最近の森村

2019年9月13日 (金)

中等部1年 創立者森村市左衛門研究

9月12日(木)、中等部1年生では、毎年2学期に実施している「創立者・森村市左衛門研究」-生徒のアイデンティティを確立させるために―の取り組みの第1回目を行いました。
今回はドキュメンタリー映画「未来への英知 森村市左衛門物語」の鑑賞を通して、市左衛門の人物像や人生の全体像を知る活動を行いました。この映画は、かつての在校生のお父様で映画監督をされていた方が、お子様の入学を機に森村市左衛門に興味を持ったことから制作されたものです。そんなエピソードをお話ししながら映画鑑賞は始まりました。映画の中では若き日の市左衛門がいかにして世界に目を向けるに至ったか、またアメリカで事業を興すために弟の豊がどれだけ献身的に兄である市左衛門を支えたか、成功にはどんなきっかけがあったのか、晩年力を注いだ教育への思いなど、「明治の先駆的な実業家」という肩書の背景を、当時の写真や関係者の話を交えながらの分かりやすい映像で学ぶことが出来ました。
森村学園の校訓「正直・親切・勤勉」は、市左衛門の人生訓でありました。市左衛門の仕事に対する向き合い方、考え方は、単にその枠に収まらず「人はいかにして生きるべきか」という哲学に通じています。その一端が今回の活動で少し分かってもらえたかと思います。これから2学期の間に、さらに市左衛門研究を進めていくことで、生徒たちには自分たちがどんな学校で学んでいるのかをより深く知り、「正直・親切・勤勉」に対する理解を深めていって欲しいと思います。

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2019年9月12日 (木)

中等部2年職業調べ講演会(昭和大学の先生方をお招きして②)

9月11日(水)、中等部2年生では先週に引き続き、職業調べのプログラムを昭和大学の先生方をお招きして行いました。今回は薬学部・歯学部・医学部の3名の先生方より、各学部で取得する資格と、薬剤師・歯科医師・医師という仕事について、さらに今、中学生で考えておくとよいことについてお話いただきました。生活の中で、比較的かかわりの深い分野の職業ですが、患者の立場と医師の立場では視点が違うという当たり前のことを生徒たちは純粋に受け止めることができ、健康をいかに維持していくのか、命を預かる仕事の責任、この世に存在するということ、いつかは存在しなくなることといった生きることの意味をも深く考える機会になりました。歯学部の野中直子先生は大先輩の森村っ子。医療人には
「正直・親切・勤勉」がとても大切というお話で締めくくってくださり、校訓の精神が脈々とつながっていることを感じました。

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2019年9月 6日 (金)

「言語技術」の授業の取材を受けました(朝日新聞EduA)

9月5日(木)、朝日新聞EduAの記者の方が来校し、中等部2年の「言語技術」の授業を取材していただきました。この日の授業は「再話」。担当の花村先生が、1000文字程度の物語を2度読みます。生徒は手元のメモと記憶を頼りに物語を忠実に再生します。この授業の目標は、物語を構造的に聞き取り、重要な点をメモしながら情報の細部までとらえ、言語化することです。つくば言語技術教育研究所の三森所長が授業をモニタリングする中、取材は行われました。授業の最後に記者の方が生徒たちに向け、「再話のスキルは記者にとってはとても大切です。皆さんが将来どんな職業に就いたとしても、このスキルは必ず役に立つでしょう。」とおっしゃっていました。

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2019年9月 5日 (木)

大地震後火災対応避難訓練

「防災の日」は、1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定さました。9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。 また、例年8月31日から9月1日付近は、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められています。

本校もそれにちなんで、本日(9月5日)、「大地震後火災対応避難訓練」を実施しました。

今回の訓練の前に、各クラスで確認したことは次の通りです。
① なにはともあれ、真摯に取り組んで欲しい。
② 「お・か・し・も」を実践して欲しい。(「おさない・かけない・しゃべれない・もどらない」)
③ グラウンドに整列するまで「しゃべらない」

校訓「正直・親切・勤勉」の森村学園中等部・高等部の生徒としては、みんながやればできるはずのことです。

大切なことは、皆さんがしっかりと訓練に取り組むことです。そうでなければ、今までに災害で亡くなった大勢の方々に「失礼なこと」をしていることになるのです。そのことを肝に銘じてほしいと思います。

(以上、校長による講評より)

今回の訓練では、3分30秒で、全校生徒がグランドへ避難することが出来ました。

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2019年9月 4日 (水)

中等部2年職業調べ講演会(昭和大学の先生方をお招きして①)

本日(9月4日)から2学期の授業がスタートしました。中等部2年生では1学期に引き続き、職業調べのプログラムを進めていますが、今日は、特別協定校である昭和大学保健医療学部から作業療法学科の鈴木憲雄先生、理学療法学科の仲保徹先生、看護学科の西村美里先生より、それぞれの職業についてご紹介いただきました。医療関係のお仕事の中で、中学生にとってはなかなか、具体的な仕事内容の見えない方面ですが、わかりやすくお話しいただき、どのような資格が必要なのか、やりがいご苦労なさったことなども具体的に伺い、新たな視野を広げることができました。さらに、今、中学生としてやっておくとよいことについてもお話いただき、これからの学校生活へのモチベーションアップにもつながりました。「働くというよりも人を支えるという意識で取り組む仕事だからこそやりがいにつながる」「挑戦することの意味、叱られることの大切さを学んだ」「生きる力をサポートする仕事だとわかった」といった感想が生徒からは寄せられました。来週は医学部・歯学部・薬学部の先生方に講演いただく予定です。

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2019年9月 2日 (月)

第2学期始業式


9月2日(月)、第2学期が始まりました。ホールには、高等部1年生および表彰対象者が集まり、その他の生徒たちは各自の教室にてホールの「同時中継」を見る形で始業式が行われました。始業式で江川校長が述べた内容は、下記URLの「校長メッセージ」でご覧いただけます。

http://information.morimura.ac.jp/

江川校長の後に登壇したのは、ノルウェーからの留学生カリネさん。丁寧で流暢な日本語に時折英語を交えたスピーチには、会場から大きな拍手が沸き上がりました。本日から10か月間、高等部1年に在籍します。

続いて表彰式です。今夏、全国大会に出場した中等部女子テニス部をはじめ、多くの部活動や課外活動での生徒が活躍しました。表彰された部活動等は、以下の通りです。

〇高等部
サッカー部女子・陸上競技部・新体操部・テニス部・空手道部
俳句大会受賞者
〇中等部
新体操部・テニス部・陸上競技部・バドミントン部・空手道部・剣道部

最後に、生徒総会です。生徒会役員の紹介に続き、「みずき祭実行委員長」から挨拶がありました。

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2019年8月27日 (火)

オープンスクール

8月25日(日)、オープンスクールが開催され、今年も大勢の小学生が参加してくれました。「百聞は一見に如かず」ということわざの通り、森村学園を実際に「体験」していただくことで、森村のありのままの姿を感じていただけたと思います。気温の高い1日でしたが、ご来校いただきました皆様に御礼申し上げます。

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2019年8月14日 (水)

2019年度 オーストラリア語学研修⑩(最終回)

長いと思っていたこの語学研修もあっという間に3週間が経ち、帰国の日となりました。

先日の土日にはフットボールを観に行ったり、グレートオーシャンロードに行ったり、メルボルン市内の観光をしたり、教会や買い物といった普段と変わらない過ごし方をしたりと様々でしたが、最後の週末を大事に過ごそうと言う気持ちは皆同じだったと思います。そしてそんな素敵な時間が終わり、帰国となりました。

ホストファミリーに見送られながらカバナントカレッジを出た我々は、16:00発の搭乗機のためひとまずメルボルン市内に向かいます。まるで映画のワンシーンのような州立図書館を見学した後に路面電車でドックヤードへ移動、まるでバースデーケーキのようなマンションに驚きながらもウォーターフロントを散策、名物のメルボルンスター、観覧車に乗りました。雨だった天気もこの時は晴れ渡り、市内一望の絶景を楽しめました。

それぞれが昼食を食べた後、バスはメルボルン市内を離れ空港へ移動、まずは第一ターミナルから国内線でシドニーへ移動しました。

綺麗な夕日に照らされたハーバーブリッジやオペラハウスを上空から見下ろしながら17:30にはシドニー空港に着陸、タラップを使って飛行機から降りると専用バスで国際線ターミナルへ移動です。カンタス航空の連絡バスは空港内を走っている為に前に飛行機が横切るときは飛行機優先のため一旦停止。なかなか普段は体験できないようなバス移動でした。

シドニーの空港では約2時間のフリータイムも取れ、各自が最後の買い物に追われました。そして定刻から15分遅れの20:30頃よりボーディングが始まり、今では貴重となったボーイング747ジャンボジェットにてナイトフライトで帰路に着きました。羽田空港には朝6時に到着、お盆で混雑を予想していましたが入国審査等の手続きもスムーズに進み、7時前には無事に解散致しました。


今回の語学研修ではカリキュラムを一部変更し、より現地の学校の授業に参加する機会を増やしました。このことにより、2回目の参加となった生徒も前回とはまた違う体験を得、様々な刺激を得たことでしょう。それと同時に現地の方々の、私たちを受け入れてくれる際の心の暖かさは変わらないものがあります。毎年毎年同じホストファミリーが森村生の受け入れに手を挙げてくれます。そのことの意味と、それがどれだけありがたいことなのかを参加生徒の皆はしっかりと考えて欲しいと思います。そして、この3週間での気付きや成長を、単に英語の成績といった数字に出る部分のみならず、日常の様々な個所において生かして欲しいと思います。その意味では、この語学研修はこれからが本当の始まりなのかもしれません。参加生徒のこれからの成長が楽しみです。

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2019年度 オーストラリア語学研修⑨

今回は、「生徒の感想」の最終回です。

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8月も半ばとなり、私たちは英語漬けの日々に別れを告げることとなりました。期待と不安を胸に成田空港から飛行機に乗ったときには長く感じられた3週間は、ホームシックを感じる間もないほどあっという間に過ぎていきました。今、飛行機に乗って東京に向かっていることが信じられないです。考える暇もないほど充実した日々だったので、ちょっとここで振り返ってみたいと思います。お付き合いください。 私がオーストラリアで何を学んだかと問われたら多分こう答えます。「ハプニングも含めて毎日を楽しく過ごせるライフスタイル」と。例えば、土曜日に買い物を友達に誘われて、前日の金曜日になっても翌日の予定の詳細をまったく気にしません。またホストマザーは、オーストラリア人にももちろんストレスはあるけれど楽に過ごせると言っていました。私はこのライフスタイルが大好きです。そして時間の使い方の上手さにも感心しました。私のホストシスターは11月に大学受験を控えていますが、「常にピリピリして家族と出かけないで家で勉強」という感じはなく、家族で出かけるときは一緒に出かけるし、家の手伝いもよくし、私たちと一緒にパズルをしたりもしてくれました。そこでふと、いつ勉強してるのかなと疑問に思い少し観察していました。すると映画を観ながらや、外出先での隙間時間を活用したり、時には夜遅くまで部屋の明かりがついていることに気づきました。勉強と遊びの両立、そこにはオンとオフの切り替え力、強い自制心が必要なのだと思いました。今思えば、学校の授業の中でもオンとオフの切り替えがはっきりしていました。日本では割ときちきちしてるのだと気づきました。

さて、大きな怪我や病気になることなく、パスポートを失くすこともなく、全員無事に帰ることができて良かったです。飛行機が離陸するときには「帰りたくない」という声が出るほどとても楽しい経験でした。 ありがとうございました。

2019年8月 7日 (水)

2019年度 オーストラリア語学研修⑧

今回は、引率教員の週末をご報告いたします。

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私は数学科の教員ですが、縁あってこの語学研修の引率をさせていただいています。実は私も生徒と同様、こちらでの滞在はホームステイです。学校がお休みの土曜日、日曜日に経験したことのうち、以下の2点をご報告させていただきます。

