最近の森村

2014年11月 4日 (火)

高等部1年 広島研修旅行

10月23日から25日まで、高等部1年生は広島研修旅行へ出かけました。1日目は平和学習です。原爆ドーム周辺の碑めぐり、原爆体験の講和、原爆資料館の見学をしました。碑めぐりで各クラスの代表がガイド役として解説を行い、それを熱心に聞く姿や、講話での悲惨な話に真剣に耳を傾ける姿には、知らない戦争や原爆について懸命に想像を巡らせ、考えている様子がうかがえました。2日目は山口県周防大島での民泊体験。5~6人のグループで島の家庭にお世話になり、漁や農業の体験をさせていただきながら1日を過ごしました。島の生活や人の温かさに存分に触れることが出来たようで、離村式では別れを惜しむ姿があちらこちらに見られました。その後宮島へ移動し、厳島神社の参拝と宮島散策を楽しみました。(写真 上段左:原爆ドーム前 上段中央:生徒による碑めぐりガイド 上段右:ちょうどTVの取材が来ていたお宅にお世話になった生徒もいました。その模様はテレビ朝日「人生の楽園」で放送予定です。下段左:離村式にて)

1

2

3

 

4

2014年10月16日 (木)

陸上競技部大越くん 関東大会出場へ

神奈川県高等学校新人陸上競技大会において高等部1年・大越崇浩くんが3位に入賞し、茨城県で開催される関東高等学校選抜新人陸上競技大会に出場が決まりました。男子110mハードルに出場した大越くんは、予選・準決勝とそれぞれ組のトップで通過し、決勝では自己記録を更新してゴールしました。決勝でマークした15秒00は今年度全国高校ランキングの84位となっています(10月5日現在)。関東大会でも出場者ランキングの上位に位置しており、活躍を期待したいと思います。

20142

 

2014年10月 2日 (木)

オーストラリアの高校生が来校しました

9月16日(火)から1週間、オーストラリアのメルボルン近郊にあるメルトンクリスティアンカレッジの生徒が本校を訪問しました。夏期語学研修や約10週間のターム留学では本校よりすでに多数の生徒がメルトンクリスティアンカレッジで学んでおり、今回の来日により双方向の交流が始まりました。今回来日した生徒は皆、高校で日本語の授業を選択している生徒たちです。ホームスティ先の本校生徒と共に朝のHRへ行き、さまざまな授業に参加しました。放課後は茶道や華道、書道といった日本伝統の文化を体験、オーストラリアの学校とのギャップに驚きながらも様々な体験が出来たのではないかと思います。この経験が日豪双方の生徒にとってよいきっかけとなることを願っています。

Photo_11

Photo_12

Photo_13

 

Photo_14

Photo_15

Photo_16

2014年9月15日 (月)

みずき祭

2014年度の「みずき祭」のテーマは、「蛍」。生徒たちがこのテーマに込めた思いは、主に三つありました。一つ目は、成虫期が短く、その期間に幻想的な光を精一杯発するその様子から、生徒たちが文化祭という短い期間に精一杯輝き、お客様がその「光」を見て楽しんでいただきたいという思い。二つ目は、集団発光する蛍の性質から、一人一人が輝けば周りのみんなも輝きだす、つまり、自分自身が輝き、周りの人がhappyになってほしいという思い。三つ目は、蛍が光る理由の一つに「愛を”伝える”」ということがあることから、いつもは言えないこと、言いそびれてしまっていることなど、この期間に"伝えて"ほしいという思いです。「みずき祭」は森村学園最大のイベントで、生徒が自分たちで作り上げる行事です。これまでに様々な失敗やドラマがありました。9月13日(土)・14日(日)の本番当日、生徒たちは一人一人精一杯「発光」していました。ご来校いただいた一人でも多くの方が、生徒たちの放った「光」をご覧になり、happyなお気持ちになってくださったのでしたら幸いです。今年も大勢のお客様にご来校いただきました。心から御礼申し上げます。

Photo

Photo_2

Photo_3

 

Photo_4

Photo_7

Photo_8

2014年9月11日 (木)

新体操部の活躍

7月および8月の新体操部の活躍をまとめてご報告いたします。 

≪高等部新体操部≫ 

神奈川県選手権大会

 団体競技 

  Aチーム優勝(平田・田中・矢島・塩田・黒田・青木・加藤)

  Bチーム4位入賞(西本・茂木・吉成・嶋井・高畠・清水・宮木)

 個人競技 

  平田(リボン優勝) 矢島(ボール2位入賞) 青木(クラブ4位入賞)

  門倉(フープ6位入賞)

全国総合体育大会(インターハイ)

 団体競技 

  13位(平田・田中・矢島・塩田・黒田・嶋井)

森村の試技は43番16時とかなり遅い時間でしたが、朝から良い緊張感のある中で、練習会場・サブ会場と自分たちの演技にしっかりと集中していくことができました。とても良い準備ができ大会に臨めたと思っています。精神面の弱さから県内の大会・関東大会と納得のいく内容ができず、悔しい思いをしてかなり時間をかけ乗り越え精神的に強くなった結果だと思います。代々木第一体育館の本番では森村らしい躍動感のある演技をすることができました。手具が場外に出るミスがありましたが、ミス後は落ち着いていて最後までしっかりと躍りきることができました。 

国民体育大会関東ブロック大会

 個人競技・団体競技総合 4位 (平田・矢島・塩田・黒田)

この結果、本国体への出場権利を獲得しました。本大会は、10月19日・20日、長崎県西海市で開催されます。応援よろしくお願いします。  

≪中等部新体操部≫

神奈川県ジュニア女子新体操選手権

 団体競技

  3位(服部・増田・吉川・國又・黒田・磯村・大熊)

この結果、関東ジュニア女子新体操選手権への出場権利を獲得しました。 

神奈川県中学校新体操大会

 団体競技

  2位(服部・増田・吉川・國又・黒田・磯村・大熊・森嶋)

  この結果、関東大会への出場権利を獲得しました。

 個人競技

  大河原(総合8位)

関東中学校新体操大会

 団体競技

  9位(服部・増田・吉川・國又・黒田・磯村・大熊・森嶋) 

関東ジュニア女子新体操選手権

 団体競技

  12位(服部・増田・吉川・國又・磯村・黒田・大熊・森嶋)

得点、順位ともに上位に入ることは叶いませんでしたが、公式戦では初めてのミスのない演技をすることができました。関東大会と日程が近い中、このような結果が出せたこと、選手はもちろん部全体の大きな喜びでした。3年生はこの大会をもって一区切りということになりますが、今後はこれらの経験を糧に、一人一人の部員あるいは部全体のさらなる向上を目指して活動に励みます。

 *下の写真は、8月7日から9日まで、国立競技場代々木第一体育館で行われました「全国総合体育大会(インターハイ)」の様子です。

Photo

Photo_3

Photo_4

 

2014年9月 2日 (火)

2学期始業式

9月1日(月)、中高6学年の生徒全員が会し、2学期の始業式が行われました。式の中で髙橋校長は、次のような言葉を述べました。『生徒会執行部による「執行部通信13号」が職員室前の廊下に掲示されています。そこには、みずき祭の意義が書かれていました。それは、「意志をもって自分から行動し、生徒の力で行事を作り上げることで、普段の学校生活では得られない経験をする。自分たちで作り上げる行事が外に向けて発信されていることを認識し、自己満足で終わらず、他者(お客様)を楽しませる意識をもつ。」というものです。素晴らしい意気込みに感心しています。』校長は続けて夏休み中に日本各地で発生した自然災害や事件などに触れ、犠牲者への哀悼の意を表すとともに、『今、自分にできること、やるべきことに全力で取り組んでほしい。命の大切さを今一度考えてほしい。』と中高生に語りかけました。その後、夏休み中に活躍した生徒の表彰式が行われました。今回はテニス部・新体操部・ゴルフ部・陸上競技部・バレーボール部、また漢字検定最優秀賞受賞者の功績を、中高生全員で称えました。

