わる仕事に就きたい」と考えている8名。同じ敷地内にある森村幼稚園での1日保育参観・体験を通じ、進路を再考する機会を持ちました。「お姉さんこっち来て」と手を引っ張ってくれる園児たちに囲まれ、「やっぱりかわいい、こどもが好き」という思いを強めたり、先生方がこどもには見えないところでいろいろと配慮されていることを活動しながら学びました。

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2011年12月12日 (月)

中等部2年 職業調べ講演会

中等部2年の「職業調べ」の一環として、アルソックの方にお越し頂き、仕事内容をお話しして頂きました。警察官と警備員の違いや、厳しい訓練の内容、アルソックの幅広い活動や、東日本大震災での支援についてなど、映像を駆使しての紹介でした。生徒も、新しい世界をのぞくのに興味津々。震災の支援活動には、印象的だったという声が多数あがりました。

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2011年11月 7日 (月)

中等部1年芸術鑑賞会

 10月31日()、中等部1年生の芸術鑑賞会が行なわれました。恒例の「太鼓集団天邪鬼」の公演。今年度は津軽三味線の名手の方の演奏も加わり、会場はその迫力に圧倒されました。和太鼓のお話、さらにブラジルにおける視覚や聴覚に障害を持つ方を対象とした太鼓の演奏会でのお話も伺え、振動による音楽の広がりを学ぶことができました。途中、生徒も一緒に舞台に上がり、簡単そうに見えた太鼓の難しさ、そして楽しさを満喫しました。

 

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2011年11月 4日 (金)

中等部3年ニュージーランド修学旅行⑤

ニュージーランド修学旅行6日目は、オークランドにある「ブロックハウスベイ」という中学校に訪問しました。マオリ伝統のセレモニーで歓迎された後、空手道部員の演武、新体操部員によるダンス、有志によるソーラン節、そして全員で合唱を2曲(「遠く」「上を向いて歩こう」)披露しました。ブロックハウスベイの生徒や職員からは大きな拍手が沸き起こりました。その後、生徒たちは、バスケットボールや美術、調理実習などを通して、ブロックハウスベイの生徒たちとの交流を深めました。

1エーカーほどの広大な校地の一角に、2種類の木を植樹しました。1本は、日本とニュージーランドで発生した震災被害者への哀悼の意を込めて、もう1本はブロックハウスベイと森村学園の友好を記念して植樹されました。

全員元気に過ごしております。

明日(5日)の早朝にオークランド空港を発ちます。

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気合の入った空手道部員 華やかな新体操部員のダンス 迫力のソーラン節
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心を込めて歌いました スポーツ交流 植樹するブロックハウスベイの校長先生と林教頭先生

2011年11月 3日 (木)

中等部3年ニュージーランド修学旅行④

5日め(11月3日)の午前中は、「セーリング」、「ジェットボード」、「ラフティング」の3コースに分かれての「コース別アクティビティー」でした。午後は、「ワイトモ鍾乳洞」で「土ボタル」の神秘的な姿に感動しました。日中は晴天で、気温も20度程度まで上がり、気持ちよく過ごすことができました。

ケガや病気もなく、生徒たちはみな元気にしております。

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カイツナ渓谷でのラフティング 土ボタル見物用ボートから下車するところ

中等部3年ニュージーランド修学旅行③

修学旅行4日の午後は、「テ・プイア」で間欠泉を見学し、「ヘルズ・ゲート」では、マオリ文化の体験として、男子は「ハカ」、女子は「ポイ」の講習を受けました。夜は、マオリ伝統の「ハンギディナー」を頂きながら、マオリの歌と「ハカ」・「ポイ」のデモンストレーションを楽しみました。

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2011年11月 2日 (水)