①Men’s shedというコミュニティ
オーストラリアでは街中で「Men’s Shed」と書かれた建物を見ることがあります。ホストに連れられて入ってみると、食事がとれる談話スペースの奥に、突如「技術家庭科室」のような「作業部屋」が現れます。オーストラリアは、子や孫に物を作ってあげる伝統があります。ここでは物作りを一つの大きな活動としていますが、それだけではなく、Men's Shedのメンバーで大型スーパーの前でホットドック屋さん運営するなど、定年退職後の気持ちの落ち込みを防ぎ、生きがいを見つけて支え合うコミュニティがMen‘s Shedというものなのだそうです。政府からの財政面での支援もあるようです。写真は孫に作ってあげた木馬だそうです。

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②The Salvation Armyの活動
ホストファミリーのご夫妻は、Salvation Army(救済軍)という教会のコミュニティに参加されていました。毎週子供達に吹奏楽や聖書について教えたり、沢山の慈善活動を行っています。かつてはこの救済軍の活動を通じて教師としてザンビアに赴任されたこともあったそうです。この教会では、皆さん親切に私に話しかけてくださいました。教会を通じたコミュニティもまた、オーストラリアで大切にされているようです。日曜日のミサでの討論のテーマは「いかに人を気遣えるか」ということでした。この場で、インクルーシブ教育(健常者と障がいのある子どもがともに学ぶ教育)に取り組むある学校の先生とお話ができました。子供への深い愛情と仕事の意義について熱く語っておられました。日本では、「道徳」の授業を「宗教」に置き換えることが学校教育法で保証されています。道徳性の涵養への異なるアプローチを見ることができました。

ターム留学生の様子

ターム留学の生徒が7月14日(日)に日本を出発してほぼ一か月が経ちました。今回はターム留学生の様子をご報告いたします。

ターム留学制度は10週間現地の学校に入り、現地校生徒と同じ授業に参加し、同様にテストを受け、成績表を受け取り学園に戻るものです。各クラスに日本人生徒は基本的には1名です。現地校生徒と共に議論し、「課題解決型授業」に取り組みます。今年はメルトンクリスティアンカレッジに4名、レイクサイドカレッジに2名の合計6名がターム留学に参加しています。

我々がそれぞれの学校を訪問した時には、森村の生徒だけで固まるような様子は見られず、すでに現地の友人と共にキャンパスで過ごしていました。現地での生活にもかなり慣れてきている様子です。授業で手を挙げて発言する姿や友人と英語で流暢にコミュニケーションをとる姿も見られ、ターム留学達の確実な成長を感じます。ホストファミリーの一人とも話をしました。礼儀正しく家庭でも手伝いを積極的にしてくれるとのこと。休みの日も自分からいろいろとリクエストをし、そのお願いを叶えるのが楽しみだと言ってくださいました。学校のみならず、家庭や休日といった全ての時間を有意義に使っているようで安心しました。

ターム留学生はこれからが正念場です。テストや発表の機会も増えていくことでしょう。最大限の努力をし、多くの経験を積んで学園に戻ってきてもらえればと思います。

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2019年度 オーストラリア語学研修⑦

本日はメルトンクリスティアンカレッジへの一日訪問を行いました。

メルトンクリスティアンカレッジは、ここカバナントカレッジと共に毎年夏の語学研修でお世話になっている学校です。森村学園との関係は10年以上あり、メルトンの生徒も過去3回森村学園を訪れています。今年は残念ながら参加者数の都合でメルトンでの短期語学研修は実施していませんが、ターム留学の生徒6名のうちの4名は例年通りメルトンクリスティアンカレッジにて学習に励んでいます。

10時前に到着すると早速4つのグループに分かれ、年長と小学生のクラスへ。本日はMulticultural Dayといって、様々な国の文化を体験する文化祭のような日です。各クラスは事前にそれぞれ「国」を1つ選び、その国の文化や歴史を調べて教室を装飾してあります。そのような「国」となった教室を回ることで学校に居ながら世界旅行ができるという企画です。現地の生徒は一人一人が「特別パスポート」を持ち、訪れた「国」の言語や文化の特徴などをその「パスポート」に記入していきます。森村の生徒も一緒に「旅行」しながら、時には持参した日本の折り紙を渡したりして交流を図りました。

休憩を挟んで3時間目は中学生の授業に参加します。DramaやArt, Scienceのクラスへそれぞれ向かい、メルトンの生徒と一緒に同じ授業を受けました。授業によってはパラグラフで自分の意見をまとめる課題もあり、まさに「言語技術(Language Arts)」の授業の実践でした。カバナントカレッジで既に何度も現地の授業に参加していた経験もあり問題なくスムーズに授業に参加。この2週間の成長を強く感じます。

そして4時間目は再び小学生のクラスへ。軽食を食べながら、時には日本の文化や伝統について森村の生徒が説明をしつつ互いに交流を深めました。

お昼を挟んで午後はホールでチャペルの授業に参加。オーストラリアの国家を歌ったり、ここでも移民の人々のふるさとの歌を聴いたりといった異文化体験を行いました。そして14時過ぎにはメルトンを出発し、ジーロングへの帰路につきました。

こちらでの滞在も残り1週間を切りました。最初の1週間で耳が慣れ、次の1週間で自己表現ができるようになってきた生徒たちにとって、これからの1週間が一番の勝負時です。持てる力を最大限に発揮してたくさんのものを得て欲しいと思います。

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2019年度 オーストラリア語学研修⑥

今回も「私の週末」というテーマで、本研修に参加している生徒自身が自分の過ごした週末について記事を作成してくれました。2回目の今回は、高等部1年のSさんが担当しました。

*生徒本人が感じた様子をそのままお伝えするため、記事は原文のままになっています。

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皆さんこんにちは。高等部1年のSです。もうオーストラリアに来て2週間が経ち、だんだんとこっちでの生活にも慣れてきました。逆にあと1週間しかないのかと思うと少し寂しいです。今回はそんな私のオーストラリアでの週末を紹介したいと思います。

最初に言っておきますが、Tさんが書いた内容とだいぶ被りました。すみません。

<8月3日(土)>
私はこの日、オーストラリアで人気のある2つの観光スポットに行きました。最初に向かったのはChocolate Factoryです。ここでは様々な種類のチョコレートが売られており、また商品が作られているところをガラス越しに見ることができました。朝食はそこでチョコレートワッフルを食べました。語学研修出発前から想像はしていましたが、オーストラリアの食事は量が多く、そしてお菓子は究極に甘いことが多いです(笑)。ワッフルについてきたバニラアイスクリームは手の拳ほどの大きさで驚きました。「あれ、ワッフルがメインだよね?」と思ってしまうほどでした。この2週間で私は確実に太りました。次に向かったのはTwelve Apostlesです。ここでは海辺に並ぶ12の大きな岩を見ることができます。(今ではいくつか崩れてしまったそうです)私がホームスティしている家から片道2時間半ほどかかり、また海沿いをずっとくねくね走っていたこともあって、私は車酔いしました。到着した時には少し雨が降っていました。そんな天気の中でも海外から多くの観光客が訪れていました。大きな岩に波が打ちつけられ、とても神秘的な景色を見ることができました。帰り道、ホストマザーが「見て!!」というので何かと思ったら、野生のコアラがいました。野生のコアラを見たのは初めてで、「これぞオーストラリア」という感じがしました。そして夕食にはミートパイとフライドポテト、茹で野菜を食べました。

<8月4日(日)>
この日はまず午前に教会に行きました。教会では私のホストシスターがバンドと一緒に歌を歌っていました。教会に対して静かなイメージを持っていたのでとても驚きました。次は町に出て市場に行きました。そこにはたくさんのお店があり、それぞれのお店では各自が手作りした商品を売っていました。なんと現地のコーディネーターの方も出店していました。手作りのお菓子、帽子、アクセサリー、絵などなど( ‘ω’ )ノ可愛かったです。お昼にフィッシュアンドチップスを食べました。オーストラリアに来て2週間目で初のフィッシュアンドチップス!海が見える席でカモメに囲まれながら食べました。しかし、野菜がない…(本当に、確実に太りました。)昼食後にはK-MARTに行きました。ここはとにかくすべての商品が安く、現地校の友達も「K-MARTには絶対に行くべき!」というほどの人気のお店です。もしオーストラリアに来ることがあったらK-MART、おすすめですよ!この日は特別に遠出したわけではなく、オーストラリアの普通の休日を楽しみました。最後に、私がオーストラリアに来て驚いたことをいくつか書きたいと思います。(ごちゃごちゃ書いてあるので読みたい方だけどうぞ)

①カバナントカレッジでは2時間連続で授業を行っており、1、2時間目と3、4時間目の間の休み時間にスナックを食べます。オーストラリアに来て2週間が経ち、1,2時間目が終わるとお腹がすくようになってきました。

②寝る時間がとても早いです。21~22時には各自の部屋に戻ります。

③とりあえず学校ですれ違う時は「ハロー!」、知らない人でも目があったら笑顔で挨拶するのがマナーです。最初は少し変な感じでしたが慣れました!

④多くの家庭がキャラバンと呼ばれるキャンピングカーを持っています。私は先週末にホストファミリーの親せきと農場に行き、キャラバンで寝ました。仲は暖かくとっても快適でした(^O^)/

残り1週間ですが楽しみたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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2019年8月 6日 (火)

2019年度 オーストラリア語学研修⑤

8月2日(金)はオーストラリアに来てから2回目の遠足です。今回はアボリジニの文化を伝えるナラナアボリジニ文化センター訪問と、ウールミュージアム見学及びジーロング市内の観光です。

ナラナセンターは通っている学校があるジーロング近郊に位置しています。バスでおおよそ30分の距離です。到着するとまずはアボリジニの歴史と文化についてガイドから説明がありました。そしてその後はブーメランの絵付けを行います。アボリジニの人々が使用していたそれぞれの記号の意味は既にこちらの授業で学んでおり、またブーメランの大まかなデザインも事前に考えてきていたので、皆すぐに竹串のような筆を使いそれぞれの絵を描いてゆきました。

そして次にブーメランの体験です。ガイドから正しい投げ方のレクチャーを受けたのちに、野球ネットのような安全対策が施された広い敷地にて実際にブーメランに挑戦しました。結果は…そう簡単に手元に戻ってくるものではありませんでしたが、皆それぞれ貴重な大検ができたと思います。

その後ジーロング中心地に移動し、ウエストフィールという大きなショッピングセンターで昼食です。自宅からお弁当を持参する生徒もいればフードコートで好きな食事を注文する生徒もいました。初めてメルボルンについた日の昼食もフードコートでしたが、今回は臆することなく注文している姿を見て、語学力以外も成長しているのだなと実感しました。

昼食後はすぐ横にあるウールミュージアムの見学を行いました。ミュージアムではただ見学するのではなく、配布されたワークシートに必要な情報を埋めながら進まなければなりません。それぞれが力を合わせながらも一生懸命に取り組み、終わってみれば皆がしっかりとワークシートを埋めることに成功しました。このワークを通してジーロングの街の歴史と、産業と人々の文化や生活の変化との関連性について学んでもらえたのではないかと思います。

今回は日程の都合上今回が最後の遠足となりましたが、前回のワイルドライフパークと金鉱見学、そして今回のアボリジニ文化体験とウールミュージアム見学を通して、学校に通うだけでは得られない貴重な体験ができたと思います。この2回の遠足で何を感じたかは個人で異なるでしょうが、それが何であれ、その「何かを感じる感性」のアンテナを少しは磨けたのではないかと思います。そしてそのアンテナがいかに重要なものかは、もう少し時間がたったのちに生徒各自が気付くはずだと引率者は確信しています。

明日から2回目の週末です。それぞれがどのような体験をしてくるのか、月曜日の話を楽しみにしています。

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2019年度 グローバル研修⑦(最終回)