5m9a3379

5m9a3420

5m9a3440

 

5m9a3395

5m9a3408

5m9a3417

2014年8月31日 (日)

オープンスクールが終了しました

8月30日(土)、今年度もたくさんの小学生および保護者の方をお迎えし、無事にオープンスクールを終えることができました。小学生対象の各種アクティビティーに加え、今年も保護者対象の「言語技術体験講座」を開催しました。アクティビティー終了後は、大勢の方がカフェテリアで食事をされる中、学校紹介ビデオチーム(有志生徒)による今年度版の学校紹介ビデオのお披露目会や管弦楽部によるミニライブも行われました。

5m9a3368

5m9a3354

5m9a3323

 

5m9a3302

5m9a3306

5m9a3331

ターム留学中の生徒たち

2012年度より『ターム留学制度』を開始しました。これは、7月の1学期の期末試験が終わってから9月の第3週までのおよそ10週間、オーストラリアのメルボルン近郊メルトンにありますメルトンクリスティアンカレッジにホームスティをしながら通学するというプログラムです。試験休みと夏休み、そして2学期の初めを利用して現地の第2タームすべてに通学することで、本校の学習に与える影響を最低限にとどめつつも10週間に渡る継続的な留学体験が出来るプログラムとなっています。今年も公益財団法人森村豊明会より留学奨励金を受けた高等部2年生2名と1年生2名の4名がこのプログラムに参加しています。現地校では該当学年に一人ずつ割り振られ、他の生徒と同じようにメルトンクリスティアンカレッジの制服をまといます。基本的にすべての授業に参加し、現地の生徒と同じように成績表を受け取ることになるので、言葉の壁に苦しみながらも膨大な量のレポートをこなすために図書館に通ったり、クラスメートと共に理科の実験で頭を悩ませたり…なれない土地で言葉や文化の違いに戸惑いながらもそのすべてを成長の糧として彼らは日々大きくなっています。そして早くも9月になり帰国の日も近づいてきました。残り3週間、今までの経験を生かして充実した時間を過ごして欲しいと思います。

1_3

2

3_2

4_2

5_2

6_2

オーストラリア語学研修④

長いと思っていた3週間の語学研修も終わりが近づき、幼稚園の訪問などが終わればいよいよホームスティ最後であり最大のイベント、さよならパーティーです。この3週間の感謝の気持ちを込めて、学校ごとにお世話になったホストファミリーを招いてパーティーを実施しました。ソーランや空手道など日本の文化を取り入れた本校生徒の発表にホストファミリーは興味津々、最後は拍手に包まれました。そして日曜日の夜には3週間お世話になったオーストラリアの「家族」と別れ、深夜定刻通りに飛行機はメルボルンを出発、シンガポールを経由して8月11日の16時過ぎに無事に羽田空港に到着しました。24時間オールイングリッシュの環境で英語を勉強するプログラムなら国内にもたくさんありますが、日常の生活を共にし、すれ違いや和解を通してお互いに理解が深まり、最終日には別れを惜しみ本校生徒を離さないホストファミリー達の優しさや、空港へ向かうバスに並走して手を振る彼らの温かさこそ学習の効率を格段にあげるものであり、私たちのこの語学研修プログラムをよりいっそう充実したものに変える源でもあり、わざわざ現地でホームスティをしなければ得られない宝物であると思います。今回参加した生徒皆の今後に期待するとともに、彼らの「家族関係」がこれからも続くことを願っています。

1

1_2

3

4

5

6

2014年8月11日 (月)

オーストラリア語学研修③

オーストラリアに到着してから早くも2週間が経ちました。今回は現地での生活について簡単にご案内いたします。平日は学校で授業です。午前中はコーディネーターによる森村生だけの特別授業を実施、自己紹介の方法からショッピングやホームスティで使用する便利な表現、現地の紙幣やコイン、固有の動物や伝統文化までもが記されている専用のテキストを使って、コーディネーターが一人一人に問いかけながら指導をします。そして午後は2~3人の少人数に分かれて実際の授業に参加、時には日本語の授業に参加して臨時の「先生」になることもあります。また、老人ホームや幼稚園に行き、折り紙や茶道など日本の文化を披露することも。さらに今年は日本の某ファミリーレストランのホワイトソースなどを作っている工場を見学したり、移民が多いオーストラリアならではの様々な文化を体験できる「カルチュアルディ」に参加したりもしました。そして週に一度は遠足です。メルボルン市内の大聖堂やビクトリアマーケットの見学やワイルドライフパークに行ってコアラなどの見学、アボリジニーの文化体験館へ行きブーメラン作成や伝統芸能の鑑賞などを行います。実際に目で見て体験することでオーストラリアや異文化をより理解できることでしょう。こうしてあっという間に週末です。観光に行ったりショッピングに行ったり、家の掃除をしたり家事の手伝いをしたり・・・ホストファミリーとの大切な時間を通して様々な体験が可能になっています。こちらでの短期語学研修も残すところあと1週間となりました。この2週間、日に日に上達してゆく英語力を存分に発揮し一生の思い出を残してほしいと思います。こちらに到着したときには真っ暗だった月も徐々に明るくなり、8月4日(月)は上弦の月となっています。そして帰国する8月11日(月)はなんと満月です。残りの時間を大切にし、能動的に生活することで参加生徒の英語力や可能性も同様に輝くことを願っています。

Photo

Photo_4

Photo_3

2014年8月 3日 (日)

中等部1年 白樺湖林間学校

2014年7月26日(土)~29日(月)の3泊4日の日程で、中等部1年生は長野県白樺湖周辺で林間学校を行いました。1日目は車山を下り八島ヶ原湿原を歩くハイキングに臨みました。青空の下、生徒たちは風のわたる草原や湿原の中を草花を見つけ、会話を楽しみながら歩きました。夜はネイチャーガイドの方の講話を通じた自然学習を行いました。翌日の登山で目にする縞枯れ現象や、増えているシカの害などについて、画像を見たりシカの骨格標本を触ったりしながら聴講しました。2日目は縞枯山と茶臼山の登山に挑戦しました。昨年、一昨年と天候の悪化により登頂を断念していましたが、今年は風と小雨に見舞われながらも登頂を果たすことができました。雲に覆われ眼下の雄大な景色を拝むことはできませんでしたが、山頂では縞枯れ現象を作り出す強風を体感し、生徒は自然の強大な力を肌で感じていました。3日目の午前中はスコア・オリエンテーリングを実施しました。グループに分かれての本格的な競技に生徒たちは夢中になり、地図を片手に真剣に作戦を吟味しながらポイントを回っていました。午後は野外炊飯を行い、きのこのホイル焼きとリンゴのホイル焼き、豚汁を作りました。ホイルの包み方や、リンゴの焼き加減に四苦八苦しながらも楽しみながら調理し、最高の景色を眺めながら自分たちの料理に舌鼓を打っていました。夜は林間学校のハイライトとなるキャンプファイヤーです。有志のスタッフが1学期から昼休みなどを使って企画を練り、当日の進行を担当しました。生徒たちはクラスごとのスタンツに全力投球し、ダンスやゲームに興じました。そしてすっかり日が暮れると、生徒たちの頑張りを祝福するように空には満天の星空が広がり、急遽天体に詳しい生徒による星の解説が繰り広げられる中、きらめく星座と鎮まりゆく炎に生徒たちは林間学校をふりかえりました。4日目は高山ファミリー牧場でレタスの苗植えの農業体験を行いました。生徒は各担当に分かれてスタッフの方から説明を聞き、それを班員に説明し、みんなで声をかけながら作業を行います。一人ひとりが責任と自覚を持ち、班で団結しないと時間内に完了できません。また、「命」を扱う作業なので一切の妥協はなく、スタッフさんからも厳しい指摘がはいります。生徒たちは、土にまみれながら命を扱う仕事の厳しさと、食物の尊さを身をもって知ることができました。生徒たちは、この4日間で、机上では学べないことを学び、自ら主体的に考えて行動することで大きく成長したように思います。これからの学校生活に活かしてくれることを期待します。