中等部3年ニュージーランド修学旅行②

2泊3日の「ファームステイ」では、生徒たちは用意してきた「グリーティングカード」で日本の伝統や学校生活などを紹介しました。、また辞書やジェスチャーを駆使してファミリーと積極的にコミュニケーションを試みていたようでした。ファミリーとのお別れの後、バスで「ロトルア」に移動。「アグロドーム」では、羊の毛刈りショーを楽しみました。その後、ゴンドラに乗り、「スカイライン」という展望レストランで昼食。おいしいカレーライスと、素晴らしい眺めに満足そうでした。

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Skyline


2011年10月31日 (月)

中等部3年ニュージーランド修学旅行①

 10月30日(日)、中等部3年生は「ニュージーランド修学旅行」に出発しました。飛行機は予定より1時間ほど早く、オークランド空港に無事に到着しました。生徒たちはそこからバスに乗り換え、「オークランド博物館」を見学。生徒たちはガイドさんの案内のもと、マオリ族の文化や歴史、また館内に展示された実物のゼロ戦などを見学しました。夕方には、2泊お世話になるファームステイ先のファミリーが、生徒たちを迎えに来てくださいました。

 

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マオリ族の集会所「マラエ」 博物館前でクラスごとの記念写真 お迎えに来たファミリーとミート

2011年10月12日 (水)

中等部3年NZ修学旅行事前学習講演会

中等部3年生は、今月末からニュージーランド修学旅行が始まります。その事前学習もいよいよ大詰めとなりました。そこで、10月11日(火)、本校の卒業生で、元日本航空国際線客室乗務員の井上彩子さんを講演者としてお迎えし、海外旅行の準備のコツや、フライト中のマナーなどについてのお話を伺いました。講演会の途中では、機内アナウンスをよく聞くことの大切さを語られた後、有志の生徒たちに、機内アナウンス(英語版)を音読してもらいました。毎年恒例になっている井上さんの講演会。母校への深い思いが、在校生たちにもしっかり伝わったようでした。

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「海外旅行には何をもっていくと便利か」『旅のベテラン』からのアドバイスに生徒たちは耳を傾けます。

Ladies and gentlemen,..... 客室乗務員になった気分で機内アナウンス英文を音読する生徒たち

高等部1年研修旅行

10月2日から4日までの2泊3日で高等部1年生は研修旅行として、静岡県『ヤマハリゾートつま恋』に行ってきました。この研修のテーマは「個の成長」。高2の進路選択を間近に控えた今だからこそ、1年生には「自分と向き合い、自分を見つめる」時間を作ってほしいと考えました。生徒たちが過ごした時間とは、教員の選出した日本文学からの抜粋文章を京都から取り寄せた和紙に筆ペンで一字ずつ文章を書写していき、それを暗唱する写本の時間。東京ディズニーランド4個分ほどの広大な自然の中を、自分の体力の限界まで走り続けるマラソンする運動の時間。「みんなで」ではなく「自分で」考え、取り組み、成長させていくことがねらいです。学校行事はいくつもあれど、このような研修内容は他学年でも類を見ない取り組みでした。しかし教員が予想していた以上に生徒たちはがんばっていました。すらすらと長い古典文学を暗唱したり、4時間で44キロも走ったりする生徒を見て、彼らの底力の強さを感じました。3日目は富士山五合目で食事。晴れ晴れと澄み渡った空にそびえ立つ富士はまるで2日間における生徒たちの力いっぱいのがんばりを讃えてくれているようでした。

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2011年9月22日 (木)

2011年度みずき祭⑥生徒会企画講演会「福島県飯舘村:長谷川様」

福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一様をお招きして、3月11日の東日本大震災以降、長谷川様が直に体験されたことを映像を交えながらお話を伺うことができました。

『長崎、広島があの原爆の時に差別されたように、そういうことが今度は福島県、そして飯舘村でも起きるんです。今の飯舘村の子供たち、福島県の子供たちは、戸籍に福島県飯舘村というステッカーを背負って生きていくんです。必ず差別が起きるんです。是非皆さんにはですね、お願いがあります。これからは、皆さんで共に、そういう差別の起きない社会、起こさない体制、そういうものを是非作っていただきたい。』(セリフそのまま)