<ゴールデン・ビーチにて>
7月31日(水)、語学学校主催のActivityでGolden Beachというビーチに行きました。文字通り金色に輝く熱い砂のビーチで海水浴が楽しめる場所だったのですが、男子が熱中したのは海水浴ではなくサッカーでした。同じくビーチに来ていたイタリア人のグループと交流が始まり、サッカーの試合が行われることになりました。イタリア人の英語も片言ではありましたが、そこはスポーツという共通するものがしっかりと結びつけてくれました。小一時間にわたる熱戦を繰り広げました。結果は、1-3でイタリアがリードしたところでみんなの力が尽きてしまい、終了。つまり、試合としてはドローで終わったことになります。森村生の中には「僕の夢はイタリア人とスペイン人とサッカーをすることでした。そのうちの一つが叶いました。(Oくん)」と目を輝かせていた生徒もいましたし、「僕はイタリアが大好きでイタリア語も少し勉強しています(Sくん)」と話していた生徒もいました。彼は、これからイタリア人と写真の交換などをスタートとして交流を続けていくと話していました 一方女子たちも、バナナボートというアトラクションをはじめとして海辺の夏を満喫していました。

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<グローバル研修が無事に終了しました>

8月4日(日)夕刻、グローバル研修に参加した17名は無事成田空港に到着しました。生徒たちはマルタ島での生活を経験し、ひとまわり成長したようです。9月の文化祭(みずき祭)では、参加した生徒による成果発表会を予定しております。ぜひご参加ください。

2019年8月 2日 (金)

2019年度 グローバル研修⑥

<語学学校での様子>
各クラスは、9人~12人程度で構成されています。日本からの生徒は森村生のみで、各クラスに2人~4人が配属されています。他国の生徒は、イタリア人、ロシア人、スペイン人、ポーランド人、フランス人、トルコ人の生徒で、それぞれのクラスは、国際色豊かな構成になっています。それぞれの国の教育方針の違いからか、コミュニケーション能力と文法力のバランスはばらばらです。そのような中で、コミュニケーション能力を用いる「課題解決型授業」であれ、文法のように答えが決まっている授業であれ、クラスメイトと相談して答えを導き出す授業であれ、自分が持っている英語力を最大限に発揮しながら臨んでいかなければなりません。様子を見に行ったところ、この点においてそれぞれが努力している様子が伺えました。今週あたりになると、笑い声が響いてくるクラスも増えてきています。

毎晩、寮に戻ると毎日の課題である「本日の英語表現」の発表を全員で行います。英語科の引率者がSupervisorとなり、みんなが集めてきたちょっとおもしろい英語表現の交換をしています。先週は街の中にある単語だけを発表する生徒が多かったのですが、今週は、授業中に拾ってきたなかなかすてきな表現を披露する生徒も増えて来ています。

語学学校での授業中の様子の撮影は禁じられているため、写真がございません。

<マルタ騎士団表敬訪問>

マルタ騎士団は、マルタ人にとって心のよりどころであると同時に誇りでもあります。貴族やそれに準ずる称号を持つ人や、大きく騎士団に貢献した人だけがそこに加わることができる名誉ある集団です。騎士団は国家と同等の権限や経済活動が許されておりとくべつな集団であることがよくわかります。7月30日(火)、私たちは特別にマルタ騎士団の団員の方を表敬訪問することができました。マルタ騎士団の成立の経緯や現在の活動など多岐にわたって話を伺うことができました。全員で話を聞いた後その場を去ったのですが、騎士団の方のHospitabilityの高さを感じさせられたことがありました。騎士団の方にお礼を伝え、オフィスを去るときに、騎士の方が最後まで見送ってくださいました。私たち一行が歩いて行き、姿が見えなくなる曲がり角のところでオフィスの方向を振り返ってみてみると、彼は入り口のところに立って大きく手を振ってくれたのです。もしかするとそのことに気づかなかった生徒がほとんどだったかもしれませんが、この点は非常に驚きでした。そういえば日本の京都でも大切なお客さんを見送るときはその人が曲がる角で姿が見えなくなるまで見送り、客人もその角で振り返り最後の会釈を行うということをすることを思い出しました。きちんとした作法が成立する世界は洋の東西を問わないようです。

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<Night Activities>
夜のアクティビティもグローバル研修の中の大きな楽しみとなっています。夕方以降に企画されたActivityは主に3つです。まずはBallutaの街中にある教会のお祭り。次は「泡パーティ」。さらに「Laser Tag」です。

i) Church of Our Lady of Mount Carmel
マルタ人の大半はカトリックの敬虔な信者たちです。彼らはそれぞれの地域にある教会に通い、そこで祈りを捧げます。7月28日(日)、語学学校が位置する場所からほど近い、Ballutaという町の中にあるChurch of Our Lady of Mount Carmel(バルータ教会)という教会の祭りの日です。夕食後、希望者をつれて寮を出発し、涼風の吹く街を散歩しながら教会を目指しました。教会の中ではミサが捧げられており、綺麗な生花で飾られ荘厳さを増していました。教会の外では人々がマーチングバンドの演奏を楽しんだり、屋台から食べ物を買って食事をする人がいたりと、休日のマルタの穏やかな時間を楽しんでいます。

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ii) Dance in the Deep Foams
7月29日(月)に行われた「泡パーティ」は、マルタで学ぶ語学学校の生徒たちが集まってダンスを通して交流を深めるイベントです。文字通り泡の中で泳ぐようにしてダンスを楽しむパーティです。そのためか、各国からの高校生たちが簡単に打ち解けて楽しく交流をする様子があちこちに見られました。会場の外にはライトアップされたイムディーナがそびえており、昼間の焦がすような日差しとは対照的に夜風の涼しさは格別なものでした。日本が大好きという人が、ある森村生に真っ先に声をかけてきてくれました。手を取って互いに手をつなぎながら踊っていました。この2人のダンスがきっかけとなって、みんなが輪になって踊っていた姿はほほえましい「国際交流」でした。

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ii) Lazer Tag
7月30日(火)のアトラクションは、Lazer Tag。これはSt.Julianの街にあるゲームアトラクションです。毎日、昼間の英語の勉強の疲れが吹き飛ぶようなアトラクションで、ひたすら楽しく時を過ごすことができました。

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ターム留学新規派遣校へ本学園理事長が訪問

本校では高等部1年生・2年生の希望者を対象に、7月末から9月半ばまでのおよそ10週間、オーストラリアのメルボルン近郊、メルトンという町にあるメルトンクリスティアンカレッジという学校に留学をし、現地の生徒と一緒にほぼ同じカリキュラムを学ぶことができる「ターム留学」という制度があります。その期間の多くを夏期休暇に被せることで森村での授業への影響を最小限に留めると共に、公益財団法人森村豊明会から留学奨励金が給付されることもあり、毎年多くの生徒が希望するプログラムです。昨年まではその派遣人数は4名と狭き門となっていました。そこで、今年から新たに追加で2名、レイクサイドカレッジという学校に留学できるようになりました。

レイクサイドカレッジはメルボルンからおよそ40分、パッカナムという新興住宅街に位置します。幼稚園から高校まであり全校生徒は350人程度、その名前の通り湖に面した小規模でアットホームな雰囲気が漂う私立の学校です。学校で教えている外国語はドイツ語であり、2年に1回希望者対象にドイツへの研修旅行を実施しています。また、メルボルンからは少し距離があり日本人も非常に少ない地区ですので、日本語を話す機会がほとんどない環境を備えた学校となっています。そのようなレイクサイドカレッジに、ご挨拶とターム留学生徒の視察を兼ねて、本学園理事長が7月30日(火)に訪問しました。

レイクサイドカレッジ中高の校長先生に校内を案内していただいていると、森村生がちょうどドイツ語の授業を受けていました。英語でドイツ語を学ぶという貴重な経験です。また、休み時間には小学生から高校の生徒までが皆一緒になって過ごしている姿が見られ、人と人のつながりを大切にしている学校だという印象を受けます。そして校内視察の後にレイクサイドカレッジの学園長へ、本学園理事長自ら本校の名前が入ったグッズやノリタケの陶器をプレゼントし、非常に喜んでいただけました。

既にお互いに交流を持つメルトンクリスティアンカレッジと共に、レイクサイドカレッジへのターム留学及び学校交流にぜひご期待ください。

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2019年7月31日 (水)

2019年度 グローバル研修⑤

<シチリア半島との交流拠点~Comino,Gozo>

7月28日(日)、休日を利用した史跡巡りはコミノ島、ゴゾ島へ行きました。マルタ島の西側にあるこれら2つの島へはバスと船で向かいました。往路の船は20人乗りの小型のジェットボートです。よく見るとマルタのルッツ船に見られる「目」のマークが施してあります。高速のボートの中で水しぶきを浴びながらコミノ島へ向かいました。途中、Crystal Lagoon と呼ばれる景勝地を通りました。ここは、目的地のBlue Lagoonと並び美しい海を堪能できる場所です。ここの海は、トルコ石の様な色をしていると言われています。

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i) Comino
Blue Lagoonと呼ばれるビーチに接岸しました。この場所は人気の海水浴場で昼頃になると大勢の人がやってきます。海の美しさについてはエメラルドのような色と言われています。Blue Lagoonでは海水浴のほかにActivityにも参加することができます。Crazy SofaというActivityに参加した生徒もいました。ソファの形のボートを高速のモーターボートで引っ張るというものです。大量の水しぶきの中、マリンスポーツを堪能しました。

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56ii) Gozo
 ゴゾ島はヒトがマルタに移ってくる窓口のような働きをした場所です。晴れた日にはゴゾ島からイタリアのシチリア半島が望める100kmほど近い位置関係にあることから、ここを通して様々なヒトや文化が入り込んできました。その中でも特筆すべきものは巨石文化を持った人々の訪れです。紀元前3000年という壮大な歴史の景色がまさに現代でも残っている貴重な場所です。森村のツアーで向かったのはその中でも最大で世界遺産に認定されているジュガンティーヤです。エジプトのピラミッドよりもさらに1000年さかのぼる時代の建造物は謎めいても見えます。いったいどんな民族が作ったのでしょう。近年の科学的な調査の結果はその場所に残されている道具はシチリアからのものだと語っています。地中海を越えて神殿を築いた民族に思いを馳せつつ見学を進めていきました。

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この日のランチはゴゾの小さなレストランでいただきました。このレストランで、この研修期間に16歳の誕生日を迎えるIさんとRくんのささやかなお祝いを開きました。

 大城塞はマルタ人が経験した外部からの侵略、オスマントルコによって6000人あまりのマルタ人が連れ去られた出来事から自分の身を守るために作られた防護要塞です。マルタ騎士団が力を発揮して建設を助け作られたこの都市も侵略から身を守る多くの工夫が見られる場所です。現在では城塞の中にいくつものショップが建ち並び、マルタならではの工芸品を求めることができます。マルタの銀線細工は有名で生徒たちの多くもこれを目当てにしていたようです。銀を使った細工ではありますが一つあたり20ユーロから40ユーロ程度で、高校生にとってもちょっと背伸びをすれば手に届く値段です。小さな店の中は森村生でごった返していました。「お母さんに買っていく」「お姉さんに買っていく」と驚くほど大勢が購入していきました。ちなみに「家族のため」以外の声はそのときは聞こえてきませんでした。

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2019年度 オーストラリア語学研修④

今回は、「私の週末」というテーマで、本研修に参加している生徒自身が自分の過ごした週末について記事を作成してくれました。1回目の今回は、高等部1年のTさんが担当しました。皆さまぜひご一読ください。

*生徒本人が感じた様子をそのままお伝えするため、記事は原文のままになっています。

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「最近の森村」をご覧の皆さま、Hello ! こんにちは。先に書いておきます。この文章とてもとても長いです。

さて、オーストラリアに来て約1週間が経ちました。お父様方、お母様方、私たちは全員無事に生きています。ご安心ください。

最初の1週間では現地の学校の授業に参加したり、動物園や金鉱に行ったりしました。やはりネイティブの英語は聞き取れないことも多いですが、オーストラリアの人はとても優しく分かるまで言ってくれます。学校のランチタイムには現地の生徒が話しかけてきてくれます。毎日、朝起きてから寝るまですべてが英語なのはとても新鮮で、大変ですが充実した日々を送っています。このような素敵な体験をする機会を下さりありがとうございます。