Photo_2

Photo_3

Photo_4

2014年7月29日 (火)

オーストラリア語学研修②

7月25日(金)、オーストラリアに到着して初めての遠足です。各学校から車でおよそ一時間、バララットという場所にある野生動物園に行きました。ここは、カンガルーやエミューが敷地内に放し飼いにされており自由に触れ合うことができます。また、ウォンバットやタスマニアデビルといったオーストラリア固有の動物も担当係員の説明を聞きながら見学することができます。最高気温8度という悪条件ではありましたが、各自が事前に調べた動物について係員に質問したり、自分たちのもとへやってくるカンガルーの子供を前に、みな寒さを忘れて記念写真をとったり餌をあげたりしていました。その後はショッピングセンターへ移動し昼食をとり、自由見学の時間の後に、メルトングループとジーロンググループはそれぞれ帰路につきました。ホームスティが始まってまだ数日ではありますが、すでに各生徒のコミュニケーション力には明らかな変化が見られます。この一週間の学習の成果を出して、それぞれがホストファミリーとの生活を楽しんでもらえればと願っています。

7

4

2

1

3

2014年7月22日 (火)

オーストラリア語学研修①

いよいよ7月20日(日)から3週間の短期オーストラリア語学研修が始まりました。今年は羽田空港からの出発です。17:35に定刻よりやや遅れて出発、シンガポールを経由してオーストラリアのメルボルンには翌21日(月)の朝9:00過ぎに到着しました。空港ではこれから3週間お世話になるコーディネーターの歓迎を受け、そのままバスに乗り早速メルボルン市内へ向かいます。あいにくの曇り空の中フリンダ駅近辺でフェデレーションスクエアなどを見学し、お昼はヤラ川沿いのフードコートで各自が好きな食べ物を注文しました。その後は2つのグループに分かれ、メルトンとジーロングそれぞれの学校へバスで向かいました。夕方には少し緊張しながらも各学校でホストファミリーと会い、それぞれの「マイホーム」へと向かいました。夜には空も澄み渡り、南の空には有名な南十字座が輝いています。日本からは見ることのできない星座が広がっています。翌日からはいよいよ学校での学習が始まります。それぞれが様々な異文化体験を通じて、今までの自分に隠されていた新たな可能性を輝かせてくれることを願っています。

Photo

Photo_3

Photo_4

1学期終業式

7月19日(土)、1学期終業式を迎えました。

髙橋校長の終業式の言葉は、次の言葉から始まりました。「これから本格的な夏がやってきますが、この夏休み中の活動の際には自分の体調をきちんと把握して一人一人が十分に気を付けてください。」続けて校長は、何事にも素直な心で接することの大切さに触れました。「中学高校時代は、誰しも自分のことで精いっぱいになりがちで、周りのことが見えないことがありますが、そういう時だからこそ、素直な心と感謝の気持ちを持って接すると、見える世界もまた違ってくるのです。高校3年生の皆さん、素直な心は学ぶ心を育て、学力も自ずから向上するものです。夢に向かって頑張ってください。応援しています。それでは有意義な夏休みを送ってください。」

1

2

3

2014年7月10日 (木)

1学期期末試験が終わりました

4日間におよぶ期末試験が、7月10日(木)終了しました。1学期中に蓄えた力をすべて出し切った生徒たちからは、最終教科の試験終了後教員が答案を回収し、号令がかかると、思わず「終わった!」の声が…。終礼後、中等部1年生は林間学校直前の、そして中等部3年生は、7月14日(月)の芸術鑑賞会の最終確認ための学年合同ホームルームを行いました。

Img_9267

Img_9261

Img_9268

2014年7月 4日 (金)

中等部2年 ブタの眼球の解剖実験

7月4日(金)、中等部2年生の理科の実験でブタの眼球の解剖を行いました。教員が解剖の手順をスクリーンに映し出しながらデモンストレーションを行うと、生徒たちは「うわぁー」という感嘆の声を漏らしていました。時折生徒たちが興奮する場面もありましたが、教員が「生命を扱っていること」の意味を再確認すると、落ち着きを取り戻して再び解剖の様子に見入っているのが印象的でした。

その後実際に生徒たちは解剖と記録を分担して実験に取り組みました。真剣な目つきで眼球の手触りを確かめながら、意外なほど慣れた手つきで解体していきました。眼球を輪切りにして透明なガラス体が流れ出ると、「きれい」という声があちこちで聞こえました。最後に眼球から水晶体をはがして新聞紙の上のスライドガラスに載せると、文字が大きくなったことに生徒たちは感動していました。まさに自分の目が今「見ている」ということを生物学的に体感した瞬間かもしれません。知る楽しさ、学ぶ面白さをこれからもたくさん経験して欲しいと思います。

Img_0138

Img_0151

Img_0156

2014年6月 5日 (木)

体育祭

5月30日(金)、初夏のような日差しの中、中等部高等部の体育祭が行われました。中高生はそれぞれ赤・黄・白・青・緑の5色に縦割りでチームを編成。応援団員は各競技の応援合戦だけでなく、後輩たちの競技や応援マナーに至るまでをも指導をする光景が見られました。どの種目においても、生徒一人一人が全力を出し切って戦い抜いたその顔は、とてもさわやかでした。

5m9a0394

5m9a0823

5m9a1601

5m9a2430

5m9a3195

5m9a2017

続きを読む »

2014年5月13日 (火)

管弦楽部 第9回定期演奏会

部員数が創部以来最多の100名となった管弦楽部は4月6日(日)、みなとみらいホールにて「第9回定期演奏会」を開催しました。当日は悪天候にもかかわらず、1300名を超えるお客様のご来場を賜りました。第1部クラシックのメイン曲であるチャイコフスキーの交響曲は大変な難曲であったこともあり、部員たちは演奏自体を楽しむというレベルに至らず苦労を重ねてきました。しかし本番では、一人ひとりの部員が楽しみながら演奏することができ、大きな達成感を得ることができました。聴衆の皆さまにも部員たちの生き生きした様子をお感じいただけたようです。第2部のポップスでは、中等部生と高等部生のそれぞれがオーケストラを組織して演奏するプログラムを初めて設けました。事前の練習では、高等部生が後輩たちを熱心に指導した甲斐もあり、本番では中等部生たちも堂々した演奏を繰り広げました。最後のアンコールでは、演奏する部員たちと会場が一体となり盛大に幕を閉じました。

Dsc_6120

Dsc_1254

Dsc_1645

Dsc_1828

Dsc_6060

Dsc_6075

続きを読む »

2014年5月 1日 (木)

中等部2年 校外行事

4月24日(木)、中等部2年生は校外行事として芸術鑑賞(狂言)と横浜散策を行いました。生徒たちは神奈川県立青少年センターに集合した生徒たちは、ベルが鳴るとおしゃべりひとつすることなく開演を待ちました。大人顔負けの鑑賞マナーに、引率教員も感心しました。しばらくすると大蔵基誠さんが現れ、生徒たちにも親しみやすい語り口で、簡単な狂言のいろはを解説して下さいました。演目が始まると客席の空気が変わりました。体が前のめりになって、舞台に引き込まれていき、自然に笑いも起こります。30分ほどの演目はあっという間に終わってしまいました。その後は狂言体験の時間となり、希望者は舞台袖で足袋に履き替えました。基本の構え(立ち姿)・運び(すり足)・狂言特有の言い回し(笑い・犬の声・泣き)と教えて頂きました。質疑応答で「狂言をやっていて良かったと思うことは何ですか?」という質問が出ると、「人を楽しませることができること」、「たくさんの人と出会えること」というお答えが返ってきました。生徒たちは満足そうな表情で会場をあとにしました。その後、生徒たちは桜木町駅へ向かい、班ごとに解散して横浜散策を実施しました。開港地である横浜は、その歴史的痕跡を色濃く残しています。最初の波止場である「象の鼻」、転車台の遺跡、「横浜」の名の由来、中華街で迷いやすい理由、そして赤レンガ倉庫地区に残る謎のレール(実は八王子から生糸を輸送していたかつての横浜線の名残です)など、いずれも横浜の地理・歴史と深く関連しています。また、日米貿易による「独立」を志した学園の創立者、森村市左衛門とも縁の深い土地でもあります。その他、昨年の日本地理の授業で学んだ「産業構造の高度化」を実感できる場所でもあります。そうした事前学習を含む様々な学びを教室の外で「使う」ことを目的とした行事です。当日はまさに散策日和と言うべき突き抜けるような快晴でした。昨年、雨天により校外行事が体育館実施となった101期生には嬉しいプレゼントでした。これも生徒たちの日頃の行いが良かったおかげでしょうか?今回の散策では撮影チェックポイントを設け、そこで班ごとに教員が記念撮影を行いましたが、どの生徒もまぶしい笑顔でした。中には撮影チェックポイントである中華街関帝廟で記念撮影を終えると、廟の中に入って祈りを捧げる生徒もおり、いちはやく異文化を体験してくれたようで嬉しい限りです。ぜひ今後も、教室の学びを教室の中で完結させず、教室の外へと「学び広げて」ほしいと思います。