高濃度の放射性物質が検出され、避難を余儀なくされている飯舘村。長谷川様のお話のひとつひとつが、講演会参加者の心に響いているようでした。

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2011年度みずき祭⑤生徒会企画講演会「気仙沼唐桑:加藤様」

講演会に先立ち、生徒会執行部員が、6月と7月の2回、東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市を訪れたときの様子を映像を交えながら、報告いたしました。

その後、その訪問がきっかけでご縁ができた加藤拓馬様にご登壇いただきました。森村の卒業生で元生徒会長、郭晃彰さん(郭さんは加藤様の友人で東京から加藤様の活動を支える「拓~加藤拓馬を支える会」の事務局代表でもあります。)との対談形式で講演会が始まりました。

加藤様はご自身が幼少期に阪神淡路大震災を経験されました。早稲田大学進学後は、「ワークキャンプ」という活動に従事され、主に中国の「ハンセン病隔離村」でのインフラ整備、差別問題の解消などに4年間積極的に携わった経験をされて方です。その加藤様は、震災直後から気仙沼市唐桑町に入り、ガレキ撤去の毎日を過ごされています。その様子を近隣の住民や避難所の人たちが見て、ガレキ撤去の依頼が増えているようです。

『社会問題の解決に取り組むには、その現地のど真ん中で、個人的なつながりを作れれば、何かが動き始めるのではないでしょうか。』

「個と個の絆」を大切にし、無心で復興に尽力される加藤様の姿に、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。閉会後も多くの講演会参加者が加藤様へ質問をしたり、励ましの言葉を送っていました。

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「拓~加藤拓馬を支える会」

加藤様の活動の様子は、活動日記「遠東記」で日々更新されています。

遠東記 http://blog.canpan.info/entoki/

2011年9月20日 (火)

2011年度みずき祭④

両日とも真夏のような暑さの中、今年のみずき祭を無事終えることができました。今年もたくさんの方のご来場に御礼申し上げます。

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撮影協力  高等部1年 徳永 榎戸  中等部2年 大矢

 

2011年9月17日 (土)

2011年度みずき祭③<受験希望の方へ>

<みずき祭受付について>

受験をお考えのご来場予定の方は、当WEBサイト(トップページ左側)の「公開行事等お申し込み」から事前入場受付の手続きにご協力ください。これは当日の受付での混雑緩和のためです。WEBによる事前入場受付は9月18日(日)午前0時0分まで可能です。事前受付をされていない受験希望の方は、当日受付で所定の用紙に必要事項をご記入の上、ご入場いただけます。

2011年9月16日 (金)

2011年度みずき祭②

≪施設別タイムテーブル≫

*施設別のタイムテーブルをお知らせ致します。

*ご覧頂くスペースの都合上、お早めにお越しいただくことをお勧めいたします。

開演時刻は変更になる場合がございます。当日会場でお確かめください。

      *「中昼祭」の時刻・場所を変更しました。(9月18日11:00am)

9月18日(日)

<初等部体育館>

15:30~ 管弦楽部

<ホール>

13:00~ 合唱部  14:30~ *生徒会本部企画講演会「気仙沼ボランティア」

<中等部体育館>

12:00~ 太鼓魂  13:00~ 演劇部  14:00~ 中昼祭

15:45~ 太鼓魂

<高等部体育館>

13:30~ 空手道部

<101教室>

12:30~ ESS部  15:30~ ESS部

<校庭>

12:00~ フリースタイルフットボール  14:00~ ソーラン節  

14:30~ フリースタイルフットボール  

中昼祭(15:30からの中昼祭は14:00から中等部体育館に変更)

9月19日(祝)