前ふりが長くなりましたがここから私の週末を紹介します。

私たちの通っているジーロングのカバナントカレッジは土曜日と日曜日がお休みです。なので、土日はホストファミリーと過ごします。まずは土曜日を紹介します。

朝は10時くらいに起きました。朝食にはcrumpetというパンを食べました。食感は今川焼のようなものです。朝食はホストファミリーが作ってくれる日が多いですが、今日は自分で作りました。といっても、パンを焼いただけですが。

朝食後はホストブラザーと自転車とスケートボードで遊びました。いつもゲームなどに誘ってくれます。そして、今日はチョコレートファクトリーに連れて行ってくれました。名前の通りこれでもかというほどチョコレートが売られていました。チョコ好きにはたまらないですね♡♡チョコレートファクトリーは有名なところらしく、他にも日本人の留学生がホストファミリーと来ていました。なんと!!森村生も2人来ていました。SちゃんとMちゃんです。

その後はショッピングセンターに行きました。面白い雑貨がたくさんあります。ホストファザーがおもちゃの蛇で脅かしてきたりします。また、オーストラリアは袋が日本のようにタダではないお店もありました。以前は日本のように買い物をする度にビニールバックを使っていたそうですが、プラスチックごみをこれ以上増やさないために有料になったそうです。私は日本でビニール袋を何気なく使いますが、よく考えていると使わないビニール袋が家に溜まっていくだけだなと思いました。日本ではエコ3Rのリユース、リサイクルはよくありますが、リデュースが少ないのかなと思います。例えば、日本のエコと言えば分別やごみ拾いなどが浮かびます。これはとてもいいことだし続けなければいけないことだと思います。けれど、ゴミ自体を減らすことにはならないと思いました。このことは日本に居たままでは気づけなかったことだと思いました。急に環境問題に発展させてなんだこいつと思われたかもしれません。m ( _ __ )m ぺこり。

気を取り直していきます。

夜にはNathan Plumrideさんのコンサートに行きました。教会でのコンサートでした。日本ではどうかわかりませんが、歌手とファンの距離が近く、コンサートの後にはサインと写真を求める列ができていました。

コンサートの後にミートパイを食べました。オーストラリアの有名な食べ物です。金曜日に行ったソブリンヒルではほとんどの人が食べたと思います。美味しいです。とてもおいしいです。(2回言った)

この日は翌日の朝教会に行く予定だったので帰っていてシャワーを浴びたらすぐ寝ました。

日曜日は、午前中はホストファザーとブラザーと枝を切りました。説明するのが難しいのでが、庭にあった木が大きくなったのでそれを切ったそうです。それをゴミ箱に入れるために小さくしました。また、幹などは暖炉があるご近所さんに分けました。そうこうしているうちにお昼になりました。

お昼はファザーが作ってくれました。豚肉を焼いたものやコーンやジャガイモなどでした。他のお家がどうかはわかりませんが、大きなお皿に料理を盛って食べたい分だけ取るというスタイルです。

そして!今日はサウンドオブミュージックを見に行きました!シスターのお友達が出ているそうです。私はエーデルワイスの曲が一番好きでした。日本と違うなと思ったのは、日本の劇場では上映中は飲食が禁止されていますが、オーストラリアでは映画館のように食べたり飲んだりできます。また、theatreは劇場のことで、映画館はcinemaでした。

その後、教会に行きました。本当は午前中に行く予定だったのですが、マザーの具合が悪かったので夜の礼拝に行くことになりました。私は、礼拝はすごく静かで厳かな雰囲気なのかなと思っていました。ですが、私が行った教会ではステージで楽器を演奏していて、みんなで歌ったり聖書の話の途中では笑いがあったりとなんだか楽しい雰囲気でした。

礼拝のあとは来ていた人みんなで教会が用意してくれた晩ご飯を食べました。ここでは皆が家族だと考えています。つまり、家族の晩御飯です。ご飯を食べながらお話をしたり、新しく出会うための場所だそうです。

帰ってきてからはホストマザーとお話をしていました。平日もよく夜にお茶を飲みながら話をしています。わからない表現が多いので辞書を片手に。今日は日本とオーストラリアの違いや里子、結婚などについて話をしました。

長くなるので書くか迷ったのですが書きます。

オーストラリアと日本の違いで大きいのは、日本では大きく1つの文化だけがありますが、オーストラリアはたくさんの文化があります。なので、自分が子供に文化を伝えようとしても学校では違うものを教えられることがあるので難しいといっていました。ホストマザーは1つの文化を伝えていくことで大切なものを伝えられるといっていました。

また、実はホストブラザーとシスターは養子で、ここジーロングにはたくさんの里子がいるそうです。もしすごくお金持ちだったら大きな家を建ててたくさん受け入れるのに、と言っていました。また、マザーは子供を救うためにはまず親に教えなければならない、それが子供を救うことになるといっていました。そして、それはとても大変で難しいことで、やりたがる人はいないといっていました。本当に実行できる行動力が素敵だと思いました。とても暖かい方です。そして、ここには書ききれないくらい新しいものの見方を貰っています。

私は英語を学ぼうと思ってホームスティに参加しました。ですが、英語は言語なのだと思いました。それを使って、違う文化の中で生活を送ってきた人の考えを聞くことがとても楽しく、もっと知りたいと思うようになりました。

なので、とても便利な翻訳機ができていますが、私は英語を学び続けたいです。

とても長くなりましたが、ここまで読んでくださった心の暖かい皆さま、ありがとうございます。このようにオーストラリアでとても楽しく生活をしています。先ほど書いたようにオーストラリアには様々な人がいて様々な文化があるので、一人一人違う体験をしていると思います。お土産話を楽しみに待っていてください。( ^-^ )

2019年7月29日 (月)

2019年度 オーストラリア語学研修③

今回は現地校での活動をお伝えします。

私たちはメルボルンから90キロほど南西のジーロングという町にある、カバナントカレッジという学校に通っています。10年近い交流がある学校で、ここは幼稚園から高校まであり、およそ800人の生徒が通っています。近年のメルボルン人口爆発の影響からここジーロングでも人口が増加しており、市街地には高層ビルも数多く建設が始まっている、成長が著しい年にある学校です。

この短期語学研修プログラムは、昨年までは午前中は森村学園の生徒のみで英語の授業を受け、午後は現地校で行われている実際の授業に参加するという形でしたが、今年からは現地の授業に参加する機会を大幅に増やし、より「オーストラリアの学校に通っている」感覚をもてる時間割になりました。14名の生徒は3つのグループに分かれ、各グループのリーダーがスケジュールを把握し指示を出します。それぞれが現地コーディネーターの補助の元で数学や化学、地理や歴史など様々な授業に参加し、現地校の生徒と共に通常の授業を受けます。英語では理解が難しい内容の授業もありますが、時には現地の生徒に教える姿も見られ、「英語を学ぶ」のみならず、「英語で学ぶ」良い経験にもなっています。

そして今日7月29日には、なんと森村学園理事長の松本先生が視察でカバナントカレッジを訪れました。事前に何も知らされていなかった生徒たちは突然の理事長先生登場にびっくりでした。しかし、理事長先生から励ましの言葉をいただき、より実りの多い残りの2週間につながることと思います。

生徒たちにとっては初めての週末。オールイングリッシュの環境をそれぞれが乗り切り、少し自信のようなものが出てきたように思えます。早くも1週間が経ち、ホストファミリーの言葉にも少しずつではありますがついていけるようになってきたころだと思います。明日からの2週目は「何を言っているのか聞きとる」から「自分の気持ちを伝える」ことにシフトして、自己表現を目標に頑張ってほしいと思っています。

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2019年度 グローバル研修④

7月27日(土曜日)は、史跡巡りのハイライトの一つであるラバトとイムディーナを訪れました。

i) Rabat
ラバトはマルタにキリスト教をもたらした聖パウロの足跡が随所に見られる古代都市です。この都市の中心には聖パウロ教会があります。ここの地下には、パウロがマルタに来たときに生活をしたと言われるカタコンベがありますが、今回のツアーでは残念ながらそこは見学できませんでした。(別のカタコンベは見学することができました。

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43_2上の写真はカタコンベ内部の見学の様子です。ひんやりとして湿っぽい空気はやはりどことなくざわざわとした感じを受けます。

ii) Mdina
ラバトの街並みを抜けて深い堀にかけられた橋を渡るとイムディーナに入ります。ここは、城塞都市で、鉄壁の守りに守られた都市には、首都機能がヴァレッタに移されるまで、この地がマルタの首都として機能していました。しかし、今ではそのときのにぎわいは街中にはなく、「静寂の都」と言われることもあります。日本の京都と比べられることがあります。この都市の中心には聖パウロ大聖堂があります。この大聖堂を中心にこの町は開けています。メインゲートに入るところの集合写真はなかなか撮るのが大変でした。ひっきりなしに馬車や車が通行し、人もあふれかえっています。そこで、橋の両脇に控えていて、合図と共に一気に中心に隊列を組み撮影したものです。あらかじめ立ち位置を入念にチェックして撮ることができました。見てみると車も人も全く写っていない写真になっています。奇跡ですね。

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<おまけ>

生徒が滞在するドミトリー(寮)のフロント係の方と話をしているとき、「とてもよい生徒さんたちですね。今までで一番行儀がよい生徒です。」と言われました。各国からの同年代の若者たちが多く滞在するこのドミトリーで、このように森村生を評価していただけていることを誇らしく感じました。

2019年7月27日 (土)

2019年度 グローバル研修③

<Japan Day>
i) Preparation
今回のグローバル研修の中で入念な準備を重ねて取り組んだのがこの "Japan Day" です。これは、日本の文化をグローバル研修に参加している他国の研修生たちに披露するもので、まさにコミュニケーション能力が問われる重要なイベントです。そのために、出発前から入念な準備を重ねました。ポスター作成を任された生徒は、「わたし、できませんよぉ」と言いながらも、なんと下の図のような全紙サイズのポスターを書き上げてきてくれました。ポスターを開いた瞬間、周りから「ウォー!!」と歓声が上がるほどの出来映えでした。

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予定している内容は、Hip-Hop, 19thソーランReturns, 書道、折り紙、縁日、浴衣の着付けと言った内容で、ポスターを中心にPRデコレーションを行いました。昨日(24日)は最後の準備に余念が無く、汗だくになりながら、ダンスやソーランの練習を繰り返したり、縁日で使う、水ヨーヨーを作ったりと懸命な取り組みを見せてくれました。水ヨーヨーは100個以上を作らなければならず、この日の持ち帰り仕事となり、Dormitoryで2時間以上もわいわいとみんなで作っていました。プールサイドでのこの作業は、とても楽しく風船が時々はじけてびしょ濡れになりながら進めることができました。あとは、いよいよ本番に臨むばかりです。

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ii) Japan Day Count Down
当日の朝、最初にして最大の仕事は水ヨーヨーの運搬です。さすがに100個を超える水ヨーヨーを学校まで運ぶのは骨が折れる仕事で、朝からみんな大いに汗をかいて取り組みました。実は、このタイミングでトラブル発生!ダンスの音楽を収めたCDをホテルにおいてきてしまったのです。いろいろな手配をして何とか、本番にはディスクを間に合わせることができて、皆ほっと胸をなで下ろしました。学校に着くと、うれしい景色も見ることができました。学校に通う他国の学生がスマホで "Japan Day" の宣伝ボードの撮影をしていたのです。また、休み時間の準備中も気になって、のぞき込む他国の学生も大勢いて、特に水ヨーヨーやスーパーボールすくいのコーナーは、インスタ映えする映像が撮れるのか、スマホを片手に人だかりができていました。大勢のゲストが来てくれることを期待して、いよいよ本番を迎えます。

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iii) Start with Dance Performances!!