Img_0172

Img_0094

Img_0202

Img_1096

続きを読む »

2014年4月30日 (水)

中等部3年 校外行事

4月24日(木)に中等部3年生は校外学習で両国へ行きました。午前中は江戸東京博物館をクラスごとに見学します。見事に復元された江戸から昭和に至る街並みを見学しながら、ちょうど授業で扱っている当時の人々の生活について学ぶことができました。そしてお昼はやはり両国名物のちゃんこ鍋。駅前に移動し、老舗のお店でボリューム満点のちゃんこ鍋を新しいクラスの仲間と美味しく頂きました。午後は班ごとに分かれて自由散策です。様々な史跡を巡る班もあれば、相撲部屋めぐりをする班、さらには隅田川沿いの散策をする班など、それぞれが両国の街を堪能しました。ニュージーランドへの修学旅行を秋に控え、ファームスティ先の家族へ素敵なお土産を探すことや、現地で話題になるかもしれない昔の日本人の生活についてよく知ることもでき、今後につながる有意義な校外学習でした。

Photo_3

2

Photo_4

4

5

6

続きを読む »

中等部1年 校外行事

4月24日(木)中等部1年生は、足柄にある神奈川県立21世紀の森に校外学習に行きました。快晴の空の下、芝生の広場や森の中で、生徒たちはファシリテイターの方から提示された様々な野外アクティビティーに取り組みました。20人のグループで挑戦する課題は、長い丸太のベンチに一列に乗ったまま位置を入れ替えたり、一人ひとりが持った短い筒をみんなでつなげてビー玉をゴールに運んだりと難題ばかり。みんなで意見を出し合って試行錯誤する中で、生徒たちは、入学からまだあまり話したことのなかったクラスメイトともすっかり打ち解けた様子で、広場には笑顔と歓声が溢れました。

Photo

続きを読む »

2014年4月28日 (月)

高等部 球技会

4月24日(木)春らしいさわやかな快晴の中、高等部では球技会が行われました。森村学園の球技会は生徒会執行部らスタッフを中心に競技の選定からルールづくり、会場のセッティング、審判も含めた当日の運営まで全てを生徒自身で行う高等部生による高等部生のための行事です。今年度のテーマ「本気になったっていいじゃないか!」を合言葉にバスケやバレー、サッカーなどさまざまな競技を学年対抗で行います。先輩に挑む後輩も、後輩に負けられない先輩も、双方の意地がぶつかり合います。球技会の最後を飾る「選抜男子サッカー」の決勝は高3対高2の激しい戦いとなり、延長PKの末、辛くも高3が勝利。最高学年のプライドを守りました!今年度は応援サポーターの募集や実況中継の導入など全生徒が楽しめるような工夫も考えられ、思い切り「本気」になった生徒たちの姿が球技会を大いに盛り上げました。

T42418371

T42418201_3

続きを読む »

2014年4月22日 (火)

ESS部 新入生歓迎公演

4月18日(金)、21日(月)の2日間にわたり、ESS部では新入生歓迎公演を行いました。 部全員でのパフォーマンスの他にも各学年別で曲を選びダンスの構成を行うため、今年初めから時間をかけて練習してきました。特に中等部2年生にとっては初めて迎える後輩に見せるダンスなので一生懸命です。また高等部3年生はこの公演を最後に現役引退となるので、集大成として伸び伸びとしたパフォーマンスが出来るように、勉強の合間に一生懸命練習してきました。 当日はたくさんの新入生や各学年の生徒が見に来ただけではなく、校長先生を始め多くの先生達も応援に駆け付け、部員の成長ぶりを見届けてくれました。この公演が終わると、新入部員と一緒に今年のミュージカル作品「ライオンキング」に取り組み始めます。今後のESS部の活動にもご注目ください。

Ess_1

Ess_2

Ess_4

続きを読む »

2014年4月20日 (日)

新入生歓迎会

4月19日(土)に中等部の新入生歓迎会が行われました。本校の新入生歓迎会は毎年生徒会の執行部員を中心として、生徒が自分たちでアイディアを出し作り上げてゆきます。今年のテーマを「黎明」と定め、この歓迎会が新しい学園生活が始まるきっかけとなるよう準備に取り組んできました。当日は1時間目に新入生との教室レクリエーション、2時間目からは体育館に移動し部活動紹介や有志による発表を行いました。機材のトラブルこそあれ臨機応変な対応でプログラムを変更し、新入生と在校生が一緒になって楽しむことができました。新入生は先輩達との関係を築くきっかけとなる一日であり、学年が上がった在校生も先輩としての自覚を意識できた一日でした。

Photo_5

Photo_6

Photo_7

Photo_8

Photo_9

Photo_10

続きを読む »

2014年4月 8日 (火)

1学期始業式

4月8日(火)、中高6学年が一堂に集まり、1学期始業式が行われました。担任に導かれて新入生たちが体育館に入場すると、在校生全員が大きな拍手で歓迎しました。年度初めの始業式に、高橋校長は次のような言葉を述べました。『23年前に青森県を襲った「リンゴ台風」。収穫間近のリンゴの9割が落ちてしまい、傷ついたリンゴの市場価値は下がってしまいました。多くのリンゴ農家が苦しむ中、そんな状況の中にも希望を見出した人がいました。木に残ったリンゴを「落ちないリンゴ」として売り出したところ、縁起がいいということで大変売れました。マイナスに見える部分にも必ずプラスの部分があります。東日本大震災では、今なお26万人の人々が避難生活を余儀なくされています。家や家族、大切な仲間を失うといった悲惨な状況が続いています。どんな悲惨な状況でも、そこに希望を見失わずに闘っている人がいることを忘れてはいけません。何不自由なくこの環境で暮らしていること、勉強できるという環境を幸せに思って欲しい。だからこそ真剣に学んで欲しい。いつでも感謝の気持ちを忘れてはいけません。仲間とともにこの1年間、目標に向かって頑張って欲しい。』その後は、新入生代表の挨拶、上級生からの歓迎の言葉、新任職員紹介、テニス部および新体操部の表彰と続き、始業式が終了しました。

Photo_2

Photo_3

Photo_4

Photo_5

Photo_6

Photo_7

平成26年度中等部入学式

学内の桜も満開を迎えた4月7日(月)、中等部1年生203名を迎えて入学式が挙行されました。真新しい制服に身を包み、少し緊張した面持ちで体育館に入場する新入生たちを、管弦楽部員の生演奏と会場からの温かな拍手で歓迎いたしました。最初に全員で校歌斉唱。入学ガイダンスでの練習およびガイダンス当日に配布された自宅練習用校歌CDの成果もあり、新入生の皆さんは大きな声で上手に歌うことができました。続いて、担任が新入生の名前を読み上げると、元気に返事をして起立する新入生一人ひとりの顔はとてもりりしく、頼もしく感じました。高橋校長は式辞の中で、次のような言葉を述べました。『中高時代に身につけて欲しい習慣は、挨拶する習慣、毎日勉強する習慣、読書をする習慣の3つです。何事に対しても「自分から」という姿勢で取り組めば、今まで気づかなかった能力や個性、特性を見つけることができます。初めが肝心です。新しい挑戦をする皆さんを全力で応援します。』その後、松本理事長からの祝辞、校長による職員の紹介と続き、新入生は教室へと向かいました。教室では、担任から様々な連絡事項の伝達や提出物の回収などがありました。