<初等部体育館>

11:00~ 管弦楽部

<ホール>

10:30~ *生徒会本部企画講演会「福島の様子」  14:30~ 合唱部

<中等部体育館>

11:00~ 太鼓魂  11:45~ 中昼祭  14:30~ 演劇部

15:30~ 太鼓魂

<高等部体育館>

10:30~ 空手道部  13:00~ 新体操部

<101教室>

10:30~ ESS部  14:30~ ESS部

<校庭>

11:30~ ソーラン節  12:00~ フリースタイルフットボール

中昼祭(12:45からの中昼祭は11:45から中等部体育館に変更)

15:00~ フリースタイルフットボール  15:30~ ソーラン節

◎『生徒会本部企画講演会』のお知らせ

*「気仙沼ボランティア」

ボランティア活動および、被災地の現状・復興支援に興味をもっていただくために、本校の生徒会執行部が企画しました。社会活動やボランティア活動に関わる人がもっと増えて欲しいという願いが込められています。生徒会執行部員が震災地支援に訪れた際にご縁ができた加藤拓馬様を講演者としてお迎えいたします。

講演者 加藤拓馬様

1989年生まれ、兵庫県出身。幼少期に阪神淡路大震災を経験。早稲田大学進学後、中国広東省のハンセン病快復村での活動に従事する。中国での活動を波及させるべく、単身エジプトの快復村をまわった経験をもつ。「ワークキャンプでアジア、そして世界を結ぶ」を命題に掲げ、活動を展開。今春ベンチャー企業への就職を果たしたが、入社と同時に無期限の休職へ突入。現在は宮城県気仙沼唐桑町にて瓦礫処理に勤しむ。

*「福島の様子」

福島県飯舘村より、酪農家の長谷川健一様をお招きして、3.11以降の飯舘村のお話をうかがいます。『までいライフ』を合言葉に、村を愛し、隣人を愛し、真心を込めて生きてこられた飯舘の人々。でも今は、高濃度の放射性物質が検出され、全村避難を余儀なくされています。長谷川様が直に体験されたことを、映像・画像を交えながらお話してくださいます。

2011年9月14日 (水)

2011年度みずき祭①

『2011年みずき祭』 開催日時

9月18日(日) 11:30~17:00

9月19日(月・祝) 9:30~16:00

今年の「みずき祭」のテーマは、「RE-START」。東日本大震災で未曾有の被害となった被災地への復旧・復興のために行動すること、また学園創立101年目を迎え、新しい歴史のスタートであることから、このテーマに決まりました。

今年もどうぞみずき祭にお越しください。

*校舎内へは土足でご入場できます。

*駐車場はございませんので、お車でのご来校はご遠慮ください。

<受験希望の方のご見学について>

入場受付時の混雑緩和のために、当WEBサイトのトップページ(左端)にある「公開行事等お申し込み」ページの、「文化祭(みずき祭)見学事前受付」にご協力ください。WEB上で事前受付をされた方は、当日正門の受付にて、「お申し込み者のお名前(=受験希望者名)」と「事前受付済み」の旨、お申し出ください。なお、「見学事前受付なし」でもご見学いただけます。その場合は正門受付にて、「来校者アンケート」をご記入ください。(写真は今年のみずき祭パンフレット表紙)

両日とも図書館内で「個別相談コーナー」を開設しております。

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2011年9月11日 (日)

学園バザー無事終了

9月10日(土)、学園バザーには猛暑の中、朝早くから大勢のお客様にお越しいただきました。心から御礼申し上げます。

写真(上:寄贈品コーナーへの長蛇の列 中:時間で入れ替え制の寄贈品コーナー 下:お揃いの森村ポロシャツを着て活躍する同窓生たち)

撮影協力:高等部1年 徳永翔・榎戸渉吾

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2011年9月 1日 (木)

「月間歴史街道」に取り上げられました

森村学園は明治の実業家森村市左衛門が創立した学校です。今月発行の「月間歴史街道」10月号内の「学校を創立した実業家たち」というページに取り上げられました。

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