オープニングスピーチに続くようにして、ダンスパフォーマンスが始まりました。授業が終わったばかりで会場は黒山の人だかりです。Cuteなセーラームーンの音楽に合わせたダンスや、リズミカルなHip-hopは世界共通、軽快なリズムにあわせた動きに会場は呑み込まれていきました。引き続き、第19代ソーランRが始まります。ソーラン節リーダーの挨拶に引き続き「構え!!」の一言で緊張感は大いに高まります。津軽三味線の音色が響き渡り15人のパフォーマンスが披露されました。Japan Dayの第2部、伝統文化体験に移ってからも、「ソーランは次はいつやるの?」とか「あのダンスを教えて」と行ってくる子たちが大勢いました。もしかしたらソーラン教室でも開催したらよかったかもしれません。そう思わせるような反応でした。

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iv) En-Nichi Performance
縁日のブースはみんなお待ちかねでした。ソーランの舞手を兼ねていて、ソーランの衣装から浴衣に着替えるのに手間取り、開始が少々遅くなりましたが、みんな首を長くして待っていてくれました。水の中にあるスーパーボールや水ヨーヨーと格闘しながら、紙のはかなさ(?)を感じてくれたのではないでしょうか。釣り上げた成果を手にすると、皆、にこにこしながら去って行きました。それにしても、スタッフの皆さん、ソーランのダンスを踊った後の浴衣は相当な暑さだったのではないでしょうか。

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V) Origami
折り紙には、チャレンジしようとしてきてくれる生徒がいました。説明も難しく、当たり前のように日本語で使う山折り、谷折りなどを説明しようとするとなかなかの高さのハードルです。やる気になるとコミュニケーションはとれるものなのですね。

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vi) Calligraphy
書道は、先輩たちから受け継いでいる伝統的な出し物です。それぞれの名前を漢字で当てはめて書いてあげると大喜びです。意味を聞かれて、タジタジになる場面も見かけました。音を表しているものですからね、なかなか意味を添えるのは難しいです。中には、「友達の名前も書いて」と言って、一人で5枚も書いてもらった人もいました。その子に聞くと、「私、日本が大好きで、絶対に日本に行きたいの!!」と目をきらきらさせて離していました。どうもマンガにも興味があるみたいで、ポスターの前で記念写真を撮っていました。

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vii) 2019 Summer Malta Collection Super Models
着付けは女の子たちにとってはあこがれの体験だったようです。浴衣を着せてもらって、帯を結んでもらって、着付けをした森村っ子と記念写真をとるというとてもすてきな体験をプレゼントできたようです。女子だけでなく、男子も思いの外参加してくれて、盛況なブースとなりました。英語学校の先生たちも、この体験にはこぞって参加をして、とてもすてきなコミュニケーションをとることができていました。

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2019年度 オーストラリア語学研修②

今年度のオーストラリア語学研修では遠足が2回予定されています。今日はそのうちの1日で、ジーロングから車でおよそ1時間のバララットへ行き、オーストラリア固有の動物を展示しているワイルドライフパークと、かつての金鉱をテーマパークにしたソブリンヒルを訪問しました。

ワイルドライフパークの敷地内ではカンガルーが放し飼いになっており、まさに「目と鼻の先」で観察することができます。また、コアラやウォンバット、クロコダイルなども見学することができました。

そしてソブリンヒルではゴールドラッシュに沸いた19世紀を再現した街並みを見学し、トロッコのような列車に乗って地下へ行き、ガイドの案内の元で実際に金鉱を歩きました。本物の金が多く残るトンネルに皆驚きましたが、そこでのメッセージが意外にも「本当に大切なものは(金塊などではなく)目の前にある」という内容でした。世界中から一攫千金を夢見て人々が集まった場所であり、それだけ人々の夢や希望、そして挫折や絶望を見てきた街だからこそのメッセージだったと思います。

なお、見学に行った当日の夕方にテレビをつけると、新たに2キロ(日本円でおよそ1000万円相当)の金の塊がバララットで発見されたというニュースが放送されていました。偶然の一致ではありますが、少し複雑な心境でした。

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2019年7月25日 (木)

2019年度 グローバル研修②

<English Language Academy入学>

今回のグローバル研修の目玉とも言うべき語学学校 "English Language Academy" が、7月22日(月)からスタートしました。この日の研修はまず、一人あたり3分~5分程度の Interview を行い、クラスを決めました。クラスは4つのグレード別編成となっています。今回の研修では「"CA" を心に結び、がんばろう!」というスローガンをたてて取り組んでいます。"C" は "Challenge" ,そして "A" は "Acceptance" を表しています。日本人の少ないクラスの中で、いかにこの精神を発揮できるか、どれだけ成長できるか楽しみです。今回の語学研修では、イタリア、ロシア、ポルトガル、ポーランドなどの様々な国の文化と言葉を背景に持った生徒たちが集まっています。小さな外交官たちがしっかりとコミュニケーションを作り上げて行くことを期待しています。クラスの様子は残念ながら他の国の生徒たちが参加していることもあって撮影することは許可されませんでした。Japan Day の様子はお伝えすることはできますので、もう少しお待ちください。

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<Sliema逍遙>

語学研修が行われている学校からほど近いSliema地区に大きな商店街があります。これから、Activityで直接学校から出かける日以外はマルタの市内を通って宿泊先の学生寮まで帰ります。その道のりは約20分です。開校の日は、少し足を伸ばして海岸沿いの道を散策しながら、学生寮まで戻りました。途中、有名なジェラートを楽しんだり、食事を楽しんだりしながらゆっくりとそぞろ歩きです。マルタの気温もここのところ少しずつ高くなり始め、加えて刺すような強い日差しと乾いた空気は、ジェラートを何倍もおいしくしてくれているようです。そのためか、ジェラート屋さんの数は、驚くほど多いです。ジェラート屋の隣にジェラート屋がある風景もあちこちに見られるような街の様子になっています。ランチはそれぞれが店を選んで食べに行きました。海岸沿いの店を見てみると一番多いのがピッツェリア、そしてイタリアン、さらにアイリッシュパブのようなイギリス風の店(ステーキ等を提供しています)、それから、フランス料理、トルコ料理、アラブ料理と様々な国の料理が並びます。マルタ島は長い歴史の中で多くの国の文化が次から次へと吹き抜けていったことが、こんなことにも現れているようです。一人前の量も多いので、2人分を3人でシェアして食べてちょうどよい量でした。

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<世界遺産ヴァレッタ>

7月23日(火)の午後は、マルタの首都ヴァレッタに移動し、見学を行いました。今回の見学の大きなポイントとなるこの地は、街全体が世界遺産に指定されている要塞都市です。ここは、聖パウロがマルタに漂着した際に、その土地の名士であるポプリオ(ブブリウス)の父親に癒やしの奇跡を施し、それがきっかけでポプリオはキリスト教の信者になり、この場所に教会が作られてキリスト教の発展の礎になった場所です。マルタ島に突き出すようにあるこの半島は、計算された深い堀が巡らされ、侵略者の一切の侵入を許さないような構造になっています。写真はヴァレッタの周りに巡らされた堀の様子です。塔のような構造物の左の道上に、黒い点のように見えるのが人ですから、堀と言ってもそのスケールの大きさはおわかりいただけるかと思います。この場所の城門をくぐり抜けるとヴァレッタの中心街に入ります。その中には中世の美しい街並みが広がっており、圧倒されます。

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ヴァレッタ市内の「聖ヨハネ准司教座聖堂」には言語技術の手法を使って事前に分析をしたカラバッジョの「聖ヨハネの斬首」が展示されています。ガイドさんの解説と事前学習で生徒から出てきた分析の内容が非常によく一致していたことは言語技術を伝えてきた私たちにとって非常にうれしいこととなりました。聖堂の中にはもう一枚のカラバッジョの名画「執筆する聖ヒエロニムス」を見ることができました。この教会の外見はマルタカラーと呼ばれる黄土色の石灰岩の建造物なのですが、中に入ると絢爛豪華なその内部の装飾がこれぞとばかりに迫ってきます。何人かの女子生徒はグレーのショールのようなものを渡されました。これはカトリックの教会の見学マナーとして3つの要求があるために渡されたものです。その要求とは、①男性は帽子を着用しない、②女性は肌を露出しない、③写真を撮るときにフラッシュをたかないというものです。

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聖堂を後にし、街の中を散策しました。古い石畳の街並みは生徒たちの気持ちをしっかりととらえました。男子生徒の何人かは、美しい風景を写真に収めるために、景色の良さそうな場所を見つけると、本隊から離れないようにダッシュで階段を駆け上がって、眼下に開けた地中海の風景を写真に収めていました。一方、別の女子は路地の風景がとても気に入ったと言って、先頭を歩き、一つ一つの路地をすべて写真に撮っていました。この歴史ある街並みは参加した生徒たちにとって、深く印象に残ったようです。この日一日も日差しは強く、そして日陰に入るとさわやかな風を感じられる一日でした。

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2019年度 オーストラリア語学研修①

今年の「オーストラリア語学研修」は、成田空港20:05発のカンタス航空直行便でメルボルンへ向かいました。若干遅れて出発となりましたが、現地には定刻通り朝07:25には到着し、コーディネーターのジェニー先生に案内され、まずはメルボルン市内の観光を行いました。フェデレーションスクエアやセントポール大聖堂を見学した後に、サウスバンクのフードコートでランチタイム。各自が英語を使って注文していました。その後バスでジーロングの学校まで移動し、ついにホストファミリーと対面です。緊張した様子も見受けられましたが現地ファミリーのアットホームな雰囲気のおかげですぐに仲良くなり、それぞれが各家庭へと向かいました。いよいよ始まる3週間の語学研修、すべてを自己成長のチャンスと捉え、英語も心も大きく成長することを願っています。

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2019年7月22日 (月)

2019年度 グローバル研修①

7月20日(土)より、16日間にわたる「グローバル研修」が始まりました。今年度は、高等部1年生17名(男子9名+女子8名)の参加となりました。初日は、午後9時30分に羽田空港に集合し、日付をまたぎ21日(日)午前0時30分に出発しました。ドバイで乗り継ぎ、現地時間14時にマルタ共和国に無地に到着しました。空港からは専用バスに乗り換え、「地中海のグランドキャニオン」とも称される石灰岩でできた「青の洞門」に到着しました。9人乗りのボートに乗りながら洞門に近づき、間近に見える崖の神秘さと海の青さに、生徒たちは圧倒されている様子でした。

体調を崩す生徒もおらず、グローバル研修は順調に動き始めました。

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2019年7月 4日 (木)

海外大学進学説明会

6月29日(土)、海外大学進学コンサルタントの西澤めぐみ様をお迎えし、海外大学進学に関する基本的な心構えや準備方法、また「海外大学進学協定校推薦入試制度:University Pathway Admission Service(UPAS)」を紹介する説明会が行われました。

当日は、80名ほどの生徒・保護者が参加し、海外大学への関心の高さがうかがえました。

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【UPASとは…】

アメリカを中心に、イギリス、カナダ、オーストラリアの大学50校が協定校として参加しています。森村生は各大学が設ける成績基準を満たし学校推薦を受けることで協定大学に出願できます。協定大学の一部で返済義務のない奨学金制度あります。
(協定大学例)
アメリカ: アイオワウェスリアン大学(私立リベラルアーツ大学)
イギリス: ロンドン大学シティ校(公立総合大学)

2019年7月 3日 (水)

「日能研私学フェア」で校長対談が行われました

6月30日(日)の「日能研私学フェア2019」神奈川大学 横浜キャンパスにて私立中学校の校長対談が行われ、午後の部では、桐蔭学園中等教育学校の岡田直哉校長とご一緒に、本校の江川校長が登壇させていただきました。

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テーマは「未来につながる私学の“いま”」。「進学レーダー」の井上編集長の司会により、学校がこれからどのように変わっていくかという大きなテーマでお話をさせていただきました。

当日はたくさんの中学受験を考えている保護者の方々にお集まりいただき、熱心に対談をお聞きいただきました。桐蔭学園と森村学園は、共に共学であり、学校の環境がすばらしく、グローバル人財を育てていこうという共通点があります。岡田校長からは、桐蔭学園の共学化について、またアクティブラーニングや模擬国連授業といった、たいへん興味深いお話をいただきました。