Photo

4

5

6

11

J1ehr

2014年4月 7日 (月)

新体操部 全国大会4位入賞

3月21日(金)~23日(日)、岐阜メモリアルセンターで行われた「第29回全国高等学校新体操選抜大会」において、新体操部が見事、団体競技第4位に入賞しました。全国から選ばれた強豪校が多い中、落下ミスがなく演技を終えることができました。全国大会での入賞は初めてのことです。どのチームも能力が高く夏のインターハイに向け力をつけてくるので、この結果に満足せず、次の目標に向けがんばりたいと思います。

<選手名>

平田鈴奈 田中千波 矢島未和 塩田夏菜 黒田華子  嶋井綾菜 

吉成美樹 茂木友紀子

Img_0902

Img_0906

Img_0913

Img_0909

Img_0926

P3230364

2014年3月27日 (木)

中等部3年証書授与式および3学期終業式

3月22日(土)、中等部3年生の証書授与式および、3学期終業式が行われました。全員で校歌斉唱の後、中等部3年生の名前が担任から呼ばれ証書が授与されました。校長は義務教育を修了する200名に対し、次のような言葉を述べました。「4月からは自らが望んで自らの意志で進む高等学校です。自分の進路を決定する大事な3年間という自覚を持って臨んで欲しい。人は階段を上るように一段一段成長します。各段階には新たな課題もあるでしょう。それらの課題に前向きに真剣に取り組み、乗り越えて欲しいと思います。」この後、中等部3年間の皆勤賞表彰、退職者の挨拶、新体操部への表彰と続きました。

_m9a5127

_m9a5136

_m9a5153

_m9a5167

_m9a5180

_m9a5241

2014年3月25日 (火)

第96期 高等部卒業式

3月20日(金)、第96期高等部卒業式が挙行されました。卒業生184名は、管弦楽部によるエルガー「威風堂々」の演奏とともに、堂々と入場しました。高橋校長は式辞の中で、卒業生に次のような言葉を贈りました。「高等部1年次に皆さんは、静岡県掛川市における2泊3日の研修旅行で、写本、暗唱、マラソンなどを実践しました。古今東西の名文を丁寧に書き写し、夜遅くまで全文を暗唱しました。またマラソンではたくさん走らせられることに最初は戸惑いを感じていたことでしょう。しかし皆さんは仲間と声を掛け合い、時間を惜しむように走り続けました。何事にも集中して取り組む皆さんの姿は大変頼もしいものでした。皆さんなら人生の大きな課題をも乗り越えられるだろうと確信しました。」在校生代表の送辞、卒業生代表の答辞、卒業式の歌と続いた後、卒業生退場のタイミング直前に卒業生全員が立ち上がり、保護者と在校生の方を向き、ゆずの「栄光の架け橋」を合唱しながら、これまで過ごした6年間に感謝の気持ちを述べると、温かい空気が式場いっぱいに広がりました。今年も厳かな中にも心温まる卒業式でした。

2013_2

2013_86

2013_143

2013_171

2013_198

2013_282

2014年3月22日 (土)

大学受験を語る会

3月14日(金)、高等部1・2年生の希望者約130名がホールに集い、大学受験を終えたばかりの高等部3年生12名による受験体験談を聞きました。「慶應に通う先輩の学生証を見て自分の将来の姿と重ねたら、勉強へのやる気が高まった。」「彼を知り己を知れば百戦殆うからず。受験も戦略と戦術。」「世界史の丸暗記は禁物。時代の流れを意識しながら“学問”として勉強したので世界史が楽しくなった。」「英単語は接頭語や接尾語を知れば楽しくなる。」「毎週少人数で開講してくれた国語の補講のおかげで、古文・漢文の力がついた。」「部活動引退後も月に1回、部活動に参加していた。このことが受験勉強からくるストレスの解消に大いに役立った。」「模試の判定が振るわなくても気を落とすことなかった。そして目標大学に合格できた。明確な目標が自分を支えてくれた。」高3パネリスト一人一人の、大学受験という目標に対して自分と真剣に向き合った結果から生まれた説得力ある体験談に、参加した生徒たちは真剣に耳を傾けていました。先輩達からの「バトン」をしっかり引き継いで欲しいと思います。

Img_0208

Img_0206

Img_0205

2014年3月14日 (金)

ESS部ボランティア公演

3月12日(水)、 昨年に引き続き、まちだ正吉苑にてミュージカル The Little Mermaid を発表しました。大勢の通所者、入所者、職員の皆さんが見に来て下さいました。英語のミュージカルですが、幕間に日本語で簡単な解説をしました。ホームの皆さんは、始めの挨拶に「楽しみに待ってたよ!」と声をかけて下さったり、曲に合わせて手拍子を打って下さったり、ニコニコと優しい笑顔で見て下さったり、と演じる側も嬉しくなりました。公演が終わると涙を流して下さっている方もいて、部員にとっても自分たちの活動でこれほどまでに喜んで頂けることに感動しました。春の訪れを感じる日に心まで温かくなりました。

20140312essimg_0282

20140312essimg_0259

20140312essimg_0271

20140312essimg_0274

20140312essimg_0286

20140312essimg_0291

創立者への感謝と進路のご報告

3月10日(月)、高等部3年生代表7名および担任、学年保護者幹事は、青山墓地にて森村家のお墓にお線香をお供えしました。創立者森村市左衛門先生にそれぞれに6年間在籍した感謝の意とこれからの進路のご報告を申し上げました。また、墓地ではお隣におやすみでいらっしゃる元学園長先生でいらした松本重一郎先生にもお参りし、謝意を表しました。

20140310_

2014年2月27日 (木)

高等部2年 薬品毒性学講演会

2月24日(月)、高等部2年の合同ホームルームにおいて、「脱法ドラッグと医療用モルヒネ」に関する講演を星薬科大学の薬品毒性学の先生を招いて行いました。終了後、先生を囲んで座談会を行い、2時間以上にわたって熱心に討論を行いました。

Cimg1954

Cimg1959

Cimg1962

     

モンゴルから高校の先生ご来校

2月22日(土)、モンゴルから日本に国費留学中の高校の先生が、森村学園の理科教育の見学研修のために来校しました。高校生の実験や授業を見学し、午後には科学部の英語による研究発表のプレゼンテーションに参加しました。

Img_6184

Img_6188

Img_6190

     

Img_6194

Img_6195

Img_6189

高等部2年 芸術鑑賞会

2月19日(水)、高等部2年生は芸術鑑賞会で劇団四季によるミュージカル「Wicked」を観にいってきました。ひとときの夢のような舞台の世界を堪能しました。昨年も劇団四季の芸術鑑賞会を行いましたが、その時の事前学習で来校したタップダンスを披露してくださった役者さんがキーパーソンとして出演していることに生徒たちが気づき、より印象深い舞台となりました。

Img_6178

Img_6179

2014年2月26日 (水)

第36回合唱コンクール

2月20日(木)横浜みなとみらいホールにて、「第36回合唱コンクール」が行われました。大雪で臨時休校を余儀なくされ、音楽の授業が十分に行えなかったクラスもあり、集中して合唱を仕上げるのが例年以上に難しい状況でしたが、中等部各クラスの合唱はどの曲も素晴らしく歌い上げることができました。各学年の優勝クラスおよび曲目は以下の通りです。 

中等部1年  A組 自由曲「道」 (三浦真理作詞・作曲)

中等部2年  A組 課題曲「心の瞳」 (荒木とよひさ作詞 三木たかし作曲)