江川校長からは、本学園が創立者の森村市左衛門翁が100年以上前にグローバル人財を育てようと作った学校であること、10年前から取り組んでいる言語技術教育のことなどをお話させていただきました。


言語技術教育は、母語すなわち日本語で論理的な思考を育てる教育です。母語で論理的な思考ができれば、英語を始めとする他言語でも論理的思考ができるようになりますし、今後重要視されてくるプログラミング教育の土台ともなります。逆に言えば、日本語で論理的な話ができなければ、英語でもそれはできません。まずは母語で論理的思考の土台をつくる。それが海外大学進学も視野に入れた、森村の取り組む言語技術教育であることを、具体例を踏まえてお話させていただきました。

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「子供たちには学校を卒業しても学び続ける力をつけてもらいたい。また自分で考えて自分で行動する人になってほしい。今後の社会で幸せに生きていってほしい。そういう願いのもとに、森村の”未来志向型教育“を考えています。夢の実現は小さなステップの積み重ねです。それを子供たちが重ねていかれるように、森村の教員たちは生徒の背中を押していきます」(江川校長)

2019年6月27日 (木)

中等部2年 職業調べ講演会

中等部2年生は、「未知の世界を知る」という総合的な学習の一環として、職業調べを進めています。6月は、先輩社会人としてコンサルティング会社を経営されている吉原晧史さん、弁護士の藤江勇佑さんからそれぞれのお仕事の内容ややりがい、後輩へのメッセージなどを講演していただきました。森村生でいらしたころの取り組みや今、頑張ってほしいことなどを含めて熱く語ってくださるお言葉に皆、真剣に耳を傾けていました。夏休みには、各自が自分の夢に向かってインタビューに出かけます。

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2019年6月 8日 (土)

中等部1年 芸術鑑賞(和太鼓)

6月5日(水)、長津田にある「みどりアートパーク」にて中等部1年の芸術鑑賞として和太鼓集団「天邪鬼」の皆さんの公演を鑑賞しました。ホールに到着し、学年主任の花村先生より鑑賞のマナーや舞台は演者と観客とで作り上げるものであること、「良い」観客であることの大切さなどのお話をいただきいよいよ公演スタートです。ステージに降りていた緞帳が上がると、いきなり太鼓の音が振動と共に鳴り響きます。一気に和太鼓の世界に全員が引き込まれました。生で感じる和太鼓の音はこちらの想像をはるかに超えた迫力でした。途中獅子舞も登場し、太鼓のリズムに合わせて軽快に、時にユーモラスに舞う獅子の姿に生徒たちは釘付けとなりました。「神が付く」ということで獅子に頭を噛まれる(噛みつかれる)と幸せと健康を授かるということで、獅子が舞台から降りて生徒たちの頭をがぶりと噛んで回った際にはみんな大喜び。貴重な体験をさせていただきました。また、演奏だけでなく、太鼓の歴史や歌舞伎の効果音として使われる「波」や「雪」の音の表現方法、獅子舞の仕組みなど、興味深い解説もたくさんしていただき、体全体で太鼓を感じながら驚きと感動と学びの詰まった芸術鑑賞の時間となりました。

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2019年5月31日 (金)

第41回体育祭

吹く風が肌に心地よく心躍る5月31日(金)、第41回体育祭が行われました。

開会式の冒頭で江川校長は、川崎無差別殺傷事件に触れ、この痛ましい事件で犠牲になったお二人のご冥福と、負傷した方々の快復と祈り、全校生徒、全職員、保護者の方々とともに黙祷を捧げました。

さて、今年の体育祭も、どの競技・演技でもフェアプレーの精神のもと、清々しい笑顔、悔し涙など、様々なドラマが繰り広げられました。

閉会式で江川校長は、次のような講評を述べました。

『皆さん、大変お疲れ様でした。各人が思いっきり競技、演技ができましたか。皆さんは今日までの準備や練習でいろいろなことがあったと思います。すべてが思い通りになったでしょうか。思い通りにならなかったときはどうしましたか。友達や先生が励ましてくれ、気持ちが和んだことと思います。学校行事の中で皆さんの人間性が育まれる一面だと思います。校長一年生の私としては、すべての競技・演技が新鮮でした。特に心に残った6点をお話しします。
➀「全体応援」。各色のスタッフの努力により本日の出来栄えにするには大変だったことと思います。②高等部2年と1年女子の「ダンス」。白とピンクのフープを使ったダンスは大変立派でした。③高等部3年女子の「竹ダンス」。歴史を漂わせ、一糸乱れぬ出来栄えでした。④高等部男子の「組体操」。泥にまみれながらの演技、男らしかったです。⑤「みんなでリレー」。中等部2年の男女で全員のリレーです。女子の生徒二人が転んでしまいましたが、お互いに「大丈夫?」と気にかけていた姿は素晴らしいスポーツウーマンシップでした。⑥「綱引き」。教員チームと生徒チームのエキシビションマッチ。海鋒先生の物理学に則った指導が功を奏し、教員チームが勝利しました。

ご来賓の皆さま、保護者の皆さま、最後まで応援していただき、誠に有難うございました。近隣の皆さま、お騒がせをしました。本当に申し訳ございませんでした。これで第41回体育祭の講評とさせていただきます。』

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2019年5月 9日 (木)

中等部2年 校外行事

4月24日(水)、中等部2年生の校外学習として芸術鑑賞と横浜散策が行われました。まず横浜能楽堂で、狂言大蔵流の大蔵基誠さんによる狂言の歴史や見どころの解説と、実際に「棒縛」の上演を鑑賞しました。わからない言葉遣いはありましたが、笑うべきところでは笑いもおこり、内容を理解して楽しんでいました。その後由緒ある能舞台に上がって、大蔵さんのご指導により狂言独特の所作や上演で実際に行われている動物のまねなどを体験しました。最後は「フクロウのポーズ」で記念写真を撮りました。つづく横浜散策は、数人の班にわかれて歴史的な建造物や遺物などに関する問題を解きながらオリエンテーリングを行いました。各班とも地図を片手に苦労してチェックポイントを探しながら、開港以来の横浜の歴史に対する理解を深めました。写真はその一つ、新橋~横浜間に開通した日本初の鉄道に関する記念碑です。集合時間に遅れることもなく、充実した校外行事となりました。

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2019年5月 7日 (火)

中等部1年 校外行事

4月24日(水)、中等部1年生は足柄で「プロジェクトアドベンチャー」を行いました。「プロジェクトアドベンチャー」とは、入学して間もない生徒たちがゲーム形式の様々な活動を通して「主体的に動くこと」「他者と協力すること」「失敗から学んでトライし続けること」などこれからの学校生活において大切なことを体験学習するプログラムです。クラスを二つに分け、それぞれにファシリテーターが付きます。ファシリテーターから簡単にはクリア出来ないミッションが課され、グループのみんなでそれに挑みます。始めはどうやって協力したら良いのか、自分はどんな役割を担ったらよいのか、躊躇する場面も見られますが、ファシリテーターから絶妙なタイミングでヒントや励ましの声がかけられます。そしてミッションが佳境に入ってくると自然と助け合いの行動や声掛けが生まれ始めます。生徒たちの生き生きとした姿や必死でチャレンジする様子に見ているこちらの応援にもつい熱がこもってしまいます。今年は雨の影響もあり、活動時間が少し短くなりましたが、各グループ充実した時間を過ごせました。今日のこの体験を、日常生活の様々な場面に置き換えて良い方向に波及していくことを願います。

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2019年4月29日 (月)

中等部3年 校外行事

4月24日(水)中等部3年生は校外行事として芸術鑑賞「寄席」浅草散策、”TOKYO CRUISE” を実施しました。最初は浅草演芸ホール。演目は落語・太神楽・漫才で、演者さんとの距離がとても近く生の声から伝わる日本伝統芸能を鑑賞することができました。その後は浅草散策。浅草寺・仲見世周辺を浅草ならではの歴史や下町情緒を感じながら班員で協力して出されたミッションに取り組みました。後日、班ごとの発表コンテストが行われる予定です。昼食は東京クルーズの船内、美味しいお弁当をいただいた後、東京オリンピック・パラリンピックの競技開催予定地・選手村をガイドさんの説明を聞きながら船上より見学しました。大会開催に向け着実に準備が進んでいることを感じながら東京港の景観を堪能し心地よい船旅を楽しむことができました。一時小雨が降りお天気が心配されましたが午後には回復し、学年や新しいクラスの仲間との親睦を深める行事となり無事に終了することができました。

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2019年4月25日 (木)

高等部球技会

4月24日(木)、高等部では学年対抗の「球技会」が開催されました。名前は「球技会」ですが、競技の中には「バドミントン」や「しっぽとり」も含まれ、いわば球技を中心としたスポーツイベントです。午前中に雨が降りましたが、無事に全スケジュールを終えることが出来ました。今年もまた総合優勝は高3。しかしどの学年のどの競技も白熱した戦いが繰り広げられ、同時に競技者と応援する仲間たちの一体感が生まれ、学年単位での帰属意識が高まったようです。

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2019年4月 9日 (火)

中等部 学力推移調査

4月9日(火)、中等部生は「学力推移調査」を実施いたしました。写真は、中等部1年の教室の様子です。入学後初めての「試験」に生徒たちは緊張した様子でした。

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2019年4月 8日 (月)

高等部生徒総会

4月8日(月)、始業式後に生徒総会が行われました。そこで、高等部生徒会執行部の紹介、高等部生徒会長と中等部生徒会長からの挨拶がありました。最後に、4月24日(水)に予定されている高等部球技会についての説明がありました。

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第1学期始業式

4月8日(月)、第1学期始業式が行われました。中等部2年から高等部3年までの在校生の温かな拍手に迎えられ、中等部1年生204名が体育館に入場しました。始業式は、松本理事長による江川校長の紹介から始まりました。その後、江川校長の講話、新入生代表の挨拶、新任の先生紹介、高等部3年生からの歓迎の言葉、新任職員挨拶、部活動の表彰式(新体操部・テニス部・バスケットボール部)と続き、始業式を終えました。

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以下は、新入生代表生徒の挨拶文です。

暖かな春の訪れとともに、僕たちは、森村学園中等部の始業式を迎えることとなりました。本日はこのような立派な始業式を行って頂き、大変感謝しています。中等部の校舎を見て、小学生の気分も一新し、いよいよ中学生だなあという実感がわいてきました。

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僕たちはこれまで、両親や学校の先生方によって敷かれたレールの上を進んできました。しかし、これからはもう中学生です。自分の進むレールは自分で敷かなければいけません。終着点を間違えないためにも、小学校で学んだことをプラスにして、中学生生活で正しい知識と思考を身につけたいと思います。 

中学生になると、学習面では、英語が本格的に始まり、他の教科も難しくなると聞いています。小学校で学んだことを生かし、一生懸命頑張ります。僕は部活動が楽しみです。6年生の時、中等部に見学に来て、部活動を体験する機会がありました。その時、部活動はとても楽しく、中学生になったら是非入ってみたいと思いました。学校行事でも、体育祭・みずき祭など、小学校にはなかったものが沢山あり、とても楽しみです。 

中学校に入ると、先生方、先輩方そして新しい友達、沢山の出会いを大切にし、沢山の思い出を作りたいです。これからこの森村学園中等部で学ぶ3年間、僕たち107期生は、共に成長し、良い影響を与え合える関係になっていきたいです。そんな仲間たちと入学できたことを、僕はとても嬉しく思います。時には悩み、立ち止まってしまう時もあるとは思います。そんな時にも、仲間と共に力を合わせて乗り越えていこうと思います。中学校生活はまだスタートしたばかりです。不安な面の沢山ありますが、自分の力を精一杯だし、悔いのない楽しい学校生活を送れるように頑張りたいです。 