             自由曲「虹を渡って」 (山崎朋子作詞・作曲)

中等部3年  D組 課題曲「YELL」 (水野良樹作詞・作曲)

             自由曲「ヒカリ」 (瀬戸沙織作詞 松下耕作曲) 

中等部3年の川内美月さんは、以下のような閉会の辞を述べました。『中1のみなさん、初めての合唱コンクールはいかがでしたか。今日のために約2ヶ月間、1年生は1曲、2年生・3年生は2曲を一生懸命に練習してきました。そして先ほど、全員の輝いたステージが終わりました。皆さん、今までを思い返してみてください。どのクラスにも色々なドラマがあったのではないでしょうか。「男子と女子の壁」、「歌い手と指揮、伴奏者の壁」、「どのように合唱コンクールに向き合うかの考えの違いによる壁」。3回の合唱コンクールを経験した私たちは、この「3つの壁」に悩まされていました。しかし、「ハモリがきれいになって自信を持った強さ」、「クラスにまとまりが見えてきて曲を楽しもうとする強さ」、「何が何でも最後は勝ちたいとクラス全員が同じ思いを持つ強さ」。この「3つの強さ」で成長もすることができました。そもそも合唱コンクールはなぜ学年の最後の行事として行われるのでしょうか。理由は必ずあるはずです。皆さんはどう考えますか。私は、合唱の練習中にふとある考えが思い浮かびました。それは、「1年間共に教室で過ごしてきた仲間とどれだけ深く理解し合えたかを確認するためだ。」ということです。つまり、理解し合えてなかったら「壁」ができ、理解し合えたら「強さ」に変わる、これを乗り越えられたら次のステップへ上がってよいという「GOサイン」を私たち自身が出す課題が合唱コンクールなのではないかということです。2ヶ月間という期間、私たちは歌の練習だけをしていたのではなく、クラスの仲間との心のつながりをも鍛えていたのではないでしょうか。そして合唱コンクールという課題をクリアし、次のステップへ上がってよいという「GOサイン」が、今皆さんの心にあるキラキラした達成感です。どうか自信を持って次のステップに進んでください。そしてこれからも仲間を大切にしてください。(以下省略)』 

合唱のレベルもさることながら、生徒たちの鑑賞態度も高いご評価をいただくことができました。今年もまたひとつ、森村のよき伝統が引き継がれました。

4_4

1_2

11

13

14

16

2014年2月25日 (火)

中等部3年 自由課題研究 学年プレゼンテーション大会

「進路指導」の一環として、中等部3年生は「自由課題研究」を行っています。この活動は中等部教育の集大成として各生徒が興味のある分野を追及し、「未知の世界」を切り拓くことを目的としています。各クラスでの研究成果発表を経て代表に選ばれた生徒たちは、2月12日(水)の合同ホームルームにおける「学年プレゼンテーション大会」に参加しました。「日本の原子力発電」、「おいしい牛乳」、「プログラミング」、「睡眠と暗記力の関係」、「野菜の効能」、「空を飛ぶこと」…、などの幅広いテーマにおける研究発表に対して、生徒も教員たちも真剣に耳を傾けていました。また、ユーモアあふれるプレゼンテーションには大きな笑い声と拍手が沸き起こりました。

Img_0460

Img_0461

Img_0468

Img_0469

Img_0470_2

Img_0477_2

中等部2年 職業調べ講演会 パイロット・弁護士

1月29日(水)の中等部2年生職業調べ講演会では、事前のアンケートで希望の多かった2職種、「パイロット」と「弁護士」の先輩、田中大雅さん(ANAパイロット)と藤江勇佑さん(弁護士)をお招きしました。2職種の方を一度にお呼びした理由は、その個々の仕事についてだけでなく、そこに共通する大切なことに目を向けて欲しいからでした。ウォーミングアップ代わりに、人気テレビドラマの1シーンを流し、それぞれの職業の世間のイメージと実際のギャップについてお話しいただきました。「実際にその通り」というものもあれば、「それはフィクション」というものもありで、生徒たちの興味をかきたてました。パイロットの田中さんは、「一つのフライトが終わったらまた急いで別のフライトに向かうというハードな毎日。しかも汗で手袋がびっしょりになるほどの緊張の連続…。」、弁護士の藤江さんは、「仕事の8~9割はデスクワーク。毎日遅くまで文章を作っていくのは学校の宿題の比ではない。それでいて裁判中に傍聴席からヤジが飛び傷つくこともしばしば。この仕事が自分に本当に向いているのか思う毎日です。」とそれぞれお話ししてくださいました。田中さんは、パイロットの操縦技術も大切ですが、コミュニケーション力も同様に大切という話題をされ、実際に会社の研修で行われている内容を紹介してくださいました。二人の生徒を登壇させ、一人はホワイトボードの片面に予め描かれた絵を見、その絵を見ていないもう一人にその絵の内容を口頭で伝え、絵を再現させるものです。森村学園の新カリキュラム「言語技術」で扱う「空間配列」と同じ内容であるために、再現された絵は予め描かれた絵にそっくりでした。講演会の後半は、それぞれの仕事のやりがいを語ってくださいました。お二人に共通したこと、それは仕事とは誰かの役に立つこと、自分の力で社会に貢献することでした。憧れの職業に携わる先輩から、働くとはどういうことなのか、夢実現のためにどのような経験をされたのかを聞くことができました。

Img_0437

Img_0438

Img_0442

人気TVドラマの1シーン パイロットの田中さん 弁護士の藤江さん(右)

Img_0446

Img_0451

Img_0456

担任の司会で講演会は進行 パイロット研修体験「絵の描写」 弁護士体験も・・・

2014年2月17日 (月)

中等部3年陸上競技部 大越くん快挙

中等部3年の大越崇浩くんは、2月8日(土)大阪城ホールで開催された「日本ジュニア室内陸上競技大会」の「中学60mハードル」に出場し、見事第5位(タイム8秒21)に入賞しました。全国大会優勝者とも互角に戦えたことに大きな自信をもって帰ってきました。

Photo

Photo_2

2014年2月 7日 (金)

中等部2年 職業調べ講演会 歌手 一青窈さん

1月15日(水)、中等部2年生の「合同HR」は、来る2月20日(木)に予定されている「合唱コンクールの学年練習」という様相で始まりました。学年代表の指揮者と伴奏者が舞台に上がり、共通の課題曲「心の瞳」を5クラス全員で練習をし始めました。一回通しで歌い終えた後、司会の学年主任が「では本日はここで講評を専門家にお願いしてあります。」という前フリの後、突然、「ハナミズキ」がBGMで流れ始めました。最初、生徒たちはきょとんとしていましたが、ほどなくして何人かが騒ぎ始めました。そこに登場したのは歌手で第77期卒業生の一青窈さん。一青さんは、笑顔で手を振りながらステージへと向かいました。「先輩」一青さんの第一声、「みんな、覇気がなかったぞ。歌は楽しみながら歌うといいよ。」はとても印象的でした。一青さんの森村生時代の合唱コンクールの思い出や、課題曲の作者坂本九さんのエピソードも交えて、実際に「心の瞳」をご自身で歌いながら、上手に歌うコツを数々披露してくださいました。さて、歌の練習はここまで。ここからは本来の目的である「職業調べ講演会」に入りました。 

~作詞を始めたきっかけは小学生の時。詞を書いたら教室のボックスに入れるということがありました。『自信をください』という詞を投稿しました。クラスの仲間が騒ぐ中、先生が言った一言、「よい詞でしたね。」この一言が自信となりました。中高時代は、趣味の作詞を続けながら、バスケットボールと美術部、行事等で楽しい日々を送っていました。しかし、クラスの友人が事故で下半身不随となってしまいました。いつも仲間を励まし、盛り上げていたその友人の境遇は他人事とは誰も思えなかったのです。みんなで代わりにノートをとったり、どうずれば車椅子でも学校生活が送れるか必死で考えたり…、一青さんの心の中に「人を助ける」という意識が芽生えました。更に転機が訪れました。既に小学校2年生でお父様がお亡くなりになっていました。寂しい思いの一青さんの心の穴を懸命に埋めてきてくれた最愛の母が末期のガンに襲われました。日に日に衰えて行く体、失われていく体力。そんな中、一青さんはお母様の大好きな森公美子さんのコンサートにお母様を招待しました。するとお母様にみるみる力が蘇ってきました。「音楽ってこんな力があるんだ。ならば自分は音楽で人を助けたい、役に立ちたい、人々を元気づけたい。」一青さんの夢の方向性は決まりました。後は、それを進路につなげることでした。音楽療法のある病院を建築しようと建築学科を考えたり、音楽で人を元気にする仕事が学べる学科を探したり…。入学した慶應義塾大学では、アカペラサークルで歌を歌い始めました。高等部時代に見定めた生き方の方向性がいつも指針になってくれました。車椅子の人もおしゃれになれるようなファッション雑誌を作るボランティアをしたり、車椅子の人の介助者として社会を見たり、聾唖者の方々の前で歌ったり…。人を元気づけたい、助けたい。これが原点でした。そんな活動が、芸能事務所の社長の目に留まり、今につながっています。~ 

あっという間の50分間でした。一青さんの言葉の中に繰り返し強調されていることがありました。それは、「喜んでくれるひとのために頑張る」「誰かを助けたい」「人の役に立ちたい」。憧れの「大先輩」が語る一言一言に、中等部2年生たちは真剣に耳を傾けていました。

Photo

Photo_2

Photo_4

一青さん、ご入場(生徒はびっくり) 合唱コンクールの練習①(男子の指揮者とともに) 合唱コンクールの練習②(一青「先輩」のご指導に応える生徒たち)

Photo_5

一青「先輩」のお言葉を真剣に聞き入る生徒たち

2014年1月20日 (月)

スキースクール(中等部生希望者)

1月4日から7日までの4日間、中等部希望者63名で新潟県上越市のキューピットバレイに行って参りました。けがや体調を崩すものがほとんどない、スキースクールになりました。4日間のスキースクールではコーチの熱心な指導のもと、初日の午後と2日目・3日目の午前・午後、4日目の午前と計6回のスキー実技を行いました。4日目は晴天にも恵まれ、充実したスキー実技を行うことができ、最終日の各スキー班によるフォーメーションもそれぞれのレベルに応じた、一糸乱れぬ演技を見せてくれました。宿は例年通りの「温泉の宿くびき野」に宿泊し、美味しい食事に暖かい部屋、1日の疲れを取ってくれる温泉にと、生徒達は大満足の様子でした。スキー実技だけでなく、雪の中での宝探しやお楽しみ会などの企画、学年混合の部屋での生活を通して、先輩後輩の枠を超えて仲を深めることが出来たようです。最後の夜には室内でゲーム大会やスイカ割り、腕相撲、なぞかけなどたくさんの楽しいイベントで楽しみました。最終日の閉校式では新潟県のゆるキャラ「レルヒさん」が森村生のためだけに姿を見せてくれ、生徒たちを喜ばせてくれました。寒い新潟で、コーチや宿の方々をはじめ、多くの方の暖かさを感じたスキースクールとなりました。

20140105_162124

Img_0838

Img_2643_3

Img_2652

Mg_2649

Img_0762

2014年1月 8日 (水)

3学期始業式

1月8日(水)、中等部高等部では3学期がスタートしました。今学期の始業式は、高等部3年、高等部1・2年、中等部生の3部形式で行いました。高等部1・2年生の始業式で髙橋校長は、次のような挨拶をしました。『新しい年を迎えました。新たな決意と希望を大事にして、良い年にして欲しいと思います。元巨人軍の桑田真澄氏が東大野球部の特別コーチに就任し、弱小チームが変われるか、という内容を、昨年6月の「NHKクローズアップ現代」が特集していました。東大野球部は連敗続き、一方のライバルは、甲子園で活躍した選手が大勢おり、ライバルとの差は歴然としていました。日本を代表するピッチャーがどのように練習を組み立てるか、私は興味をもって見ていました。そこで桑田氏は「短時間集中、効率的な練習」を提唱しました。野球選手としては小柄な桑田氏は、高校時代からそのハンデを克服するためにどうしたらよいのか考えてきました。東大が勝てないのは練習時間が足りないから、なのではなく、ハンデを克服するためにはどうしたらよいか、「考える野球」の実践を提唱したわけです。例えばピッチャーは、外角低めのストレートが自分の武器になるように、一点に集中して練習させています。桑田氏は、自信をもてる武器を持つことの重要性を教えてくれています。翻って、皆さんは部活動や勉強の取り組みはどうでしょうか。新年の決意を叶えるためにも、時間を効率的に使い、集中して意識的に自分を変えてください。これからの一年に期待しています。』

143_1

143_2

143_3_3

2013年12月21日 (土)

2学期終業式と生徒会執行部演説

12月21日(土)、2学期の終業式が中等部、高等部それぞれで行われました。中等部終業式の中で、髙橋校長は次のような言葉を述べました。『今年の世相を表す漢字に「輪」が選ばれました。「輪」には様々な思いが込められていると思いますが、その中には2020年の東京オリンピックがあるようです。皆さんは7年後どのように成長しているのでしょうか。物事は目標が決まると自然と動き出すものです。大事なことは「決める」ということです。自分の目標を決めることで成長を助けることになります。イソップ物語に「ウサギとカメ」があります。ウサギは足の遅いカメに対して油断をして負けました。しかし見方を変えれば、ウサギはカメを見て走ったこと、カメはゴールだけを見て歩いたこと、つまり、「目標設定」という点で両者は決定的に違っていました。自分は目標をしっかり持っているか、そのための努力をしているか、一日一日の時間の使い方はどうか。この機会にこの一年を振り返って欲しい。そしてたとえ足は遅くても、目標に向かって、自分のペースで歩いて行ける森村生になって欲しいと思います。』

この後、今学期に活躍した生徒への表彰式と続きました。(鎌倉俳句大会:入賞・秀逸・大賞、管弦楽部:横浜アンサンブルコンテスト銀賞・金賞、バレーボール部:緑区大会第3位、陸上競技部:県総体走り高跳び第7位、県総体110Mハードル第1位、テニス部:横浜市女子新人戦団体戦準優勝、個人戦ダブルス第5位、新体操部:横浜市秋季大会、団体戦Aチーム優勝、Bチーム準優勝、神奈川県体操協会会長賞(今夏関東大会準優勝・全国大会出場)、全国書写書道総合大会受賞者)

最後に、生徒会執行部立候補者10名による演説会、および投票も行われました。

132_2

132_15

132_12

中等部生に語りかける校長 表彰式① 表彰式②

132_21

132_21_3

13_11_2

表彰式③ 表彰式④ 生徒会執行部立候補者の演説

2013年12月 2日 (月)

高等部2年 京都・奈良修学旅行

11月19日より3泊4日で、高等部2年生は京都・奈良の修学旅行へ参りました。天候にも全日程恵まれ、ちょうど見ごろとなった紅葉の中、古都の旅を満喫しました。初日は京都でコース別研修、二条城・金閣寺・仁和寺・三十三間堂・天竜寺といった王道を巡り、醍醐寺へ入りました。恒例の醍醐寺研修では、今年は「決断」をテーマにグループに分かれて僧侶の方々とディスカッションを行いました。2日目は終日、タクシー研修を実施しました。予め調査して組んだ行程表に従って、少人数で京都を巡ります。運転手の方とも一期一会、古都をご案内いただきながら、礼儀作法など様々な人生勉強も教えて頂いたようです。三日目は京都で和菓子作り・水族館・太秦映画村を体験した後、各自で交通手段を調べ、自分の足で奈良へ向かい、奈良公園内の遺産を見学しました。そして最終日、薬師寺で法話を伺い、法隆寺を訪ねて授業で学んだ内容を実地見聞し、帰路につきました。修学旅行委員を中心に、自分たちの手で、コースを設定し、十分に事前学習を重ね、自分の足を使って巡った修学旅行、様々な担当を中心に協力し合い、学年の団結力も深めた旅でした。