最後になりますが、校長先生、先生方、先輩方、温かいご指導を宜しくお願いします。 

107期代表 ラン・オースティン

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第1学期始業式 校長講話

みなさんおはようございます。この4月に校長に着任しました江川昭夫と申します。年を迎えたみなさんは新鮮な気持ちでこの始業式に臨んでいるかと思います。5月からは新しい元号、令和がスタートしますが、私たち教職員一同も新鮮な気持ちで新学年をスタートさせたいと思います。

私はこの3月まで、大阪のアサンプション国際中学高等学校で校長をしていました。森村学園に関しては、校長1年生です。私が今抱いている希望を忘れることなく、森村学園のますますの発展のために全身全霊で立ち向かって行くつもりです。どうぞよろしくお願いいたします。

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さて、昨日の入学式で204名の中等部1年生たちが入学してくれましたが、その時に、「グローバルリズム」のお話をさせてもらいました。中1たちは再度聞く部分もありますが、大事なことなので、皆さんにもここで申し上げます。

「グローバリズム」とは、「地球共同体主義」、つまり、各国が「国境の枠を取り払って」経済や環境や貧困の問題を乗り越えていこうという試みです。「国境の枠を取り払って、みんなで手を取り合って平和を築きましょう」ということです。その結果、経済が活性化し、情報伝達もインターネットを通じて20、30年前とは比べものにならないほどに加速しました。例えば有名人がSNSで発信すれば、瞬く間に世界中に情報が広がる、そんな時代になりました。

このようなグローバルな社会が、皆さんがこれから生きていく世界なのです。世界の人たちと手を取り合いながら、より良い社会を創っていく、皆さんにはその一員になっていただきたいのです。

そのためには、必要な力が3つあります。

1つ目は「英語の力」。英語は実質的に世界の公用語ですから、世界の人と意思疎通するためには必須です。そのためにも、森村では英語の勉強に力を入れています。実は私も、もともとは英語科の教員でした。どうか英語だけは嫌いにならずに、少しずつでいいので、上達してください。そのためのお手伝いを精一杯おこないたいと思います。

2つ目は、「たくましさ」です。私は今までいた学校で、高校生や中学生の海外留学プログラムに長年携わってきました。皆さんは、真にグローバルな人というのはどういう人だと思われますか? それについて私は、「好き嫌いをいわずに何でも食べられて、どこでも寝られる人」であると思っています。これからのグローバルな社会で生きていくには、「何でも食べられて、どこでも寝られる」ような、たくましさが求められます。これは女子も男子も関係がありません。どうか森村で出会った友人たちと切磋琢磨しながら、自分なりのたくましさを身につけてください。

最後の3つ目は、「寛容の心」です。先ほど、「グローバリズム」は、「国境の枠を取り払って、みんなで手を取り合って平和を築きましょう」ということだと申し上げました。そして、その結果、経済が大きく発展しました。しかし、その反面、経済が強い国の一握りの人たちだけが豊かになり、そうではない多くの人たちが貧しくなってきました。なぜこのようなことが起こるのでしょう? 答えは簡単です。「国境の枠を取り払って」みんなで手を取りあうのではなく、「国境の枠を取り払って」みんなで競争すれば、強い国が勝つのは当たり前のことだからです。ここで、キーワードをひとつ挙げましょう。それは「非寛容」です。強い国の強い人たちが「非寛容」の心で、弱い国に自国の価値観を押し付けようとすれば、なにが起こるでしょうか? 弱い国の価値観は踏みにじられます。そして、貧富の格差が生まれてしまうのです。では、問題解決のためにはどうしたらいいか? これも答えは簡単です。「非寛容」の反対のことをすればいいのです。そう、「寛容」です。「寛容」とは何か。先ほど生徒指導部長の高橋先生は仲間を励まし、褒めることを言葉で伝えましょう、と言っておりました。それは、心を広く持って人の言葉や行動を受け入れることです。皆さんにやっていただきたいのは、まず周囲の人に対して「寛容」の気持ちを持つことです。これが、グローバル社会に生きていく皆さんの大人への第1歩です。

森村学園では来たるグローバル社会に生きていくみなさんの為に、二つのことに力を入れています。先に出た「英語力」の強化、そして「言語技術教育」です。

授業を受けている上級生たちはもちろん知っていると思いますが、言語技術とは、考えたことを論理的に組み立てて、相手が理解できるように分かりやすく話したり、書いたりする技術です。言語技術は、国際社会で堂々と自己主張をするための技術でもありますが、周囲の人たちと早く、深く、お互いを知るための技術でもあります。周囲の人に「寛容」の心を持って接するときにも、言語技術は役立ちます。技術というと冷たく聞こえると思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。この技術は、あなたの心を伝え、相手の心を知るための方法だと思ってください。

言語技術は、日本語だけでなく、英語を話す場面でも発揮されますし、言語技術あってこその英語力とも言える、両輪のような存在です。特に高等部の生徒たちには、この両方を学ぶ意義を理解してほしいと思っています。

さて、目まぐるしく変化するこの21世紀の社会で生き抜くには、自分の頭で考え、見つけ出した課題を解決していく力がなによりも求められます。探究型授業による課題解決力を学び、自頭を柔らかくして『正解のない問いに挑戦する「たくましさ」」も育んで欲しいものです。覚えるだけでなく、考えて欲しいのです。

「知識」を蓄えるためには、今を大切にした、根気よさが必要です。

「思考」は考え続けるという行為そのものです。考え続けることで、世界と向き合い、世界を理解しようと試みることも、これからの21世紀を生き抜くための、大切な学びとなるでしょう。

森村の校訓「正直・親切・勤勉」は「人徳を備え、自らの力で人生を切り拓き、世界の力、社会の力となる人材の育成」の行動指針です。森村の教育は「今後の社会で幸せに生きていって欲しい」という願いのもとにできています。皆さんには、多様な価値観を受け入れることのできる寛容な心を、この学生生活の中で育んでほしいと思っていますし、それを期待して、私の1学期のご挨拶とさせていただきます。

2019年4月 7日 (日)

入学式後の様子

真新しい制服に身を包んだ新入生たちは、入学式の後、ホールに移動してクラス別の記念写真を撮りました。その後は教室に戻り、受け取った教科書の確認、入学前課題や様々な書類の提出などを行いました。

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第107期生 入学式式辞

今日のよき日に、多くのご来賓、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。ただ今ご紹介にあずかりました、校長の江川昭夫と申します。

本日、入学を許可されました中等部204名の新入生、保護者の皆様、ご入学誠におめでとうございます。数多い私立学校の中から、本校を選んでいただきましたことを、まずは感謝申し上げたいと思います。日本は5月から令和となり、特別な春を迎えますが、森村学園もまた、まさに、皆さんと一緒に新しい時代を迎えます。私たち教職員は、ある時はみなさんの背中を押し、ある時は併走しながら、共に成長していきたいと思っています。どうか、安心して森村学園の学校生活を送って欲しいと思っています。

私は、24年前の阪神淡路大震災、8年前の東日本大震災を経験して、「どんな状況でも自分で考えて問題を解決し、未来を託せる子どもを育てる」という信念を持ちました。この想いが今の私の教師生活の礎(いしずえ)になっています。

本日は、皆さんに、「精神一到(いっとう)何事か成らざらん」ということわざを贈りたいと思います。「意志のある所には道がある」”Where there is a will, there is a way.”「やろうとする意志があればそれをする方法はあるものだ」という意味です。この言葉を覚えていただき、様々な局面で、わからない、などと言わずに、何か方法を見つけるようにして欲しいのです。いつも笑顔を忘れずに最後まで諦めずに何でも取り組みましょう。

これは、皆さんの好きな人、尊敬する人を思い浮かべてみて、「あの人だったらどうするだろう?」と考えてみてもいいかもしれません。皆さんのご家族のどなたかでもいいですし、イチローさん、福原愛さん、羽生結弦さん、浅田真央さんといった、まさに強い意志を持って、それぞれの道を貫いてきたスポーツ選手でもいいでしょう。いつも第一線で活躍している人であっても、必ず行き詰まったり悩んだりしたことがあり、私も、選手たちのインタビュー記事などを読んで、そんな悩みや困難があったのかと驚いたことが何度もあります。だから、皆さんがこれから困ったとき、行き詰まったときに、「こういうとき、僕がイチロー選手だったらどうするだろう?」「浅田真央さんだったらどういう行動を取るのかな?」と想像してみてください。彼らは決して「わからない」「できない」と判断を投げたりはせず、やるべきこと、やれることを見つけて進んでいくでしょう。皆さんが尊敬する人が取るであろう行動は、すべて自分とつながっていますし、やがてそれは「自分だったらこうする」という意志の力に通じていきます。

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さて、皆さんは「グローバリズム」という言葉を聞いたことがあるかと思います。グローバリズムとは、世界の国が、国境の枠を取り払って、みんなで手を取り合って平和を築きましょうという意味です。グローバリズムのおかげで、経済は活性化し、情報伝達もインターネットを通じて20、30年前とは比べものにならないほどに早くなりました。

このようなグローバルな社会が、皆さんがこれから生きていく世界なのです。世界の人たちと手を取り合いながら、より良い社会を創っていかなければいけないのです。

ここで大切なことが3つあります。

1つ目は「英語の力」。英語は実質的に世界の公用語ですから、世界の人たちと意思疎通するためには必要です。だから、森村では英語の勉強に力を入れています。私も、もともと英語の教員でした。どうか英語だけは嫌いにならずに、少しずつでいいので、上達してください。そのためのお手伝いを精一杯おこないたいと思います。

2つ目は、「たくましさ」です。私は長年、高校生や中学生の海外留学プログラムに携わってきました。そして思うことは、真にグローバルな人というのは、「好き嫌いをいわずに何でも食べられて、どこでも寝られる人」なのです。みなさんはこれまで、あたたかいご家族のもと、すくすくと育ってこられました。食べ物や、欲しいものなどで、わがままを聞いてもらってきたかと思います。しかし、これからのグローバルな社会で生きていくには、「何でも食べられて、どこでも寝られる」ような、たくましさが求められます。これは女子も男子も関係がありません。どうか森村で出会った友人たちと切磋琢磨しながら、自分なりのたくましさを身につけてください。

最後の3つ目は、「寛容の心」です。「寛容」とは何か。それは、心を広く持って人の言葉や行動を受け入れることです。世界には様々な文化や価値観があります。自分の価値観とは違うからと、他の国や人々の価値観を踏みにじるようなことがあってはなりません。今日から中学生になった皆さんにやっていただきたいのは、まずお友達が自分とは違う人間であり、違う価値観やバックボーンを持つ人だということを認め、それを尊重しあう「寛容」の気持ちを持つことです。これが、グローバル社会に生きていく皆さんの、大人への第1歩です。 

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さて、今まで私が申し上げてきたことは、実は、森村学園の創立者である実業家・森村市左衛門先生が明治時代にすでに考えてきたことです。市左衛門先生は未来を見据えて、どんな状況でも自分で考えて課題を解決でき、自らの道を切り拓いていき、未来を託せる生徒の育成を目指して、この学園を創りました。

森村の校訓「正直・親切・勤勉」は「人徳を備え、自らの力で人生を切り拓き、世界の力、社会の力となる人材の育成」の行動指針となっています。今、忘れられがちな「人徳」も大切な要素になっていること忘れないでください。森村の教育は「今後の社会で幸せに生きていって欲しい」という願いのもとにできています。校訓はみなさんが愛に満ちた社会を作ろうとするときの合言葉です。それらの合言葉を胸に、未来の社会に対応できる、「学び続ける力」を身につけて欲しいのです。

ますます加速していくグローバル社会で大切なことは、すでに建学の精神の中に書かれています。幸い、森村では創立者の思いに触れる機会がたくさんあり、そこには人類の知恵が詰まっていると言っても過言ではありません。そこから、多くのことを学んでほしいと思います。

保護者の皆様、「森村学園の行動指針は 正直 親切 勤勉」「森村学園の建学の精神は 独立自営」です。それらのもと、これからの世界で生き抜く力を身につけてもらうため、さまざまな取組みを実施してまいります。これらはご家庭のご理解とご協力なくしては成り立ちません。教職員一同、精一杯、お子様の指導にあたり、努力いたします。何卒、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。6年後、「この学園を選んでよかった」と言っていただける学園であるよう、誠心誠意、努めさせていただきます。

終わりに、新入生のみなさんの充実した学園生活を願って、式辞といたします。

新入生のみなさん、保護者のみなさま、ご入学、誠におめでとうございます。

2019年3月24日 (日)

高等部卒業式

早春の暖かな日差しに包まれた3月20日(水)、第101期生の卒業式が行われました。管弦楽部による「威風堂々」の演奏の中、胸元にコサージュをつけた185名の卒業生が入場しました。卒業生、在校生による校歌斉唱、一人一人の卒業証書授与の後、髙橋校長は、次のような式辞を述べました。

『皆さんを待ち受ける社会は第4次産業革命の時代です。それは人の働き方、生き方、社会構造が変化し、その姿とスピードを予測することが難しい時代です。そのような社会を生きる皆さんに、私は2つのことを希望します。1つめは、高い志をもって人生を生きることです。激動の時代を生き抜いた創立者森村市左衛門は、独力で海外との貿易を興し、近代日本の発展に貢献した人物です。私利私欲のためではなく、国家のために生きたその創立者の精神を、森村の卒業生たちは受け継いで欲しいと思います。2つ目は、読書を通して学び続けることです。今は一人の人間が一世紀を生きる時代です。世界の情報や知恵が容易に手に入る時代ではありますが、情報機器に頼らず、あえて本で広い世界を知るために学び続けて欲しいと思います。新しい時代を迎えても、森村生としての自覚と誇りをもち、校訓「正直・親切・勤勉」をしっかりと胸に抱いて、創立者が求めた「真に社会に役に立つ人」になることを願っています。皆さんの人生が幸福で実りの多いものとなることを祈念します。』

3ヵ年、6ヵ年皆勤賞授与、卒業生から学園への記念品贈呈、保護者代表祝辞、在校生代表からの送辞、卒業生代表からの答辞、卒業式の歌と、今年の卒業式も厳粛に進行しました。林教頭から閉式の合図が出ると、卒業生全員が後方を向き、保護者、教職員、後輩たちへの感謝の気持ちを、ピアノと合唱で表現してくれました。盛大な拍手と温かな雰囲気が式場全体を包み、今年もまた卒業生が巣立っていきました。

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2019年3月19日 (火)

中等部証書授与式・第3学期終業式

3月19日(火)、中等部3年生(104期生)の中等部全課程修了にあたり、証書授与式および第3学期終業式が挙行されました。中等部全生徒が一堂に集まる体育館で、髙橋校長は次のように述べました。『義務教育を終える節目に、学ぶということの意味をもう一度考えて欲しい。日本人は識字率が高いだけでなく、PISAの調査においてはどの分野も学力の高さがうかがえるが、モチベーションが低いという。学びの原点は「知的好奇心」である。「知りたい・おもしろい」と思うためには「自分から学ぼう」という意識に変えることが大切である。』

続けて校長は、「中等部1年生は、4月からは中等部2年生になります。新入生の模範となって欲しい。中等部2年生は中等部の中心的立場になります。何事にも一生懸命に取り組むことを期待します。」と述べ、式辞を閉じました。 

この後、表彰式(漢字検定優秀者・新体操部・剣道部・ゴルフ部・バレーボール部・テニス部)、退職者の紹介が続きました。

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2019年3月16日 (土)

大学受験を語る会

3月14日(木)、高等部3年生(101期生)、卒業生(100期生)をパネリストに迎え、「大学受験を語る会」が行われました。会場のホールは、高等部2年生全員と高等部1年生の希望者で埋め尽くされ、みな熱心に先輩たちの話に耳を傾けていました。一般受験・AO推薦・一般推薦・浪人を経て合格を勝ち取った受験を終えたばかりの先輩たちの生の声を聞くことができ、それぞれの経験を後輩たちが受け継ぎました。

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2019年3月14日 (木)

高等部3年 創立者墓参

3月12日(火)、高等部3年生9名は、担任、学年の保護者幹事の方々とともに、学園創立者・森村市左衛門翁のお墓を訪れ、卒業の報告を行いました。

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2019年2月22日 (金)

高等部2年 シンプルギフト鑑賞会

2月14日(木)、高等部2年では5・6時間目を使って、篠田伸二監督の初長編映画「シンプルギフト」を鑑賞しました。篠田監督は長い間TV局で報道に携わっていらした方です。篠田さんは「あしなが育英会」玉井義臣氏とのご縁から、長年この運動に関わっていらっしゃいました。84歳になられた玉井さんは、これまで交通遺児、親を亡くした子どもへの教育支援、そして今、生涯最後のプロジェクトとしてアフリカの子どもたちの教育支援を始めています。この映画はエイズで親を亡くし公立学校へも通えない子どもを支援するために玉井さんが作った私設学校の子どもたちと、津波で家族を亡くした東北の子どもたち、そして「あしながおじさん」を書いた作者の出身大学の学生たちがコラボして、ブロードウェイで公演を成功させるまでのドキュメンタリーです。玉井さんは、アフリカの子どもたちを海外の大学へ進学支援し、やがて彼らが自分の国でニューリーダーとなって貧困をなくすことを目指しています。篠田さんは、子どもたちを貧困から救えるのは教育しかないという玉井さんの信念に共鳴し、全面協力をなさっています。恵まれた環境に育っている生徒たちにとって、自国のみならず世界中の人たちと手を携えていく時代に生きていくための広い視野、広い心、感性を養っていくために、ひとつの刺激となることを願っています。このような機会を与えて下さった篠田監督に心から感謝申し上げます。

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2019年1月30日 (水)

中等部 合唱コンクール

1月29日(火)、みなとみらいホールにて、「第41回合唱コンクール」が行われました。緊張の中、中1生による抑揚のある開会の辞でコンクールの幕が開きました。今年の開催は例年よりも2週間早まったこと、また1月中旬からインフルエンザによる欠席者が増えたことで、各クラスでの合唱の練習が思うように進まずに苦労したようでした。それにもかかわらず、どの学年、どのクラスもそれぞれの持ち味を生かし、立派な合唱を披露してくれました。コンクールの最後は中3生による閉会の辞です。朝のホームルーム前の時間や休み時間を削り練習をしたことで完成度を高めたこと、クラスの団結の高まりとともにクラスの雰囲気がよくなったこと、仲間と過ごした時間が貴重な思い出になったことなど、心温まる、堂々としたスピーチに会場から大きな拍手が送られ、合唱コンクールの幕が閉じました。 

各学年の優勝クラスおよび曲目は以下の通りです。  

中等部1年 A組 自由曲「一つの明かりで」

中等部2年 E組 課題曲「花束」 自由曲「夜汽車」

中等部3年 C組 課題曲「ほらね、」 自由曲「走る川」

Hp(写真はリハーサルの様子です。)

2019年1月 8日 (火)

第3学期始業式

1月8日(火)、第3学期始業式が行われました。ホールには高等部3年生が集いました。センター試験を目前に控えた生徒たちの表情は、緊張感と気概に満ち溢れていました。体育館には中等部1年生から高等部2年生までの5学年合同の始業式が行われました。体育館での式の中で髙橋校長は、高等部2年で発行した学年通信の記事を取り上げ、難関大学を受験した受験生の高校3年間(正しくは、高3は12月まで)の総学習時間(授業時間以外の学習時間)についてのデータを引用しながら次のように述べました。『現役で難関大学に合格した人の総学習時間の平均は4218時間。現役で難関大学に合格できなかった受験生の平均は3828時間。その差は390時間である。高校3年間の日数を約1000日とすると、1日あたり0.39時間(約23分)の差である。もし皆さんが、1日あたり今より30分多く学習時間に使うと、3年間で500時間になる。現役合格と不合格を分けた390時間という時間を創出することは、隙間時間を作る工夫をすれば無理なことではない。1日30分を10分×3回に分けてもよい。時間を有効活用して欲しい。今の積み重ねがあるから未来がある。3学期は、次の学年のスタートの学期でもある。今何をすべきかを考えて、自分の未来を創る学期にして欲しい。』 

校長の話の後は、新体操部、テニス部、空手道部の表彰、その後、防犯に関する講演会、中等部生徒総会と続きました。

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2018年12月26日 (水)

中等部3年 社会科校外学習

中等部3年生では、希望する生徒を募り、12月に2日にわけて、社会科の校外学習に出かけて参りました。

1日目、生徒20名が神奈川県弁護士会の主催する刑事裁判傍聴会に参加しました。まずは弁護士会館にて、弁護士の方から裁判に関する講義を受けてから、横浜地方裁判所に移動し、刑事裁判を傍聴しました。裁判傍聴後は、再び弁護士会館に戻り、傍聴した裁判に関する事後講義の時間を設けていただきました。担当の弁護士の方は丁寧にお話しくださり、生徒たちは熱心に質問をするなど、普段はなかなか接する機会のない司法の世界について理解を深めることができました。

2日目は、23名の生徒が午前中に国会議事堂を見学し、午後は東京地方裁判所にて刑事裁判の傍聴をしました。国会では議員の政策秘書の方に細かく案内して頂いたり、政治に関する解説を聞くことができ、知識を深めることができました。午後の東京地方裁判所では4つの法廷に分かれて、刑事裁判を傍聴しました。生徒たちは実際の裁判のようすに圧倒されながらも、様々なことを観察しながら多くの事を感じ、学びとることができたようです。

 ~参加生徒の感想より~

  • 私は、初めて裁判を傍聴して思った事の1つとして、思ったより傍聴席と被告人や弁護士の席が近いので表情などが細やかに分かるということです。実際に弁護士の方に質問してみて私はより一層検事になりたい思いが強くなりました。
  • 裁判では、途中、被告人が涙ながらに話していて思わず同情してしまいそうなこともあったけれど、裁判官は一切表情を変えず公平に裁判をしていてしっかりしていてすごいと思いました。また違う裁判も傍聴してみたいです。
  • 初めて裁判所に行ったので、最初はとても緊張しました。よくテレビで見るドラマの法廷シーンと似ていて、実際に裁判は行われているのだなと改めて思いました。ただ1つドラマと違うなと思ったのは、ドラマでは裁判官や検察官はじっとして表情を変えないイメージだけど、実際、裁判官は表情を変えてじっくり考えている様子だったり、検察官は弁護士と被告人がやりとりしている間もずっと資料を見たり何か書いたりしていた。また、話す言葉も私たちでも分かる言い方をしていた。裁判は堅苦しいものだと思っていたけど、被告人にとって罪を償い更生するという一面もあるものだと知りました。
  • 国会議事堂は小学生で訪れた時よりも深いところまで入って見学できました。登院表示盤や衆議院本会議場、委員会室、中央広間など、メディアを通して見たことがあるものを、生で近くで見ることができ、壁にあるポストや赤じゅうたんの話、石の彫刻の話など、今回知らなかったことをたくさん学ぶことができて嬉しかったです。本会議場では閉会中でも机の下のスペースに資料などを入れっぱなしの議員もいるなど、なかなか聞けないお話しを聞けて、もっときっと面白い話があるのだろうなと、より興味を持ちました。

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2018年12月22日 (土)

第2学期終業式

12月22日(土)、第2学期の終業式が行われました。式の中で、髙橋校長は次のように述べました。『マザー・テレサは、インドのスラム街で貧しい人々のために活動しました。世界にはたくさんの貧しい人がいるのでもっと大きな活動をして欲しいと人々から求められても、自分は大海の一滴にすぎないと、目の前で苦しんでいる人を精一杯救う姿勢を守りました。一人一人ができることは限られているが、大きな海を作る一滴でもある。森村の校歌にも「青海原のひとしずく」という歌詞がある。社会のために、世界のためにできることは誰にでもあると信じている。皆さんも大海の一滴を考えてほしい。』 

その後、新体操部、テニス部、バドミントン部、俳句大賞の表彰を行い、高等部生徒総会へと続きました。

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