_0398

Img_0391

Img_0346

Img_0312

Img_0308

鎌倉全国俳句大賞

第12回鎌倉全国俳句大賞(主催:鎌倉虚子立子記念館)青少年の部で、本校の中等部1年生、高橋海くんが、大賞を受賞しました。

『夏休み 消しゴムの減り 遅くなる』

11月24日(日)、鶴が岡八幡宮の直会殿にて、表彰式が行われました。鎌倉虚子立子記念館館長、星野高士氏のご講評は以下の通りです。「中学生の素直な感性で詠まれた句。誰も体験した思いが込められています。春休みでも冬休みでもいけません。夏休みという時間の長さが必要です。その長さの中で「遅くなる」という速度の言葉が生きています。勉強に倦んで消しゴムが使われなくなった、という解釈も出来るし、さっさと仕上げてもう使わなくても大丈夫という解釈もできるし、どちらの解釈でも面白いですね。

Img_3895

Img_3897

中等部2年 English Camp

11月20日(水)から22日(金)まで、中等部2年生は「イングリッシュ・キャンプ」に行ってまいりました。行きのバスの中からすでに英語によるゲーム(指定されたカテゴリーの英単語を順番に言ったり、伝言ゲームのようなものなど)が始まり、気分が盛り上がったところで「ラディソンホテル成田」に到着。早速10人程度のグループに分かれてネイティブスピーカーの先生による英語のレッスン。ショウ&テルや様々な会話表現、ニュージーランドの文化などを学びました。夜は4グループずつ広い部屋に集まり、フルーツバスケットや短文づくりの速さを競うなどのゲーム。ここでも大いに盛り上がると同時に、懸命に英語で話そうとする姿が見られました。食事(おいしいと評判でした)のときもレッスンの先生と一緒で、英語が飛び交っていました。特に2日目の夕食には、ラディソンホテルを常宿とするデルタ航空のクルーの有志も来て一緒に食事をとってくださいました。思いのほか多数の方に参加していただき、貴重な体験の機会が持てたと思います。さて、クライマックスは、主に後半の1日をかけて各グループで仕上げてきた英語劇の発表です。短期間に台詞を覚え、小道具を作り、演技を練習し、どのグループも予想以上の仕上がりで、見ている方も楽しむことができました。行きの道中、予想外の渋滞に巻き込まれて時間がかかったものの、他は滞りなく進行し、短い期間の中にプログラムが盛りだくさんで、非常に充実した2泊3日だったと思います。「イングリッシュ・キャンプ」の後、英語の学習の意欲が高まった生徒もいるようです。この体験を、来年のニュージーランド修学旅行に活かしてもらいたいと思います。

23

145

34_4

Photo


181

338

2013年11月13日 (水)

中等部2年生 芸術鑑賞

11月8日(金)に神奈川県立青少年センターにて中等部2年芸術鑑賞会が行われました。中等部2年生が観賞するのは数百年以上前の形を全く変えずに現代に伝える伝統芸能、「狂言」です。演目は大蔵流狂言方の大蔵基誠氏による「棒縛」でした。初めて狂言に触れる生徒がほとんどの中、狂言師の演技の巧みさや筋書きの面白さなどもあり、自然と生徒たちは狂言の世界へと入り込んでいきました。さらに鑑賞の後、あらかじめ志願していた生徒が舞台に上がり、狂言特有の構えやすり足、擬声・擬態、所作などを体験しました。舞台に上がった生徒の積極的な態度もさることながら、それを会場で観ている生徒も一緒になって盛り上げていて、大変楽しい時間となりました。その後は班別行動での横浜散策。桜木町の鉄道発祥の碑をスタートに約一時間半、思い思いのコースで横浜を満喫しようという企画です。中には、数組の外国人と話をして狂言とは何かを説明していた班もあるなど、ぽかぽかの小春日和の下、気持ちの良い散策ができました。

Photo

Photo_2

Photo_3

自然に見入る生徒たち 狂言体験の様子 大蔵基誠氏と記念撮影

Photo_4

1

Photo_5

夕日の中での横浜散策 赤レンガ倉庫前① 赤レンガ倉庫前②

幼稚園訪問

高等部2年生の「家庭特講」では、高1までの取り組みをふまえ、実践的・体験的な学習を数多く取り入れ、自らの生活や家庭生活を送る上での考え方や技術を身につけられるよう授業を組み立てています。今回は「人生と家族・福祉」の中でも「子どもの発達と保育」の授業の一環として、森村学園幼稚園を訪問しました。年少・年中・年長クラスの3グループに分かれてそれぞれの発達段階に応じた遊びやカリキュラムを体験しました。最初は緊張していた生徒達も、幼稚園児の人なつこさと愛らしさに、知らず知らずのうちに溶け込み、森を一緒にかけまわる生徒、ままごとやブロック遊びの仲間に入る生徒、お弁当を幼児と共に楽しそうに食べる生徒など、誰もが笑顔で、優しく温かい「お兄さん・お姉さん」になっていました。終了後の生徒達からは「幼児はピュアでとてもかわいかった。」「すごく楽しかった。」「また行きたい。」との感想が聞かれ、大満足な様子でした。 今回の体験をふまえ、自分達もこのように大事に育てられたことを知ると共に、これから自分が大人として幼児に関わるときに大切にしなければならないことを理解し、実生活に役に立つ力を養って欲しいと願っています。

Img_0269_2

 

Img_0276

Img_0284

Img_0280

Img_0273

Img_0299

中等部2年 職業調べ講演会 南極観測隊

11月6日(水)、中等部2年生は、森村の卒業生で「第55次日本南極地域観測隊」隊員である濱田彬裕さんをお招きして、「職業調べ学習講演会」を開催しました。南極のブリザードの凄まじさ、隊員のユニフォームに隠された秘密、マイナス60度の世界での「娯楽」など、未知の世界の興味深い話が続き、生徒たちは食い入るように聞いていました。さらに講演は、濱田さんの中高時代の話に移りました。成績が「ふつう」だったという濱田さん。ある時、担任の一言がきっかけとなり自分から「やってやる」と思い、そのタイミングを逃さず、得意だった数学をとことん努力したことで道が拓けたということでした。「濱田先輩」の一言ひとことに、後輩生徒たち一人ひとりは夢と勇気をいただき、心を動かされたようでした。

_m9a4998

_m9a5002

_m9a4982_2

 

_m9a4978

_m9a4980

2013年11月11日 (月)

イギリスの中高生が来校

11月9日(土)、イギリスの「グリーンフォードハイスクール」の生徒、約20名が来校しました。来校した中高生は、茶道部、管弦楽部、ESS部、ソーラン(文化祭団体)の各ワークショップに分かれ、短時間ながら充実したひと時を共に過ごしました。各ワークショップの後、両校の生徒たちはホールに集まり、それぞれのワークショップの成果をビデオやパフォーマンスで披露し合いました。映像で見た「茶道」は緊迫した静けさの中で各自がお茶せんでお茶を実際にたてる体験をし、グリーンの細かい泡ができたお茶はとてもきれいでした。管弦楽部はいろいろな楽器をもって実際に音を出す体験をしました。手取り足とりで楽器の持ち方を教わる様子が微笑ましかったです。ESSの発表は、お揃いの部活Tシャツを着て、一生懸命覚えたUnder the Sea のダンスを部員と一緒にステージで踊り、拍手喝さいを浴びて大喜びでした。ソーランは黒いはっぴを着て、かっこよくヨサコイソーランを生徒と一緒に踊りました。会場からはみんなの掛け声がかかり、一体感で包まれました。たった数時間の交流なのに、旧知の友だちのように親しくなり、別れるときはあちこちでハグしながら別れを惜しんでいました。本当にどちらの学校の生徒も忘れられないひと時を過ごせたと思います。

Img_02541_9

Img_02981_2

Img_02991_3

Img_03061_2

Img_03131_2

Img_03201_2